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2012/4/5

国産木材活用の推進で、第15回木材活用コンクール・木育活動特別賞を受賞しました

2012年3月28日、内田洋行テクニカルデザインセンターは、「赤ちゃん木育ひろば」のデザイン・設計において、第15回木材活用コンクール(後援:林野庁)・木育活動特別賞を受賞いたしました。

「赤ちゃん木育ひろば」は、100年の歴史を持ちつつも廃校となった新宿区立四谷第四小学校を改装して開設された美術館の一室で、旧・理科室を子育てサロンへとリニューアルしたものです。親子が一緒に遊び、国産材に親しむことを目的とした木育推進型サロンです。

「いい学校づくり、いい教育づくり、いい授業づくり」を進めてまいりました内田洋行では、廃校の再生にも積極的に取り組んでいます。

室内には、子どもたちの豊かな想像力が膨らむよう抽象的な作品を数多く配置しています。天井に浮かぶ雲のかたちや、枯山水をテーマとした「木庭」など想像の世界が広がる空間です。機能的な部分には、乳児が木に親しめる最良の材として“杉”をふんだんに使用し、手足や目に触れることで木の持つあたたかみを実感できるようにしています。

空間のアイコンとして造形作家・有馬晋平氏が削りだし、磨き上げたオブジェ「スギコダマ」を置き、木のもつ有機的なおもしろさを強調しています。床の掘り込み部分“水辺”に置かれた小さなスギコダマはボランティアの方々が製作しました。美術館、社会人、学生計200名が集まり計300個を完成させました。

また、室内で案内役を務めるボランティアスタッフ「赤ちゃん木育サポーター」の方々に、多摩産材の伐採地を見学していただき、床や棚板に使用された材の伐採や製材の過程を知ることで、利用者に向けて、材が都心に届くまでのストーリーを語っていただいています。開館後、同室には毎日100組の親子が訪れ、木の心地良さに触れることで、木材活用の理解を深めていただいています。

「第15回木材活用コンクール」とは

主催
日本木材青壮年団体連合会
後援
林野庁、国土交通省、(財)日本住宅・木材技術センター、(社)全国木材組合連合会、(社)日本建家協会、(社)日本建築学会、(一般社)日本インテリアプランナー協会、(公財)日本デザイン振興会

「木の良さ」を活かした作品を広く募集し、木材の新しい用途の開発や需要拡大に貢献し、木材の利用を通じて豊かな暮らしや社会の実現を目指したものを表彰するものです。 (日本木材青壮年団体連合会ホームページより)

木材活用コンクールについて
http://www.mokusei.net/mkc/

「第15回木材活用コンクール」結果発表についてはこちら
http://www.mokusei.net/news_20120328.html


【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社内田洋行
経営企画部 広報課
山本登志子
TEL. 03(3555)4072