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ICT製品開発事例 > wivia(ワイビア)

wivia(ワイビア)

製品概要

弊社で販売している製品です。
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wivia は、プロジェクターなどの表示機器にワイヤレスでPC画面を投影することができるプレゼンテーション支援機器です。wivia本体を表示機器に接続することで、パソコンのデスクトップ画面や高精細な動画をネットワーク経由で投影することができます。“1クリック”で手元の画面を投影することができ、面倒な配線の手間がいりません。
「甲南CUBE西宮」の中に設置された「マネジメント創造学部」では、wiviaはCUBEの各教室をはじめとするフリースペースなどで利用され、学生と教員の間でインタラクションのある、活気に満ちた授業とキャンパスライフをサポートしています。

開発の背景と流れ

開発協力会社の製品を用いて、問題点やユーザー要求を分析しました。ユーザーの要求とシステムの要件を合わせてワイヤーフレームを作成しました。製品の試作版が出来上がった段階で、実際に使ってもらい改善していきました。

知る、つくる、評価する
  • 試作版の製品を用いて、問題点やユーザー要求を分析しました

  • ユーザーの要求とシステムの要件を合わせてワイヤーフレームを作成しました

  • 試作版が出来上がった段階で、実際に使ってもらい改善していきました

ユーザー中心設計を用いて実現した機能

投影する

wiviaでは、画面を投影する機器に映す際に、「投影ボタン」以外がほとんど目立ちません。はじめての操作でも必ず投影するまでの操作ができるようになっています。

  • ユーザーの要求
ユーザー中心設計の取り組み

ペルソナ(詳細に設定した顧客のプロフィール)を用いて具体的なユーザー像を描写し、開発メンバーやマーケティングメンバーなど、メンバー間で共有しました。

ユーザー中心設計活動写真

インタビュー調査やマーケティングチームからのフィードバックから得たデータを用いてペルソナの骨格を設定し、そこに肉付けをしながら人物像を具体化していきました。ITを活用した授業形態を積極的に取り入れる小学校教諭の松本先生と、業務の効率化のためにITを積極的に活用するベンチャー企業の木下さんは、各ターゲットセグメントの代表的なユーザーです。各ペルソナがどういった文脈で製品を使い、操作するのかをシナリオとして記述しています。

準備する

新しい機器を使い始めるには、色々と注意しなければならないことが多い場合があります。wiviaでは、最低限の準備をわかりやすく説明することで、使い出すまでのハードルを下げています。

  • ユーザーの要求
ユーザー中心設計の取り組み

wiviaの発売後、ユーザーを訪問しインタビュー調査を行いました。結果の各要素をカードに書き出して分析を行ないました。

ユーザー中心設計活動写真

wiviaの発売後、使用されている状況を知るために、ユーザーを訪問しました。ユーザーに普段使っているようにwiviaを使用してもらい、日常的なシーンなどについてインタビュー調査を行いました。調査結果の分析は、カードマッピングを用いて行いました。観察結果とインタビュー結果をそれぞれ細かい単位のデータに分け、わかりやすいタイトルやイラストをつけて付箋紙に書き出しました。それらを分類、マッピングし、wiviaのユーザーの行動の特徴、今後のwiviaのあり方を整理していきました。