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HOME > 情報システム分野 > ERP/基幹業務システム スーパーカクテル > 流通業(卸・小売)の導入事例 > 生鮮食材流通業:株式会社熱海総合食品市場

ERP/基幹業務システム スーパーカクテルシリーズ 全国400業種3,500社以上の導入実績。日本企業のベストプラクティスを集約。

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お客様導入事例生鮮食材流通業×基幹システム

●柔軟なカスタマイズ機能により細部までこだわった、業種特化システム構築が実現
ユーザー名 株式会社熱海総合食品市場
業種 食材総合卸
システム規模 LAN(サーバ×1、クライアント×19)
他システムとの連携ソリューション 専用伝票発行システム
ソリューションパートナー 株式会社ビック東海
http://www.victokai.co.jp /
会社概要
年商 :30億円(1999年度)
従業員数 :73名
営業拠点数 :1(関連会社含まず)

食を通じて健康と感動を届けるーー熱海を中心に首都圏・東海へと 生鮮食材を提供する熱海総合食品市場は1999年秋、従来のオフィ スコンピュータからスーパーカクテルを核としたオープンシステムに移行、情報力を武器とする新鮮企業への脱皮を実現しました。生産者とのダイレクトなネットワークをベースにした生産直売システムを特徴とする同社ですが、情報システムの充実による新鮮な情報活用が大きな戦力として役だっています。


副社長 
堀 雅博 氏

次長 
島田 健一 氏

 

食品流通7社から成る熱海総合食品市場がオフィスコンピュータによる基幹システムを導入したのは1992年のことですが、同社のオフィスコンピュータ運用にはさまざまな苦い思い出があります。頼みとするシステム開発会社の廃業や、ソフトメーカーの開発担当者の退職などが相次ぎ、これらさまざまなアクシデントが生じた際の引き継ぎがきちんと行われなかったことが同社にとって大きな不幸となりました。最終的には「操作中にエラーが生じても、どこへ電話すれば良いかすら分からない」(営業部納品事務担当・島田健一次長)状況で、日常業務にも支障が生じるようになっていました。

そして2000年を目前に控えた1999年春、「このままでは2000年対応すら危ない」との危機感から、オフィスコンピュータを廃止してPCサーバーによるオープン系業務システムの導入を決定しました。今までの経験と時代の流れから、一からの手組みではなくパッケージの採用が前提となり、その中でもソリューションパートナーである(株)ビック東海の提案内容に沿った形で、標準機能が充実している「スーパーカクテル」を採用することとなりました。

きちんとした要求定義の検収にまでは手が回らないのがユーザーの実態

さてスーパーカクテルによる新システム導入を決定したのが1999年3月、基本設計を5月に終了、8月にはシステムを完成、9月には仮稼働を開始しました。この間5ヶ月という短期間での立ち上げを実現したことになります。

旅館やホテルを主力顧客とする生鮮食材流通業は繁忙期と閑散期の落差が大きいことが特徴です。繁忙期は8月と12月に集中、この時期を如何に効率良く回転するかで業績は大きく左右されます。「新システムへの慣れを含めて、遅くとも9月には稼働を開始しないことには年末の繁忙期に間に合わない」との判断からリミットを9月に決定、これに向けた予定を立て、予定通り遂行しました。

計画を予定通り遂行するための最大のポイントは「オフィスコンピュータ時代に蓄積したデータを如何にスムースに新システムに移行できるか」にかかっていると判断、エクセルを利用して6月・7月の2ヶ月間でデータ移行を完了しました。このデータ移行が完了したことによって、新システム運用への手応えを感じることになります。

予定通りの本稼働についてはスーパーカクテル導入の一つのモデルケースともなる同社ですが、この経験を踏まえて「もう少し要求定義の検収をきちんとすべきだった」との反省を述べています。「並行ランの時は、旧システムと新システムの2倍の運用作業になるため、検収がおざなりになってしまいがちなのがユーザーの実態です。しかし、ユーザーとして要求定義の検収はできる限りきちんとしておく事が、結局はお互いのメリットにつながります」との意見は、今後のユーザーへのアドバイスともなっています。

営業員が自身で操作するのにさほど時間はかからなかった

 実際にシステムを稼働して、「以前にはじめてオフィスコンピュータを導入した時に比較して、社員のキーボードに対する感覚がまるで違う」ことがシステム担当者としての最大の驚きであったようです。ユーザーとしては数々の不満を抱えたオフィスコンピュ ータシステムではあっても、7年間使ってきた実績はやはり大きいとの感想です。パソコンの一般普及という環境変化がその背後にあるとは言え、誰もがキーボードに触れることを嫌がった8年前とは比較にならない社員の親近感に大きな時代の流れを感じたとの事です。
 そしてPCサーバによるC/Sシステムの構築は、手近のクライアントPCを利用した全員入力へとつながります。魚しか扱ったことのない人がキーボード操作に慣れるかどうかの心配はあったようですが、いざ運用を開始すると「最初はある程度PC知識のある人間から触り始めるのですが、これがたちまち全社員に広がりました。お互いに教え合ったりし て、営業員が自身で操作するのにさほど時間はかからなかった」様子です。
 同社での主力取り扱い商品は水産物で、全売上の70%以上を占めています。マグロはじめアジ、タイ、ヒラメ、カンパチその他数多くの魚種があることは周知の通りで、その数量単位も1尾2尾、重量、ケース、パックなどさまざまです。マグロひとつを例にとっ ても、1匹で仕入れたものが切り分けて重量商品となったりパック商品となったりとさまざまに変化します。つまり、正確な在庫状況を把握することが極めて困難な事がこの業界の特徴で同社においても在庫についてはまだシステム化できていない状況です。しかし仕入・ 販売・出荷を中心とした現在のシステムにおいても、一つの商品に対して3種類の単位を設定できることで、スーパーカクテルのメリットが生かされています。

昔のシステムを知るユーザーの目から見れば実に大切な機能

新システム運用の最大のメリットとしては、日次更新処理からの開放と日付処理の柔軟性をあげています。

オフィスコンピュータ時代は毎日入力作業を終了してから日次更新処理が必要で、この日次更新が終わるまでは1つの帳票すら出力することはできません。しかしスーパーカクテルではC/Sでのリアルタイム更新を前提とするので日次更新処理は不要です。「万一の場合のバックアップ処理を含めると毎日の日次処理による制約は大きく、これが月次処理と重なる場合など担当者にとっても大きな負担でした。これが解消された事が担当者にとっては大きなメリットです。新システムでも月次処理はあるのですが、休日を利用しての月1回 の作業ですので全く問題はありません」とその変化を述べています。

日次更新による時間的制約からの解放を含め、細部にまで配慮されたスーパーカクテルの機能はシステム運用における使い勝手をより高めていると言えます。例えば、ある売上データについてその売上が発生した翌月の請求データとして繰り越して欲しいなどの要求は現実のビジネスでは多々発生する事ですが、従来システムではこの日付変更処理が不可能でした。どうしても日付変更が不可欠なケースでは、手作業でこれを行う以外になく、システム運用の大きなネックとなっていました。

しかし新システムでは、伝票日付を変えるだけで簡単に売上月や請求月を変更できるようになりました。一見注目に値しない機能のようですが「手作業による日付変更処理を余儀なくされていた頃、12月など繁忙期に日付変更依頼が集中することが多く、忙しい中で大変な負担となりました。伝票通りの日付で処理できる事など、今から考えればごく当然のようにも思いますが、昔のシステムを知るユーザーの目から見れば実に大切な機能」だと述 べています。


システム構成

システム構成図


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熱海総合食品市場の最大の強みは、生鮮を中心にあらゆる食材の毎日2便のルート配送を実現していることで、午前中の受注を午後に配達できる物流網が特徴です。この強みをさらに活かすような情報システムの実現を目指して、今後は「グループ3社のシステム統一により熱海本社でのデータ一元管理を実現、またモバイル端末を利用した現場でのオーダーシステムによってイメージ含む商品情報を顧客にリアルタイムに提供します。さらにインターネット通販やCTIの実現も予定しています」(堀副社長)との事で、スーパーカクテル の導入を契機に「食を通じて健康と感動を届ける企業」としての歩みを速めています。


導入した製品・ソリューション
販売管理システム「スーパーカクテル販売」
販売・在庫管理を中心に基幹業務の標準化を実現。業務効率化や品質向上に加え、現場の判断力を高め「在庫の適性化」「売上機会の損失防止」を強力に支援します。
カスタマイズ機能と、フレキシブルなシステム連携に優れ、「低コスト」「短期間」「高機能」でご導入いただけます。

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