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1990年代の半ばにマイクロソフトから「Windows」が登場して以来、コンピュータ分野、特にOS(オペレーティングシステム)は、高性能な「UNIX」、オープンソース(公開型ソースプログラム)を活用した「LINUX」、そして「Windows」の3製品が主力のオープンシステムとして広く認知されてきました。 |
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こうしたなか、それまで主流であった汎用機やオフコン(オフィスコンピュータ)は、「レガシーシステム(以前から利用されている既存のシステム)」と揶揄されるがごとく、ひと世代前のシステムとして扱われるようになりました。しかし、近年ではオフコン製品の良さが改めて見直されていることをご存知でしょうか?
実は、オフコンは基幹業務システム専用機サーバ・システムとしてさまざまな機能を有しており、基幹業務用途では汎用機やオフコンが依然として高いシェアを維持し続けています。また、10年ほど前から「オフコン」という名称があまり使われなくなり、「ビジネス・サーバ」と言う呼称に自然と変わっていきました。それは、「ホストコンピュータ」と呼ばれる基幹システムでの位置づけが、接続形態の面でクライアントとして接続するパソコンの「サーバ」のような存在になってきたからだと言われています。 |
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メーカー独自OSのため、プログラム資産の継承が非常に容易 |
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10数年来、変わらぬ業務があり、それをオフコン上で稼動させていたとしたなら、そのプログラム資産は新しい機器に切り替えても変わらず使えます。
PCサーバ等で多く利用されているWindows/OSは、あらゆるニーズに応えるべくさまざまな機能を有しているため、新しいバージョンのWindows/OSが登場するたびに、常に「互換性」を配慮せねばならず、過去のプログラム資産が全く使えない状況になることも少なくありません。
一方、オフコンはお客様である企業や役所の社内業務システムが、大きな変化を伴わないことをよく知っていますので、常に過去のプログラム資産やシステムノウハウを意識して作られています。だから、専用機サーバ・システムとしてお客様の業務を守ることができるのです。 |
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PCサーバと比較して、セキュリティが抜群に優れている |
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Windows/OSのパソコンやPCサーバは、インターネット接続やUSBを介したデータ送受信により、悪意をもったウイルスに感染するリスクが非常に高いです。そのために、ウイルス駆除ソフトをインストールするなど外敵から身を守る必要があります。また、新しく発見されたウイルスに常に備えておくため、頻繁にUpdateしなくてはいけません。
オフコンは、メーカー独自OSにより作られているため、事実上はそのような煩わしさが半減します。なぜなら、オフコンは外敵を仕組みとして遮断できるため、勝手にウイルスがサーバ内に蔓延することが極めて少ないのです。つまり、メーカー独自OSであるが故に、セキュリティが強固なのです。 |
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ExcelやACCESSなどのソフトウエア上でもサーバデータを活用でき、業務の画期的な効率化を実現します。 |
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冗長電源・活性保守・縮退運転・ミラードディスク・無停電電源装置・システム監視機能・RAS/ロギング機能など、あらゆるトラブルを未然に防止する機能が充実しており、高い信頼性と保全性を確保しています。 |
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オフコンによってシステム構築された、電算室の無い企業や地方自治体などでは、コンピュータ担当者は少しの学習を行うだけで充分に担当者としての役割を担えます。つまり、コンピュータにあまり詳しくない担当者でも、業務の流れさえ理解していれば、ストレスなくシステムを操ることが可能なのです。
特に、社内に電算室をもたない、システムに詳しい担当者が不在の企業でも、オフコンなら安心してシステムを運用することができます。また、それだけの実績を有してきました。 |
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このように、「オフコン」は、「ビジネス・サーバ」という専用機として生まれ変わっても、今なお多くの企業や役所の基幹業務システムとして、しっかりと自分の居場所を確保しているのです。オープンシステムが主流の今だからこそ、改めてオフコン(ビジネス・サーバ)の良さを充分に発揮できる時代なのかもしれません。 |
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