特別支援教育教材カタログ

ウチダ 特別支援教育教材カタログ Vol.40


>> P.361

PICKUPITEMS一般的に使われる教室サイズ(8m×8m)をベースに、特別支援教室のレイアウト例と子供たちの活動を支える5つのスペースをご紹介します。今まで特別支援教育に触れたことの無かった先生も特別支援教室に関わることになり、最適な教室」がどんなものかわからないという人も多いのではないでしょうか?内田洋行では、子供たちの成長を支援する「やさしい教室」の作り方を学習機能別に、提案や特別支援教室事例を元にご紹介いたします。SPACENo.1個別学習スペース(個別課題)SPACENo.2小集団学習スペース児童生徒が指導者と1対1で学習課題に取り組むスペースです。小集団で学習課題に取り組むスペースです。普通教室を機能別に区分けするちょっとした工夫。普通教室のロッカー前の着替えコーナー。不必要な情報を遮断し、活動に集中できるように用意したパーティションは、ポールを伸縮させることで高さの調整も可能です。容易に移動させて仕切りとしても使用することができます。東京都立久我山青光学園ICTを活用した分かりやすい小集団学習。普通教室の前面には小集団学習用のスペースが設けられています。チョークを使用しないホワイトボードを中央に設け、中央を引き分けると中に大型テレビが格納されています。板書と併用してテレビを使ったICT学習は、児童にも分かりやすく好評です。東京都立久我山青光学園●ホワイトボードを開いた時●ホワイトボードを閉じた時SPACENo.3個別学習スペース(自立課題)SPACENo.4プレイスペース児童生徒が自分の力で学習課題に取り組むスペースです。個人・集団でゲームや遊びを行うスペースです。デスクを個別学習ブースとして転用活用。普通教室の壁面側では教材棚をデスクの仕切りに利用し、個人の学習の妨げにならない工夫をしています。各ブースの壁側には顔写真入りの各児童の座席プレートが設置されており、行動をスムーズに促す効果があります。椅子は、姿勢を正すために背もたれのないタイプや、障がいに応じて座りやすく落ち着いて学習できるものなどを選んでいます。くつろぎと読書を兼ね備えた図書空間。普通教室とは別の場所にある図書室。中央のソファーやマットは靴を脱いで座ったり、横になったりしながらリラックスして閲覧できるスペースで、絵本の読み聞かせにも有効です。大勢が集まれるように広く設置したマット部では、みんなで時間を共有する集団行動の学びにも役立ちます。東京都立久我山青光学園東京都立久我山青光学園製品はベルマークで購入できます。361


<< | < | > | >>