2015年度 産学協同セミナー

デジタル教材・学習記録の規格標準化の動向と今後
教育工学の立場から学習記録データの活用を考える

2016年3月26日(土) 東京 (株式会社内田洋行)


当セミナーは終了しました。
記載されている内容は発表時現在のものです。
内容に関してはその後予告なく変更されている場合もございますので、あらかじめご了承ください。

ごあいさつ

我が国としても教育改革が進み、2020年を目標に21世紀型の学びへと大きく変わろうとしています。
今後は学習者中心の主体的、協働的な学びと変化していく中でICTを活用した学習活動が増え、そこで蓄積された学習記録データを分析することで、学びの質や方法の改善、評価につながることが期待されています。
特に学習記録データを分析・解析・活用していくための「学習ビッグデータ分析(LA:Learning Analytics)」が注目され、デジタル教材や学習履歴に関する国際標準化は急速に進んでおり、標準化団体でのワーキング・グループや研究学会の新規設立などの動きが活発となっております。日本国内でも近年これらの標準化に向けて産・官・学での動きが盛んになり検討が進んでいます。

今回の産学協同セミナーでは、デジタル教材や学習記録データの国際標準化、学習記録データによる学習解析、研究学会の状況、学習理論からみた活用の意義について情報共有をするとともに、今後アクティブラーニングなどの「学習者が主体的に取り組む学習者中心の学び」の中での学習記録データの必要性について考えるとともに、現時点での課題を明確にし、デジタル教材や学習記録データの標準化の在り方や、集め方、解析の方法等、蓄積されたビッグデータの活用方法について、産・学それぞれの立場から幅広く議論を展開したいと考えます。
こうしたテーマに関心を抱く、多くの方のご参加をお待ちしています。


日時

2016年3月26日(土)
13:30〜17:30(受付開始13:00)

会場 株式会社内田洋行 新川本社(ユビキタス協創広場 CANVAS)
東京都中央区新川2-4-7
定員 100名 ※先着順で締め切らせていただきます。
費用 無料
主催 日本教育工学会 企画委員会

セミナープログラム(13:30〜17:30)

第一部

趣旨説明 企画委員会

講演I「デジタル教材等の規格標準化の意義と動向」

日本電子出版協会 副会長 (イースト株式会社 社長) 下川 和男 氏

講演II「学習ビックデータ分析の意義と最新動向」

上智大学 理工学部 情報理工学科 教授 田村 恭久 氏

講演III「学習記録データの活用が教育を変える」

東京学芸大学 情報処理センター 准教授 森本 康彦 氏

第二部

パネルディスカッション

第一部でのデジタル教材や学習記録データの国際標準化、学習記録データによる学習解析、研究学会の状況、学習理論からみた活用の意義の発表を受けて、今後の教育現場での学習記録データの必要性を共有するとともに現時点での課題を明らかにし、今後のデジタル教材や学習記録データの標準化の在り方や、集め方、解析の方法等、蓄積された学習記録データの活用方法について、産・学それぞれの立場から幅広く議論を展開する。

コーディネーター
富山大学教授 日本教育工学会 会長 山西 潤一 氏
パネリスト
日本電子出版協会 副会長 (イースト株式会社 社長) 下川 和男 氏
上智大学 理工学部 情報理工学科 教授 田村 恭久 氏
東京学芸大学 情報処理センター 准教授 森本 康彦 氏

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