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2011/6/2

楽天にて、内田洋行のTOEIC(R)テスト公式問題集を収録したe-Learning学習コースを全面採用
〜楽天「英語社内公用語化」の英語研修教材として活用〜

株式会社内田洋行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:柏原 孝、以下「内田洋行」)は、 楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷浩史、以下「楽天」)に英語社内公用語化における同社グループ社員向けの英語研修教材として、Educational Testing Service(本拠地:米国ニュージャージー州プリンストン、以下「ETS」)が制作するTOEIC®テスト公式問題集を収録したe-Learning学習コース『ATR CALL BRIX TOEIC®テスト学習コース〜ETS公式問題収録〜』の導入をいたしました。

日本企業の国際化が進む中、内田洋行では、本年より、大学など教育機関を中心に提供を開始した『ATR CALL BRIX TOEIC®テスト学習コース〜ETS公式問題収録〜』を、6月から、企業向けにも展開を進めて参ります。

楽天グループの社員向け研修教材として採用

内田洋行の提供するe-Learning学習コース『ATR CALL BRIX TOEIC®テスト学習コース〜ETS公式問題収録〜』は、楽天グループにて採用されています。

楽天グループでは、「世界一のインターネット・サービス企業」になるという目標を掲げて積極的な国際展開を推進しており、そのステップの一つとして、2010年8月には、2012年4月からグループの社内公用語を英語にすることを制定いたしました。それに伴い、すでに役員会議や社員全員が参加する毎週の全体朝会をすべて英語で実施しているほか、社内の各種資料や会議を段階的に英語化するなど、完全実施に向け様々な施策を実施しています。更には、昇格要件としてTOEIC®スコアを指標としていることから、楽天グループ社員のTOEIC®スコア向上を支援する施策として「TOEIC® 団体特別受験制度(IPテスト)」の会社負担による実施、スコアの部署別平均点や成功事例・学習方法の共有、セミナーの実施などを行っています。

こうしたことを背景に、楽天では、2011年4月より、内田洋行のe-Learning学習コース『ATR CALL BRIX TOEIC®テスト学習コース〜ETS公式問題収録〜』を公式学習教材として全グループ社員向けに提供を進め、2011年6月から、本格的に活用するものです。

e-Learning 『ATR CALL BRIX TOEIC®テスト学習コース〜ETS公式問題収録〜』の導入にあたり、楽天株式会社 常務執行役員 和田圭氏は、以下のように述べています。
「今回、米国ETSが提供するTOEIC®の公式問題集というコンテンツの品質の高さと、TOEIC®対策のみならず、ビジネスにおいて欠かせない実践的な語学力として、語彙、発音、リスニングなどの基礎スキルトレーニングも充実していることから採用を決めました。全グループ社員の英語力向上に役立つものと期待しています。」

内田洋行では、e-Learning 『ATR CALL BRIX TOEIC®テスト学習コース〜ETS公式問題収録〜』の提供のほか、楽天と協力の上、個人のレベル・進捗に応じて必要とされる学習時間、学習項目などのガイドを行う「学習ガイドブック」を共同で開発し、TOEIC®のスコアに応じた、より効果的な学習方法の構築にも取り組んでいます。

学校に加え、企業内での英語教育ニーズにも対応

これまで内田洋行では、TOEIC®の制作元であるEducational Testing Serviceおよび日本でTOEIC®を実施・運営する財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)と協力して、米国ETSの公式問題を収録した学習教材のe-Learning学習コース『ATR CALL BRIX TOEIC®テスト学習コース〜ETS公式問題収録〜』を開発し、2011年1月より、主に大学・高校・専門学校を中心に提供して参りました。

その一方で、楽天をはじめとする先進的なグローバル企業において、実際のビジネスシーンで英語を活用できる人材育成のニーズが高まっていること、また企業内教育では、社員個人が可能な時間に可能な範囲で学習を行うため、会社や自宅、公共の場所を問わず学習できる形態が必要とされたことから、これら企業での利用形態を考慮して、楽天への導入にあたっては、ネットワークを通じて個別に場所を選ばず学習コースを受講する形(アプリケーション・ホスティング)での提供を行っております。

今後、内田洋行では、サーバを学校や事業所に設置する従来型の導入形態に加え、場所と時間に制限されることなく学習できるASP型での提供など、学習スタイルの変化に応じた柔軟な提供形態の開発を行って参ります。

『ATR CALL BRIX TOEIC®テスト学習コース〜ETS公式問題収録〜』の概要

米国ETSによって開発された「TOEIC®プログラム」は、信頼性、妥当性、公平性が厳密に検証されていることから、英語の能力を測る試験としては高い評価を得ており、世界共通の英語能力試験として受験者数も全世界で年間約600万人、日本におけるTOEIC®テストの受験者数は約178万人(2010年度)と増加してきました。そういった背景のもと、内田洋行では、米国ETSの協力のもと、コンピュータ用デジタル教材としては、世界で初めて米国ETSが提供する公式問題を収録した学校・企業で活用できるe-Learningシステム用学習コース教材として『ATR CALL BRIX TOEIC®公式コース』を開発し、2011年1月より発売を開始しています。

<製品の主な特長>
 ・TOEIC®テストの開発元である米国ETSが制作した問題を収録
 ・自学自習に最適なWebベースのe-Learningシステム
 ・授業に取り入れやすいコース設計
 ・目標能力を設定し、達成度合いを確認できる
 ・多彩な進捗管理機能

■製品名
日本語名称:「TOEIC®テスト学習コース〜ETS公式問題収録〜」
英文名称:「TOEIC TEST learning course on CALL with official content from ETS」
■提供形態
Webベースe-Learningシステムとして提供
■対象市場
大学、短大、専門学校、高等学校、一般企業
■製品価格
オープンプライス
(*登録可能ID数など条件による、他にハードウェア費用、設置・設定費用、保守料などが別途必要)。
■発売時期
2011年1月(発売済)

ATR CALL BRIX画面

【ETS】
ETS(Educational Testing Service)は、米国ニュージャージー州プリンストンに拠点を置き、TOEIC®やTOEFL®、GRE ®(大学院入学共通試験)を含む約200のテストプログラムを開発する、世界最大の教育に関わるリサーチ、およびテスト開発機関。

【財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)】
「人と企業の国際化の推進」を基本理念として1986年に設立。以来、「グローバルビジネスにおける円滑なコミュニケーションの促進」をミッションとし、国内外の関係機関と連携しながらTOEIC®事業およびグローバル人材開発事業を展開している。

【ATR Learning Technology株式会社】
株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)は、関西学研都市(けいはんな)地区の中核研究機関として、電気通信、コミュニケーション分野における基礎技術、応用技術など幅広い研究を行う。ATR Learning Technologyは、ATRの成果展開子会社である株式会社ATR-Promotionsと株式会社内田洋行との共同出資によって2008年に設立。20年以上にわたる、ATRによる語学習得に関わる研究成果を活かしたe-Learningシステム、学習コンテンツの開発に取り組む。

【株式会社内田洋行】
1910年(明治43年)創業。2010年、創業100周年を迎えた。「教育」「情報」「オフィス」の特長ある3分野を事業の柱とする。教育分野では、戦後すぐに理化学機器を中心に学校教材販売を行い業界最大手に。1990年代には業界に先駆けて学校教育情報化を推進。2000年に入り、パソコン教室で行える語学演習装置「PC@LL(ピーシーアットエルエル)」や、ネットワークによるコンテンツ配信事業など新ビジネスを立ち上げる一方、教育総合研究所を設置して省庁から学校まで幅広い教育研究を協同で進める。また学校教員向けコミュニティサイト「学びの場.com」を運営する。近年では、ICT・デザイン・コンテンツを融合する「ユビキタス・プレイス®」で新しい学校・オフィスづくりに取り組む。

Copyright (c) 2011 by Educational Testing Service. All rights reserved. ETS, the ETS logos and TOEIC are registered trademarks of Educational Testing Service in the United States of America and other countries throughout the world.

【このリリースのお問い合わせ先】

株式会社内田洋行 管理本部広報室:佐藤将一郎
TEL.03(3555)4072 FAX.03(3555)4620