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2011/9/1

国産木材活用の推進として、
第14回木材活用コンクール・部門賞、木材利用推進中央協議会会長賞を受賞しました

2011年6月13日、内田洋行テニクカルデザインセンターは、「宮崎空港旅客ターミナルビル保安検査場」のデザイン・設計において、第14回木材活用コンクール(後援:林野庁)・第4部門 インテリア・家具(内装・リフォーム含む)賞を受賞するとともに、その「宮崎空港旅客ターミナルビル保安検査場」においては、2011年7月26日、平成23年度優良木材施設(後援:農林水産省)・木材利用推進中央協議会会長賞を受賞いたしました。

具体的には、「宮崎空港旅客ターミナル保安検査場」は、県産材利用を促進している宮崎県の宮崎空港20周年リニューアル事業の一環として、空港内施設としては全国で初めて、保安検査場に地元の飫肥杉を採用し、無機質な空間から柔らかな空間へと模様替えをしました。ステンドグラスやLEDの間接照明を採り入れたり、警備員の制服のリニューアル、BGMにもこだわり、今まで単なる通過点だった検査場をひとつの「もてなしの場」としてとらえて、利用者のストレスを緩和できる空間を演出しています。

尚、弊社では、林野庁が2005年度から、国民運動として推進している「木づかい運動」に賛同し、新川本社ビルをはじめとして、名古屋、大阪、九州支社にいたるまで、随所に国産木材を積極的に活用するだけでなく、国産木材を活用した製品づくりにも取り組んでいます。

今回の受賞にあったての審査コメントは以下の通りです。

木材利用推進中央協議会会長賞

空港内施設のうち、保安検査場に木質内装化が採用されました。木質化によって生まれた癒しの雰囲気に加え、効果音の「鳥のさえずり」や環境を整備した効果で、検査場での乗客接遇も柔らかい雰囲気に変化し、クレームがほとんど無くなりました。
航空関係では、初めての取り組みであり、注目されています。また、空港施設は、地域との結びつきが求められ、宮崎の観光地、地域紹介に、地元材が役立っています。地域における新たな木材の活用取り組みが評価されました。

「第14回木材活用コンクール」とは

主催は、日本木材青壮年団体連合会(後援:林野庁)。
「木の良さ」を活かしたもの、人や地球環境に優しい木材の新しい用途の開発や木材の需要拡大に貢献し、我々の掲げる環境憲章、低炭素社会(低二酸化炭素排出社会& 高炭素ストック社会)の実現に貢献したものを表彰するものです。
(日本木材青壮年団体連合会ホームページより)

「第14回木材活用コンクール」結果発表についてはこちら
http://www.mokusei.net/news_4220110613.html

「平成23年度優良木材施設」についてはこちら
http://www.jcatu.jp/kaigishidaiH23.html


【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社内田洋行
経営企画部 広報課
山本登志子
TEL. 03(3555)4072