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2011/5/27

内田洋行、情報エンジニアリング事業分野のグループ会社を再編・統合し、新会社を設立

株式会社内田洋行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:柏原孝)は、システムインテグレーション(Si)、業務系アプリケーション開発・販売、運用支援サービス等の事業を展開する情報エンジニアリング事業分野のグループ会社6社を東西2社に再編・統合し、2011年7月21日より、新会社「株式会社内田洋行ITソリューションズ」(東京都新宿区、代表取締役社長 新家俊英)、「株式会社内田洋行ITソリューションズ西日本」(京都府京都市、代表取締役社長 土屋正弘)の設立を決定いたしました。

再編による新会社設立の目的

内田洋行の情報エンジニアリング事業分野では、「スーパーカクテルシリーズ(基幹業務ソリューション)」や「絆シリーズ(福祉介護ソリューション)」に代表されるオリジナルの業務系アプリケーションの開発・販売を内田洋行およびグループ会社で取り組むとともに、グループ会社においては地域別・業種別に特化した固有のアプリケーションの開発・販売も行って参りました。しかしながら、クラウドコンピューティングサービスなどの技術革新や産業構造の変革による需要変化にともない、より付加価値の高い事業モデル・商品・サービスの開発へのシフトと、コスト競争力の強化を図るため、内田洋行の情報エンジニアリング事業分野での経営資源の選択と集中を検討して参りました。

そうした背景から、東西のグループ子会社6社を、東日本では「株式会社内田洋行ITソリューションズ」(社員数:381名)に、西日本では「株式会社内田洋行ITソリューションズ西日本」(社員数:189名)に再編・統合を行います。新会社では、主に業務系アプリケーションを地域別・業種別に展開していた人員・ノウハウを集約する体制をとり、また、内田洋行との連携を強化することで、大規模システムやクラウドコンピューティングサービスなどへの迅速な技術対応を図り、より一層、お客様へのサービス向上を目指します。その一方で、システムエンジニアの集約による生産性の向上と、サポート手法の標準化による効率化の徹底によって、コスト競争力の強化を図ります。

特に、営業・システムエンジニアといった人的リソースの集約によって、これまで散在していた業種別・業務別の提案・システム構築のノウハウ等を共有し、お客様の業務に適したソリューション、サービスの提供を進めて参ります。

また、内田洋行の公共関連事業分野である自治体・教育委員会などを対象としたICTソリューション事業にも携わる体制とすることで、グループのシナジー効果を高めてまいります。

新会社について(合併の要旨)

  1. 今後の日程(予定)
    平成23年6月中旬 合併承認株主総会
    平成23年7月21日 吸収合併予定日(効力発生日)
  2. 合併方式
    東日本
    ウチダユニコム株式会社を存続会社として、日本オフイスメーション株式会社、東北ユーザック株式会社、株式会社静岡ユーザックを吸収合併致します。
    西日本
    株式会社ウチダソリューションズ京都を存続会社として、株式会社オフィスブレインを吸収合併致します。
  3. 合併にかかわる割当の内容
    東西各存続会社は、各合併消滅会社の唯一の株主である当社に対し、合併対価として株式を交付します(ウチダユニコム株式会社は内田洋行グループの100%子会社とする予定です)。
    (1)商号 (株)内田洋行ITソリューションズ (株)内田洋行ITソリューションズ西日本
    (2)事業内容 ソフトウェアの開発・販売・保守
    情報処理機器の販売・保守
    ソフトウェアの開発・販売・保守
    情報処理機器の販売・保守
    (3)本店所在地 東京都新宿区 京都府京都市
    (4)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 新家 俊英 代表取締役社長 土屋 正弘
    (5)資本金 4億9百万円 1億円
    (6)決算期 7月20日 7月20日
    また、効力発生日をもって、ウチダユニコム株式会社の商号を「株式会社内田洋行ITソリューションズ」、株式会社ウチダソリューションズ京都の商号を「株式会社内田洋行ITソリューションズ西日本」に変更する予定です。再編後、当該子会社の概要は以下のとおりです。
  4. 合併当事会社の概要
    (1)株式会社内田洋行ITソリューションズ
    (1)商号 ウチダユニコム株式会社
    (存続会社)
    日本オフィスメーション株式会社
    (消滅会社)
    (2)事業内容 ソフトウェアの開発・販売・保守
    情報処理機器の販売・保守
    ソフトウェアの開発・販売・保守
    情報処理機器の販売・保守
    (3)設立年月日 昭和44年3月 昭和54年3月
    (4)本店所在地 東京都新宿区 東京都千代田区
    (5)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 新家 俊英 代表取締役社長 島 光二
    (6)資本金 140百万 213百万
    (7)発行済株式数 2,300,000株 425,506株
    (8)純資産 2,000百万 275百万
    (9)総資産 2,543百万 742百万
    (10)決算期 7月20日 7月20日
    (11)大株主及び持株比率 (株)内田洋行 69.7% (株)内田洋行 100%

    (1)商号 東北ユーザック株式会社
    (消滅会社)
    株式会社静岡ユーザック
    (消滅会社)
    (2)事業内容 ソフトウェアの開発・販売・保守
    情報処理機器の販売・保守
    ソフトウェアの開発・販売・保守
    情報処理機器の販売・保守
    (3)設立年月日 昭和42年12月 昭和46年7月
    (4)本店所在地 宮城県仙台市宮城野区 静岡県静岡市
    (5)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 内藤 祐介 代表取締役社長 江口 英則
    (6)資本金 36百万 20百万
    (7)発行済株式数 72,000株 40,000株
    (8)純資産 260百万 40百万
    (9)総資産 670百万 277百万
    (10)決算期 7月20日 7月20日
    (11)大株主及び持株比率 (株)内田洋行 100% (株)内田洋行 100%

    (2)株式会社内田洋行ITソリューションズ西日本
    (1)商号 株式会社ウチダソリューションズ京都
    (存続会社)
    株式会社オフィスブレイン
    (消滅会社)
    (2)事業内容 ソフトウェアの開発・販売・保守
    情報処理機器の販売・保守
    ソフトウェアの開発・販売・保守
    情報処理機器の販売・保守
    (3)設立年月日 昭和59年11月 昭和59年2月
    (4)本店所在地 京都府京都市 愛知県名古屋市
    (5)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 中村 一平 代表取締役社長 土屋 正弘
    (6)資本金 10百万 128百万
    (7)発行済株式数 200株 2,560株
    (8)純資産 489百万 127百万
    (9)総資産 835百万 726百万
    (10)決算期 7月20日 7月20日
    (11)大株主及び持株比率 (株)内田洋行 100% (株)内田洋行 100%
  5. 今後の見通し
    本再編はいずれも当社の連結子会社および非連結子会社間の再編であり、当社の連結業績に与える影響は軽微であります。中期的には本再編以降もグループ経営の効率化を推し進め、一層の高収益を上げる体制を構築し、グループ全体の企業価値最大化を目指してまいります。

【このリリースのお問い合わせ先】

株式会社内田洋行 管理本部広報室:佐藤将一郎
TEL.03(3555)4072