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2011/5/27

内田洋行、海外事業統括会社「内田洋行グローバルリミテッド」を香港に設立

株式会社内田洋行(本社:東京都中央区 代表取締役社長:柏原 孝)は、2011年5月25日、海外事業の拡大を目的とした100%出資会社、内田洋行グローバルリミテッド(代表取締役社長:武 幸太郎)を香港(中華人民共和国香港特別行政区)に設立し、7月21日より、事業を開始いたします。

内田洋行グループの海外事業展開

内田洋行グローバルリミテッドは、内田洋行グループである内田洋行家具貿易(上海)有限公司(中華人民共和国)、ウチダ・オブ・アメリカCorp(アメリカ合衆国)、ウチダエムケーSDN.BHD(マレーシア)の海外グループ企業を統括しながら従来の文具・印刷機材・家具販売を中核とする海外事業の強化伸張とともに、国内主要事業分野であるオフィス環境事業・公共関連事業・情報エンジニアリング事業の成長著しい中国を中心としたアジア市場への本格的な展開を目的とするもので、内田洋行グループの海外売上高40億円(2010年7月期実績)を3年後に80億円にまで伸長することを目指します。

「内田洋行グローバルリミテッド」の設立について

内田洋行グローバルリミテッドは、海外グループ企業の事業分野のマネジメントを統括すること、販路や人材などの経営資源を共有すること、サプライチェーンの効率化を図ることなどを主な業務として海外事業の強化を進めます。その中でも国内事業の中国市場拡大を新規海外展開の中心として位置づけて、内田洋行グローバルリミテッドの傘下に入る中国・上海の内田洋行家具貿易(上海)有限公司(内田洋行グループ)を通じて、内田洋行のオフィス環境事業のドメインである「ICT+デザイン」(※)を中国市場での新規事業分野として展開をいたします。具体的には、「ICT+デザイン」のコンセプトを可視化するショールームを兼ねたライブオフィスを開設し、中国現地の販売パートナーを遠隔会議システムで接続して商品情報等を共有しながら、地方政府や大手企業に対して先進的なコミュニケーション環境を装備したオフィス空間の提供体制を整備いたします。その他、内田洋行の情報エンジニアリング事業分野における上海やヴェトナムのオフショア開発パートナーと協力した業務系アプリケーションの中国市場への展開や、公共関連事業分野における文教市場向け事業の中国市場参入の基盤作りなど、海外の事業領域の拡大を進めて参ります。

尚、内田洋行グローバルリミテッドには、内田洋行のオーバーシーズ事業部を移管いたします。

また、アジアの地理的中心で市場、調達地へのアクセスを効果的、効率的に行うため、本社所在地を香港に設置いたします。香港は、昨年、ACFTA(アセアン-中国自由貿易協定)により中国とアセアンが一体化したことから、今後経済、物流ハブ機能としての役割がこれまで以上に向上しており、より有効な販売生産戦略立案が期待されます。

※「ICT+デザイン」
ICT(Information and Communication Technology)+デザインコミュニケーションにより、情報技術(ハード、ソフト)を、シンプルに、美しく、フレキシブルに空間に装備することでユーザーのパフォーマンス向上に寄与する、内田洋行が提唱する事業コンセプト。

<今後の見通し>
本新会社の設立は当社グループ内での再編であり、当社の連結業績に与える影響は軽微であります。

「内田洋行グローバルリミテッド」の会社概要

商号
内田洋行グローバルリミテッド(日本語表記)
UCHIDA YOKO GLOBAL LIMITED(英文表記)
内田洋行全球有限公司(中国語表記)
設立
平成23年5月25日
営業開始
平成23年7月21日
所在地
中華人民共和国 香港特別行政区
社員数
26名
資本金
2億3,000万円
代表者
代表取締役社長 武 幸太郎(非常勤)
(株式会社内田洋行 取締役常務執行役員 オフィス事業本部長)
取締役副社長 岡田 智継(常勤)
(株式会社内田洋行 執行役員 オフィス事業本部オーバーシーズ事業部長 兼 海外営業部長)
事業内容
海外グループ会社事業統括、オフィス家具、情報機器、教育機器の調達販売に関わる業務
出資構成
株式会社内田洋行 100%

【このリリースのお問い合わせ先】

株式会社内田洋行 管理本部広報室:佐藤将一郎
TEL.03(3555)4072