HOME > 企業情報 > ニュース > プレスリリース > 株式会社日立物流への物流業務のアウトソーシングと子会社株式の譲渡について
2009/5/29
株式会社内田洋行(代表取締役社長 柏原孝)は、当社連結子会社である株式会社オリエント・ロジ(以下、「オリエント・ロジ」)が運営する東日本地区の物流業務について、株式会社日立物流(代表執行役社長:鈴木登夫、以下「日立物流」)に完全アウトソーシングを行うこと、及び、これにともない、当社が保有するオリエント・ロジの株式を譲渡することといたしました。
内田洋行グループでは、従来より、事業構造の抜本的改革としてユビキタス関連事業を推進すると同時に、昨今の急速な物流環境の変化に対応するため、戦略的な物流業務の品質向上と効率化を検討して参りました。その結果、オフィス家具販売における物流機能のコスト削減を実現すること、及びオリエント・ロジの中長期の経営基盤を確保することを目的として、日立物流へのアウトソーシングを進めるとの意思決定に至ったものです。
当社のオフィス事業分野は、事業構造の変革のため、ユビキタス技術やICT技術を活用したソリューション提供に加えて空間デザインの付加価値を追及する一方で、従来型のオフィス家具販売のコスト削減を急務としておりました。 また、オリエント・ロジ自身が、物流業界の効率化を図るための規模拡大の流れや、メーカー直送業務の増加、加えて組立加工などのサービス開発といった物流業の急速な環境変化に対応すること、さらにこれまでに蓄積した什器配送ノウハウの一層の価値向上のためには、外部専門パートナーである日立物流の協力のもとで、成長基盤の確立を目指すことが最適であると判断いたしました。
ついては、当社はコア事業への経営資源の選択と集中を一層進めることで、オリエント・ロジとともに市場競争力の向上を戦略的に推進して参る所存です。
<ご参考>
株式会社内田洋行 管理本部広報室 佐藤
TEL.03(5634)6026 FAX.03(5634)6822