デジタルコンテンツカタログ 131

ウチダ デジタルコンテンツカタログ Vol.131


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スペシャルインタビューGIGAスクール構想ICT環境整備新学習指導要領ICT導入事例数多くある教師の手立てを網羅することはできませんが、身近な手立ての例示によって、授業改善を具体的にイメージしてもらうことを想定しています。あわせて、手立てを実施する際に役立つICT活用もご紹介します。Point4教師の手立てとICT活用例これまで先生方が用いてきた教師の手立てに、教師と子供、それぞれのICT活用を取り入れ、効率化、簡便化を図ることができます。1課題や意見を共有できる2分かりやすく提示できる3具体的な学習活動を見せられる大型提示装置デジタルコンテンツ実物投影装置学習内容に関連した写真や映像などを見せることで、興味関心を持たせることができます。また、拡大したり書き込んだりして注目させることもできます。デジタル教科書や資料集など、デジタルコンテンツを活用することで、高品質で分かりやすい教材を簡単に見せることができます。教科書やノートはもちろん、立体物でも投影できるので、子供と同じ教具を使って実演することができます。4様々な方法で試行錯誤できる5複数の情報をもとに調べられる6子供自身で撮影・録画できるシミュレーション教材インターネットやデジタルコンテンツタブレットPCのカメラ機能やデジタルカメラ子供自身が教材を操作しながら試行錯誤することで、イメージを持ちやすく、考えをより深められます。情報収集する場合は、Webサイトのほかにも、デジタル百科事典やデータベースなど、信頼のおける情報源を複数利用できるようにしておくことが大事です。例えば植物観察や地域の取材などでカメラを利用して、自分たちの調べたいことを撮影したり、教室に戻ってから見返して確認したりできます。7自分の考えを整理できる8考えや資料をもとに話し合える9学級全体で発表や比較・分類ができるデジタルノートや小型ホワイトボードデジタルノートや小型ホワイトボード無線画像転送装置自分の考えを表現する際、デジタルノートは多様な表現が可能で、やり直すことも簡単です。また、小型ホワイトボードであれば気軽に表現できます。考えをまとめたデジタルノートや小型ホワイトボードはそのままペアや班での話し合いに使えます。話し合いの内容を書き足していくことで、考えをより深められます。学級全体で考えを発表するときは、デジタルノートやタブレットPCで撮影したホワイトボードを、大型提示装置に投影します。複数の考えを一斉に表示して、比べたり分類したりできます。10子供自身で学びを振り返ることができる11学級全体で振り返ることができる内田洋行と東北大学大学院情報科学研究科(担当:堀田龍也教授)共同研究プロジェクトの成果ファイルサーバーやタブレットPCタブレットPCやデジタルカメラこれまでの学習で作成したデジタルノートや成果物を見直すことで、自分の学びを振り返ることができます。学習活動や板書を撮影しておき、次の時間や単元の終わりに見せることで、これまでに学んだことの振り返りがしやすくなります。「私にもできる!ICTで授業改善のコツ」リーフレットデータは以下よりダウンロードできます。教育用デジタルコンテンツカタログ202131


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