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自治体IT革命の今日、明日
第159回 「番号法実施へ向け、その9 『データクレンジングと統合宛名そして中間サーバ その2』」

2014/01/06

 新年明けましておめでとうございます。
 本年もご愛読のほど宜しくお願い申しあげます。

 連携インターフェース(代表宛名番号方式)方式(参照1)にて、情報提供ネットワークを通じた、特定個人情報の提供が実現できることを確認してみたい。(ex1〜6の事例)

○共有宛名DBの現状
<共有宛名DB>

(注1)・最新住民登録住民の宛名番号を代表宛名とする!
(注2)・XXXさんの個人番号取得作業が“データクレンジングの中心!”となる。

○連携インターフェース(代表宛名番号方式)
<連携インターフェースDB>

○中間サーバへの登録更新(参照2)
 「個人番号+組織識別子」 を可逆暗号 −> 「機関符号」を生成
 012345 −> abcd
 098765 −> klmn
 056789 −> wxyz

<中間サーバ>

○ex1〜6の情報連携の仕組み

以上

 データクレンジング作業の中心は、元々の住登外住民の「個人番号」取得作業(参照3)にかかることとなりそうです。共有宛名システムでの宛名番号の重複は問題にしなくてもよいのではないでしょうか!?
 中間サーバと既存共有宛名システムの間に「連携インターフェースDB」を経由して中間サーバへ登録更新することでクレンジング作業の短縮化がはかれそうです。

平成26年01月吉日

<参照1> データクレンジング方策

<参照2> 連携インターフェースと中間サーバ

<参照3> 住登外住民の「個人番号」取得
(番号制度導入に係る地方団体の税務システムのあり方に関する調査研究報告書 p84〜p86より)
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000156262.pdf

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