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公共図書館
ICを全業務に適用した岡山県初の図書館
館内には、木材がふんだんに使用され、池を配した庭園を見ながら本を読むことができます。自動貸出機で、図書・視聴覚資料をまとめて貸出できるうえ、リライトカードに対応しているので、全ての資料の貸出情報を利用者カードで把握することができます。
四国で初めてのIC図書館として開館
2004年12月に四国で初めてのIC化された図書館として開館されました。明るい館内では、自動貸出機を始めとしてカウンターがIC化により効率的に運用されています。蔵書点検ではポータブル端末が活躍。閉館期間の短縮に大きな効果をあげています。2006年12月には、豊浜・大野原地域館にもICが導入されました。
ICタグによるBDSシステムにより、不明資料大幅削減 !
倉敷市立図書館では、2009〜2011年度にかけて、市内7館、約100万冊の蔵書にICタグを貼付しました。このうち、セキュリティゲートを設置している6館では、図書館システムから独立したBDSシステムを構築。ICタグの貸出・返却フラグの書き換え及びICタグのエンコード情報と連携させた不正通過時の書名表示を実現し、不明資料削減に大きな効果を発揮しています。2011年10月1日に移転オープンした児島図書館では、これに加え、人数集計システムを導入。館内3か所にあるセキュリティゲートの通過人数を一括して集計し、日報・月報・年報等のグラフを簡単に出力することができます。
40万冊の蔵書をICタグで効率的に運用
2009年6月、西日本最高峰石鎚山をモチーフとした西条図書館と丹原図書館が同時オープンしました。この開館に合わせて、市内にある東予図書館・小松温芳図書館も含め市内全4図書館をIC化し、市内全域での利便性の向上と統一した運用方法を実現。4館で約40万冊を全てIC化し、図書及びCDが一度に貸し出しできリライトカードに対応した自動貸出機を設置しています。また、館内に3箇所あるゲートは全て人数センサーを内蔵しており、一括して集計がとれグラフ化も簡単にできる人数集計システムを装備しています。
市民と地域をつなぎ、自主的な学びと郷土愛を育む場の構築
2016年6月瀬戸内市民図書館「もみわ広場」が開館されました。収蔵冊数は20万冊。「もみわ広場」とは、瀬戸内市民図書館の基本理念である「もちより・みつけ・わけあう広場」の頭文字をとって名付けられ、 市民とともに「場」を育てていく図書館になっています。
郷土の歴史文化資料の展示にも力をいれています。そこで、森林資源に恵まれた岡山県の木材を使用した展示用家具、閲覧家具を配することで、世代を超えて市民が集まる温かみのある空間を実現。地元岡山県産材の良質さと地場産業の認知、郷土愛醸成に結び付けています。
自動貸出機の運用にこだわり、利用率70%以上を実現!
2010年3月のリニューアルオープンにともない、本館・加茂町・勝北・久米4館の蔵書40万冊が、全てIC化されました。館内は子育て支援コーナーも充実。展示スペースではさまざまな企画展示を行い、来館者にとって憩いの場所になっています。
自動貸出機は、本館に大人用3台・子供用1台を設置。電波の及ぶ範囲が一目でわかりやすいように工夫され、利用率は70%を超えています。蔵書点検は、ICタグをハンディスキャナで読み取った時に接続されたノートPCで誤配置を検出できるようになっています。