デジタルコンテンツカタログ 131

ウチダ デジタルコンテンツカタログ Vol.131


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教育用デジタルコンテンツカタログ20213スペシャルインタビューGIGAスクール構想ICT環境整備新学習指導要領ICT導入事例同士で感想を書き込み、意見交換を組んだ先生方は、このマインドセットを存分に発揮して、新たなアイデアをした例もありました。組み合わせるが変化しました。使ってみるとそのどんどん産みだしてくれるでしょう。ことで、今までにはないプラスアル良さがわかり、子どもが自分で学習そこは心配していません。気をつけファの良さが生まれたのです。を進めていく姿に驚愕し、「教師の役ねばならないのは、先生方の創意工強調しておきたいのは、「対面授業割とは何だろう?」と新たな授業を夫や意欲を削いだり阻んだりしないはもはや時代遅れで、今後はオンラ模索し始めたのです。ことです。新型コロナウイルスで突イン授業中心で教えましょう」と勧めだからまずは、前向きにチャレンジ然の長期休校になった時、せっかくているのではありません。挑戦してしてみることがとても大事です。前先生方がオンライン授業を行おうとみたら、先生の考え方が変わったこ向きに挑戦する学校や地域とそうでしたのに、教育委員会が制止した事とに注目してほしいのです。ないところとでは、この先大きな格差態が全国各地で起きましたが、このGIGAスクールを「家を建てる」こが生じるでしょう。ような悲劇が二度と起こらぬことをとにたとえて考えてみると、ICT環境まずは試しに使ってみましょう。祈ります。さえ整えば家が建つわけではありま「トライすれば何か面白い化学反応文部科学省も昨年9月に「学校にせん。子どもや先生のスキル、情報モが起きるかも」ぐらいの気持ちでい整備されたICT端末の緊急時におけラルやセキュリティ、個人情報保護条いと思います。使ってみると先生方る取り扱いについて」の通知で、こう例の改正など、GIGAスクールの家をのマインドセットが変化します。そし述べています。支える地盤の改良が必要です(図て、「こんな使い方もできそう」とア1)。すでにGIGAスクール環境を活イデアや創意工夫が湧いてきます。用し成果を出している学校や地域GIGAスクール環境でのICT活用は、●前例にとらわれず、また、抑制的な思考に陥ることなく、前向は、こういった障壁を長年にわたっ今までとは異なります。1人1台端末きに検討すること。て取り除く地盤改良をしてきたからを日常的に使うようになり、クラウドこそ、うまくいっているのです。を用いて「情報を共有」するだけで中でも特に大きい障壁が、マインドなく「活動を共有」するようになりまセット(固定化された考え方)です。す。従来のICT活用とは異なりますかGIGAスクールに否定的、懐疑的なまら、先生方のアイデアや創意工夫がまでは、GIGAスクールの家は建ちまとても大事になってきます。せん。GIGAスクールにいち早く取り先生方が本気になれば、創意工夫図1ICT活用のための地盤改良済み?GIGA実践の家を建てたいGIGAGIGAICT環境スキル情報セキュリティ制度情報モラルマインド●意欲的に取り組む教職員による創意工夫の試みを最大限活かすこと。●まずは取組を開始し、その後の地域の実情等に応じて改善する弾力的な発想で対処すること。この姿勢は、新型コロナウイルス対応だけでなく、GIGAスクール環境を活用していく上でも必須だと、管理職や教育委員会の方々には胸に刻んでおいてほしいと思います。子どもが頭をフル回転しプロセスに沿って自ら学習を進めていけるようにしかしながら、GIGAスクールに懐疑的・批判的な声も、未だに散見されます。たとえば学習者用デジタル


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