デジタルコンテンツカタログ 131

ウチダ デジタルコンテンツカタログ Vol.131


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スペシャルインタビューGIGAスクール構想ICT環境整備新学習指導要領ICT導入事例■授業改善の視点マップ問題解決的な学習過程授業改善の視点課題把握課題追究課題解決振り返り学ぶことに興味関心を持つ粘り強く取り組む教職員や地域の人との対話・先哲の考えを手掛かりに考える子供同士の協働を手掛かりに考える知識を相互に関連付けてより深く理解する自己の学習活動を振り返りにつなげる見通しを持つ情報を精査して考えを形成する問題を見出して解決策を考える多様な表現方法を用いて対話する自己のキャリア形成の方向性と関連付ける■…主体的な学びの視点■…対話的な学びの視点■…深い学びの視点Point3今までの教師の手立てを生かす。「主体的・対話的で深い学び」は、新しい指導方法のことではなく、子供たちに必要な学びを考え、授業の工夫・改善を重ねていくことに他なりません。これまで皆さんが培ってきた教師の手立てを生かし、授業改善に取り組めばよいのです。ただ、それらの手立てを用いることで、「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」のどの学びを実現しようとしているのか、さらには子供たちのどのような資質・能力を育もうとしているのかを意識することが重要です。教師の手立てを生かすには、「授業改善の視点」に立って、どのような「教師の手立て」が有効なのか、階層構造で考えてみると分かりやすいかもしれません。また、その教師の手立ての先に、子供の学習活動をイメージすることで、教師にとって無理なく授業改善に取り組むことができるのではないでしょうか。授業改善の視点教師の手立て子供の学習活動Point4効果的にICTを活用する。教師がICTを活用することで、授業を効率的に進めたり、より分かりやすく教えたりすることができますが、それだけではありません。「主体的・対話的で深い学び」を行うためには、情報を収集・整理し、比較分析を行い、それを表現し他者へ伝達する「情報活用能力」が重要です。新学習指導要領では、「学習の基盤となる資質・能力」として情報活用能力が位置付けられ、教科等横断的に習得させることが求められています。「主体的・対話的で深い学び」を行うための道具として、子供たちにICTを使いこなす力が必要とされているのです。「主体的・対話的で深い学び」の実現には、教師・子供ともにICTの活用を進めることが必要不可欠です。日々の授業の中で、大型提示装置やタブレットPCなどを日常的に活用していくことが求められます。効率的に授業を進め子供の学習時間を確保分かりやすい授業で「知識・技能」を習得させる教師によるICT活用効率的な授業や分かりやすい授業の実現身についた「知識・技能」「情報活用能力」を活用して主体的・対話的で深い学びの実現子供によるICT活用情報活用能力を身につける情報活用能力は「主体的・対話的で深い学び」を支える学習の基盤となる資質・能力!※「内田洋行と東北大学大学院情報科学研究科(担当:堀田龍也教授)共同研究プロジェクトの成果」より教育用デジタルコンテンツカタログ202129


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