デジタルコンテンツカタログ 131

ウチダ デジタルコンテンツカタログ Vol.131


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プログラミング教育事例問題解決の力を育むプログラミング教育電気を有効に使うためのプログラムを考える筑波大学附属小学校の健先生は、MESHというプログラミング教材を使って、理科の授業でプログラミングを行いました。授業展開やそのねらい、プログラミング教育でつけたい力等について紹介します。事例筑波大学附属小学校環境iPad×8台×8セット無線LAN×1台小学校6年生理科「電気の利用」授業者健先生プログラミング教育に至るまでの経緯総合「理想の家づくり」理想の家を考案し、家の模型を作る活動。理科「電気」の学習理科プログラミング家づくりに欠かせない「電気」について同時進行で学習し、「家づくり」に反映。電気を無駄なく効率よく使える「扇風機」をプログラミングし、「家づくり」にも反映。POINT理科の学びにプログラミングを組み込む理科でプログラミングを行う以上、理科の学びにつなげる必要があります。理科は日常生活からの問題を解決することを通じて学び、その学びを生活に活かすのが基本です。今回もまず「理想の家づくり」を考え、家に不可欠な電気について学び、電気を無駄なく効率的に使える「扇風機」のプログラミングを考え、その学びを「家づくり」に活かす流れになっています。1プログラミング教材「MESHTM」に慣れる今回用いるのは「MESH」。温度・湿度、人感、明るさ等のセンサーや、LED、GPIO(接続した機器のスイッチON・OFF等を行う)等のデバイスがあり、アプリでプログラミングし制御する。アイコンをドラッグ&ドロップしたり線で結ぶ等すれば、簡単にプログラミングできる。まずはMESHに慣れ、どんなことができるかをつかむ。POINT課題に合った最適な教材を選ぶ今たくさんのプログラミング教材が出回っていますが、「教材ありき」で授業を設計するのではなく、「本時の課題」に合った教材を選ぶべきです。「電気を無駄なく効率的に使う」課題を解決するには、様々なセンサーを制御できるMESHTMが最適でした。38教育用デジタルコンテンツカタログ2021


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