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内田洋行次世代ソリューション開発センター(※)では、「場」づくりを支援するICT製品開発に「ユーザー中心設計」を実践しています。本ページでは、製品やプロトタイプなど様々な実践事例をご紹介しています。

(※)「次世代ソリューション開発センター」とは、最新のICT技術を駆使してこれまでにないソリューションの提案と新たな付加価値の創造を目指して活動しているICT開発組織です。2001年7月に設立されました。

ユーザー中心設計とは

作り手がユーザーの視点に立つことでユーザーが何を望んでいるのかを理解し、ユーザーの本質的なニーズを満たす製品やサービスの提供を目指す考え方です。技術やデザイン主導ではなく、ユーザーの使用状況をユーザーと設計者が共有することによりユーザーの特性や目的に合ったものづくりを行うことができます。
UserCentered Design(ユーザーセンタードデザイン,略称UCD)とも呼ばれています。

ウチダのユーザー中心設計

次世代ソリューション開発センターでは、「場」づくりを支援するICT製品の開発プロセスを「知る」「つくる」「評価する」というフェーズに分け、ユーザーを中心に考えた製品開発を行っています。

  • 知る

    ユーザーの行動を観察したり現状をインタビューすることで、ユーザーが抱える問題や本質的なニーズを理解します。

  • つくる

    得られた課題やニーズを分析し、具体的なデザインや機能に落としこんでいくことで形にしていきます。

  • 評価する

    形にしたものに対して、ユーザー視点からの評価を繰り返し、品質の向上に努めます。

ユーザー中心設計を活用するメリット

  • ユーザーにとって

    ユーザーの視点や考え方が取り入れらた製品を利用することによって、ユーザー自身も気付かなかった本質的なニーズが満たされると共に、製品を通した新しいユーザー体験が可能になります。

  • 作り手にとって

    ユーザー像や課題を共有することで、メンバー全員で目指すべき方針を確立することができ、開発プロセスの手戻りが少なくなると共に、ユーザー要求を満たす品質の高い製品を生み出すことができます。