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学校をはじめとする避難所のWi-Fi環境整備のご提案

防災等に資するWi-Fi環境の整備計画において、平時は、小中学校の授業で活用され、災害時には避難場所を利用する人たちの情報伝達手段となるWi-Fiの整備が求められています。
自治体・教育環境に強いウチダがWi-Fi環境整備をご支援いたします。

災害時の避難場所を利用する人たちの情報伝達手段となるWi-Fi環境の整備が求められています

総務省より、平成29年から31年度までの3か年における「防災等に資するWi-Fi環境の整備計画」(以下、「整備計画」という)が定められました。

この整備計画では、防災等に資するWi-Fi環境の整備について、

  1. 災害発生以降、災害の危険性がなくなるまで滞在し避難生活を送る避難所・避難場所
  2. 被災場所として想定され、災害対応の強化が望まれる公的な拠点などにおいて、整備箇所数、整備時期などを示す「整備計画」に基づき整備を着実に実施することで、災害時の必要な情報伝達手段を確保する。
    なお、平時においては、観光関連情報の収集、教育での活用などにより利便性の向上を図る。
との主旨があげられています。

避難所として多い「公立小中学校」でWi-Fi環境を平時活用するには?

避難所として「公立小中学校」を指定している自治体様は多いのではないでしょうか。
この整備計画に対応した「公衆無線LAN環境整備支援事業(総務省)」では、公立小中学校においては、体育館・グラウンド、一部特別教室など、避難が想定される箇所への整備を対象としています。
しかし、学校でタブレット端末等を使い、Wi-Fi環境を使用する場面は、普通教室が中心です。そのため、学校にて平時から活用するには、「普通教室」への整備がかぎとなります。
普通教室への整備には「教育のIT化に向けた環境整備4か年計画(文部科学省)」に基づく地方財政措置等が活用可能です。

「公衆無線LAN環境整備支援事業」と
「教育のIT化に向けた環境整備4か年計画」に基づく地方交付税等で
学校を含めた地域のWi-Fi環境の整備を進めることができます!

防災利用 × 学校利用のWi-Fi環境整備のポイント

災害時には被災者が利用し、平時には児童生徒・教職員が学校利用するという使い方をするWi-Fi環境を整備するには、いくつかポイントがあります。

1. 一斉接続に耐えられる

学校では、子供たちや教職員が学習・授業で利用する際は、一斉に接続したり、授業支援システムにより画面転送などが行われたりするなど、瞬間的に多くのトラフィックが発生します。
また災害時は、避難されている方々の多数の端末が、無線LANに接続する必要があることを考慮しておく必要があります。
このように、一斉接続に耐え、多数の端末が接続できる機器の選定、無線LANの設計が必要になります。

2. 避難場所用に切り替えができる

整備したWi-Fi環境は、平時は学校の授業で安全に利用ができ、災害発生時には、災害用の無線LANとして利用できるよう、切り替えて利用できるような仕組みとする必要があります。災害用のWi-Fi環境は、認証などを必要とせず、誰でもすぐに使えるようにしておかなければなりません。
現場での対応方法を予め用意しておくことはもちろんですが、外部パートナーが遠隔で作業を行えるようにしておくことで、現場の混乱を最小限に留めることができます。

3. 学校にあったセキュリティ対策をする

子どもたちが通常利用するネットワークはインターネット接続が不可欠なため、セキュリティ対策が重要になります。また、教職員は校務用データや個人情報の管理も必要となります。学校内外からのアクセス制限、学習系・校務系のネットワークの分離、現場の運用とセキュリティ対策のバランスなど、学校におけるセキュリティ対策には、十分な検討が必要です。さらに、災害時に大勢の人が利用する無線LANを設置する際には、学校内にあるこれらのデータを守らなければなりません。
学校にあったセキュリティを考慮した、無線LANの設計を行うことが大切です。

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内田洋行は、無線LAN環境整備やネットワーク強靭性向上の豊富な実績と、ICTを活用した教育ソリューションをトータルな提案で、地方自治体のWi-Fi環境整備をご支援いたします。

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