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ユニバーサルデザインへの取り組み

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学校のユニバーサルデザイン

学校におけるユニバーサルデザインとは

世の中の製品は、大人が使用するものも子どもが使用するものも、大人が作っています。 教材のように子どもが使う製品には、大人が考え及ばなかった不便さがあるのでは無いか? そのような疑問から、学校備品や教材にユニバーサルデザインの考え方を取り入れることに取り組んでいます。

学校備品のユニバーサルデザイン〜なかよしひな段

子どもは、大人に比べて、背が低い、力が弱いなどということに、不便さを感じています。また幼児期には、モノを3次元的に捉える立体視の能力が大人に比べて劣っていたりします。
こういった理由から、幼稚園から小学校低学年まで使用できる【なかよしひな段】は、ユニバーサルデザインに配慮、段差を低くして3段のうち真ん中を青、上下を赤にしました。これは、ひな段に上がるときは水平面と垂直面が見えて、段差がわかるのですが、降りるときは水平面しか見えないので、段差に気付きにくいことに配慮し、真ん中の段だけ色を変えて注意を促しているわけです。

教材のユニバーサルデザイン〜疑似体験セット

ユニバーサルデザインについて、あるいは障害や高齢者にとっての不便さについて学ぶことを目的とした、教材をご提供しています。いま、学校では総合的な学習の時間というものがあり、その中で福祉について学びます。その福祉の領域でユニバーサルデザインを取り上げる学校も多く、疑似体験セットなどはご好評いただいている商品です。

今後の課題

教育市場向けの商品では、子どもにとって不便なものや危険なものをすべて取り除いてあげることは、必ずしも子どものためになるとは考えていません。不便さや危険から子どもたちが学ぶものを阻害することのないように、ユニバーサルデザインにどう取り組んでいくかが大きな課題です。
子どもの視点で着眼・発想することを、開発担当者が常に心がけることも重要であると考えています。

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