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このたびの東日本大震災では大地震、大津波に加えて原発事故も重なり国家が大きく揺らぐほどに被害が拡大しました。この震災により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げると共に、一日も早い復旧、復興を祈念致します。
本当に多くの方々、地域が被災され、家屋、街、工場、道路、港湾など沢山の生活基盤、経済基盤が失われてしまいました。また地震の影響により引き起こされた電力の供給不足によって日本全体で節電対策に取り組まなくてはならない状況にまで追い込まれてしまいました。これは、復旧、復興を図りながら経済活動に従事する私たちの活動を阻害する更なる試練となっております。
当社でも震災直後から現在も継続して被災地の支援に取り組んでおりますが、こうした状況の中で、今こそ私たち内田洋行グループがその力を結集し、復興活動を通して社会に貢献すべき時であるとの思いを強くしています。
当社は、2009年よりスタートした第12次中期経営計画に沿って省エネ支援として次の様な事業に取り組んで参りました。
一つがLED照明推進事業です。この事業では2年前より自社実証実験を行い、センサー等との連動により消費電力を大きく削減できる事を確認しました。もう一つがICTを用いて広く生産性向上を図ると共に低炭素化に寄与する「グリーンby ICT 」を推進する事業です。こちらも研究と検証を重ねて参りましたが、照明・空調など電力使用状況をネットワーク経由で計測し、可視化させる、後付け可能なエネルギー監視・制御システム「EnerSense®(エネルセンス)」のリリースに繋がりました。このシステムではフロア毎の消費電力量の見える化に加え、より細分化した任意のユニット毎にエネルギー使用状況を把握することができ、それぞれの組織に応じた電力の削減計画を実施することが可能になります。
これらの事業は、生産性を損なわず、経済活動を妨げない省エネを目指しております。使用するエネルギーは抑えながらも、快適さを維持し経済活動をより潤滑に回していくことが、お客様へご提供する価値と考えております。
当社は1910年、大連に創業して以来、常に時代の変革に合わせ、開拓精神を持って必要な社会的価値を創造して参りました。この困難な時代の中で、事業活動を通して未来の子どもたちの為にも持続可能な社会基盤を構築し地球環境を守ることに貢献したいと考えています。皆様方におかれましては今後ともより一層のご愛顧を賜りますとともに、ご支援ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
