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プレスリリース

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2012/12/19

内田洋行、販売管理業務パッケージ「スーパーカクテル」のタブレットオプションを開発
〜開発基盤にサイボウズ「kintone」を採用〜

株式会社内田洋行(本社 東京都中央区、代表取締役社長 柏原 孝、以下、内田洋行)は、中堅中小企業向けの販売・在庫管理分野でトップクラスの導入実績を持つ、販売管理業務パッケージ「スーパーカクテルデュオ販売」のデータを、タブレットなどのスマートデバイス・モバイルデバイスから閲覧することが可能とする「スーパーカクテルデュオ販売 タブレットオプション」を開発しまして、2012年12月19日より販売を開始いたします。

「スーパーカクテルデュオ販売 タブレットオプション」は、スマートデバイス上でセキュアなデータアクセス環境と使いやすさを実現するべく、アプリケーションの開発基盤としてサイボウズ株式会社(本社 文京区後楽、代表取締役社長 青野 慶久、以下、サイボウズ)のクラウドアプリケーション「kintone」を採用しております。

内田洋行では、中堅中小企業向けのオリジナル販売管理システム「スーパーカクテルデュオ販売Ver.7.0」に蓄積されるデータを、「kintone」を経由してタブレット上に送信可能とするための機能と、「kintone」を開発基盤とするユーザーインタフェース、およびテンプレートの企画・開発を行いました。

「スーパーカクテルデュオ販売 タブレットオプション」の開発背景

近年、中堅・中小企業においては、経営指標のモニタリングのほか、営業活動における効率化、より有効的なプロモーション、さらにはスピーディな顧客サービスなどを進めるために、タブレットやスマートフォンなどのスマートデバイス活用への関心が高まっております。

具体的には、例えば、中堅中小の卸業では、小売業の企業へのサービスとして多数の商品群の中から即座に最適な取扱商品の提案を行うこと、売れ筋情報などのデータをもとにその商品を説明すること、その商品の在庫情報や納期情報を合せて提示することなど、提案力の向上に取り組むことが求められています。そのため、販売管理システムに蓄積された「売上統計」「売れ筋情報」、「商品在庫情報」「得意先の取引状況」「問合せ情報」などの情報を、経営者や営業職の社員が、即座に取り出して閲覧できる環境にすることにより、経営の意思決定スピードの向上や、販売促進の強化を進めることが期待されています。

このようなことから、内田洋行では、15年あまりにわたる基幹業務パッケージ「スーパーカクテルシリーズ」の導入実績で培った販売管理業務の経験やノウハウをもとに、スマートデバイスで販売管理データを活用するためのユーザーインターフェースや、スピーディな顧客サービスのための企画・開発を行いました。また、スマートデバイス上でセキュアなデータアクセス環境を整備するために、Webアプリケーションをノンプログラミングで簡単に構築・利用することができる、サイボウズのクラウドサービス「kintone」を採用いたしました。

「スーパーカクテルデュオ販売 タブレットオプション」の主な特長

「スーパーカクテルデュオ販売 タブレットオプション」のおもな特長は以下の通りです。

  1. タブレットから販売管理システムの情報を閲覧可能
    内田洋行は、「スーパーカクテルデュオ販売」に蓄積されるデータを、サイボウズが提供するクラウド型業務アプリ構築サービス「kintone」と同期させる仕組みを開発、「kintone」のAPIを通じてタブレットなどのモバイル端末から基幹データへのアクセスを可能とするソリューションをご提供します。営業活動中などの外出先からでも迅速に情報を確認することができ、スピーディで効率的な活動を支援します。
  2. スピーディな顧客サービス、経営モニタリングの効率化を促進する12種類のテンプレートを搭載
    「スーパーカクテルデュオ販売 タブレットオプション」では、内田洋行が開発した「商品情報」「在庫情報」「得意先情報」「売上実績」「与信管理」など12種類のテンプレートを標準搭載しています。導入後、すぐにデータ活用が可能です。
  3. タブレットで活用する情報のデータ更新期間と頻度を自由に設定
    お客様のシステム管理者によって、データの種類ごとに、データ更新の期間と頻度を自由に設定いただけます。例えば、在庫情報は5分ごと、マスタ情報は1か月に1回など、クラウドへの同期の頻度を自由に設定することで、ネットワークに余分な負荷をかけることなく、必要なデータを円滑に活用できます。
  4. グラフィカルなデータ表示と用途に応じたカスタマイズ
    サイボウズのクラウド型業務アプリ構築サービス「kintone」の機能により、円グラフ、棒グラフなど、さまざまな形式でデータを表示できます。忙しい経営者やマネージャーの方でも、ひと目で状況を確認し現場に指示を出すことが可能です。また、用途に応じて将来的に簡単なカスタマイズを行うことを可能としています。

■顧客訪問前の最新情報確認として

外回りで不在の間にあったお問合せや、注文の出荷状況などを確認することができますので、訪問前のチェックとしてご活用いただけます。もちろん住所・地図や担当者メールアドレスなどの基本的な情報も確認できます。

■在庫確認も可能なデジタルカタログとして

商品の基本仕様やイメージ画像、単価などが確認できますので、お客様にお見せする「デジタルカタログ」としてご活用いただけます。また在庫情報も確認できますので、その場で仮の納期回答などを行い、スムーズに商談を進めることが可能です。

■経営者の「簡易ダッシュボード」として

部門・担当者・得意先・商品など多彩な切り口でのグラフをご用意しています。その場で作表条件の変更やグラフの表示方法の変更なども行うことができますので、簡易ダッシュボードとしてご活用いただけます。

「kintone」とは

サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」は、変化の早いビジネス環境に即座に適応するため、ファストフードやファストファッションのように気軽に使える「ファストシステム」をコンセプトとしています。案件管理、売上集計、問い合わせ管理、アンケート、日報、タスク管理など、日々の業務を効率化するWebアプリケーションを、ノンプログラミングで簡単に構築・利用することができるクラウドサービスです。
kintone HP (https://kintone.cybozu.com/

提供価格・流通について

「スーパーカクテルデュオ販売 タブレットオプション」は、「スーパーカクテルデュオ販売 Ver.7.0」のオプション製品としてリリースします。

「スーパーカクテルデュオ販売 タブレットオプション」のご利用価格は、「kintone」の利用料を合わせて年間99,725円※(税抜、5ユーザーの場合)からご提供いたします。

※「kintone」年額51,725円(5ユーザー)、「スーパーカクテルデュオ販売 タブレットオプション」年額48,000円の合計です。5ユーザー以上でご利用される場合は、1ユーザーにつき「kintone」利用料として年額 10,345円が必要です。

※別途「スーパーカクテルデュオ販売Ver.7.0」のご購入が必要となります。

内田洋行のERPソリューションへの取り組み

内田洋行は、1910年に創業、2010年に100周年を迎えた。1962年(昭和37年)に純国産で初のオフィスコンピューター『USAC(ユーザック)』を発売し、その後50年にわたり情報事業に携わる。「スーパーカクテルシリーズ」は、内田洋行が基幹業務システムの構築を通じて蓄積してきたノウハウの集大成として1997年に製品化し、独自の開発ツールにより、年商100億円未満の民間企業へのERP導入では約3,500社と、トップクラス。中でも、中堅・中小企業向けERPパッケージ「スーパーカクテルDUO(デュオ)」シリーズは、年商50億円未満企業向け市場において2011年販売・在庫管理ソリューションライセンスの売上高の国内シェアでNO.1の実績をもつ※。

※株式会社矢野経済研究所調べ(2011年12月現在)。2011年中堅・中小企業向け(年商50億円未満)販売・在庫管理ソリューションライセンス売上高エンドユーザ渡し価格ベースシェアNO.1
※「スーパーカクテル」は、内田洋行の登録商標です。
※「kintone」はサイボウズの商標です。

●「スーパーカクテル タブレットオプション」について
http://www.uchida.co.jp/system/c-krs/sc-tablet/index.html

【製品に関するお問い合わせ先】

株式会社内田洋行 情報事業本部
企画部 小幡征範・熊川景子
TEL.03(5602)9313 FAX.03(3820)9427

【このリリースのお問い合わせ先】

株式会社内田洋行 広報課 佐藤将一郎・山本国央
TEL.03(3555)4072 FAX.03(3555)4620