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プレスリリース

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2013/4/11

内田洋行、北海道支店の移転で商業店舗をオフィス空間にリノベーション
〜地域交流の“場” 「ユビキタス協創広場U-cala」を再オープン〜

株式会社内田洋行(本社:東京都中央区 社長:柏原 孝、以下内田洋行)は、北海道支店を設置していた所有ビル(北海道札幌市中央区大通東3丁目1)の老朽化により移転を行い、2013年4月10日に再オープン(北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1 サッポロファクトリー1条館1階)いたしました。尚、札幌地区の内田洋行グループ会社4社の拠点も統合し、同じく内田洋行北海道支店内に移転をいたします。

これは、北海道支店を設置していた所有ビルが、1964年(昭和39年)竣工で築48年を経過し、老朽化が進んだことから、安全・安心の観点で移転を行うものです。尚、移転前の不動産は、2012年12月に売却をいたしております。

このたびの移転で再オープンする北海道支店は、これまで商業店舗として活用されていた既存ビル内の空間を、内田洋行独自の手法でオフィス空間へとリノベーションを進めたもので、2006年に開設した「ユビキタス協創広場U-cala」をリニューアルするとともに、内田洋行グループのライブオフィスとしても活用いたします。

独自の手法で商業店舗をオフィス空間にリノベーション

札幌市「サッポロファクトリー」に開設いたしました北海道支店は、従来、商業店舗として使用されていた空間を、内田洋行グループで培ったICTとデザインのノウハウを駆使して、独自にリノベーションを行っております。

具体的には、空間の中に空間をつくる「Box in Box」という手法による内田洋行独自の空間構成システムである「SmartInfill(スマートインフィル)」を活用することで、大掛かりな内装工事をともなうことなく、建築躯体に傷をつけずに、短期間での改装を行っています。また、この「SmartInfill(スマートインフィル)」には、ICTデバイスや照明器具、情報ケーブルなどを自由に取り付け可能なことから、既存ビルにおいても、利用シーンに合わせたICT環境の構築や、節電を進めるLED照明の導入などを実現しております。

地域交流の場「ユビキタス協創広場U-cala」を再構築

北海道支店内には、2006年に開設した「ユビキタス協創広場U-cala」をリニューアルオープンいたします。「ユビキタス協創広場U-cala」は、産官学連携による地域活性化に協力するために企業やビジネスに直結する大学・官公庁との共同研究や、地域密着型の学生参加プロジェクトなど、北海道発の「協創の場」として地域の皆様のネットワーク作りを進めてまいりました。このたびの大型商業施設内への移転により、地域との交流を一層深め、北海道地区の活性化に向けて様々な活動を企画してまいります。

<今までに協力開催したイベント ※代表的なもの一部抜粋>
大型マルチスクリーンへの投影や衛星ネットワークやテレビ会議システムとの連携など最新のICT技術を駆使した映像等のプレゼンテーションによって、多彩な場を演出してまいりました。

・H22年より継続 「eシルクロード大学」
・H23年10月  「札幌なにかができる経済人ネットワーク(北海道実現企画)」
・H23年9月  「第7回札幌国際短編映画祭」
・H23年9月  「北海道コワーキング・パーティー2012(経済産業省)」
・H23年9月  「北海道×マーケティング 第1回ビジネスアイデアコンテスト」
・H19年3月  「ICCフェスティバル2007」
・H19年2月  「ふしぎ大陸 南極を見に行こう!(北海道大学)」

<「ユビキタス協創広場U-cala」の環境について>

■最新のICT設備とコミュニケーションの場

最大100名収容できる多目的ホールには、6mの大型ホワイトボードと短焦点プロジェクターを設置しています。迫力あるマルチスクリーンは、札幌在住のクリエイターや大学生たちのギャラリーや成果発表会の場として活用できます。また空間内のLED照明、音源、通信機器などの制御によって効果的な演出が可能です。

■Café Standとカラ松の屋台

多目的ホールの直ぐ横にあるCafé Standと北海道産の落葉松の屋台は、スタンディングで簡易なミーティングが行える“場”として機能するとともに、様々な人を繋ぐコミュニケーションハブとして、懇親の場を提供いたします。

内田洋行北海道支店のライブオフィス

北海道支店には、「ユビキタス協創広場U-cala」のほか、新たに内田洋行グループのライブオフィスを開設いたします。ライブオフィスでは独自のノウハウで北海道産国産木材を全面活用するほか、省エネ・節電対応、BCP対策の導入などを行っています。

■空間デザインに北海道産国産木材や札幌軟石を活用

空間を構成する床材や壁面、オフィスのデスク天板等に至るまで、北海道産の国産木材を採用し、CO2の固定化を図っています。特に、執務のフローリングには、道南杉を採用。道南杉は弾力性に富み、暖かな性質は断熱効果を発揮します。杉の木肌が空間に温かさや落着きをあたえ、杉の芳香はリラックス効果を生みだすとともに、快適なオフィスシーンを演出します。

尚、多目的ホールの床材には、一部札幌軟石を使用し、地元北海道を意識した地域資源の利用促進に努めています。

<各エリアにおける木材使用量>
・執務エリアの床材 道南杉(北海道産) 10.07m³
・執務エリア D-moloデスク天板 トドマツ集成材(北海道産) 1.20m³
・壁面、木製シェルフ等 トドマツ(北海道産) 18.73m³

■LED照明とBEMSの導入

内田洋行のオリジナルLED照明「Ubiqlight(ユビックライト)」を装備するほか、BEMS(Building Energy management System)の「Enersense(エネルセンス)」を用いて、フロア毎、エリア毎に電気使用量を管理して、節電に取り組みます。

■情報共有基盤の整備によるコミュニケーション活性化とBCP対策

内田洋行は日本マイクロソフトのクラウドサービスである「Office365」の導入支援やコンサルティングサービスを行っております。この「Office365」を、内田洋行自身の情報共有基盤として自社にも導入しており、メール、スケジュール、チャット、Web会議に加え社内SNSなど、様々なデータのクラウド化を実施しております。これらはタブレットPCやスマートフォンからのアクセスも可能です。こうした取り組みで情報共有とコミュニケーションの活性化を図るとともに、災害時などの緊急連絡やBCP対策を進めております。

■「働き方変革」を自社実践

営業スタッフについては固定席を設けず、仕事内容に応じて働く場を選ぶワークスタイルを導入しました。紙情報をデータベース化することでペーパーレス化を図り、情報共有基盤によって、知識共有と生産性の向上の躍動的な企業風土を醸成する「働き方変革」を自社実践しています。

■「未来の学習空間」の設置と学校教育関係者との共同研究

多目的ホールでは、内田洋行本社(東京)、大阪支店に設置しております「フューチャークラスルーム®」の機能を一部装備しております。「フューチャークラスルーム®」では各種実証研究を通じて得られた知見を基に、未来の学校のあり方をモデルとしたICT環境による「新しい教育、新しい学習のスタイル」を具現化しています。「ユビキタス協創広場U-cala」でもこれらICT環境の一部をご覧いただけます。

北海道地区の内田洋行グループについて

内田洋行北海道支店には、株式会社内田洋行に加えグループ会社4社(株式会社ウチダシステムソリューション、株式会社ウチダテクノ、株式会社ウチダ人材開発センタ、パワープレイス株式会社)の札幌地区の拠点を統合して移転を行いました。これにより、北海道地区では、内田洋行グループの公共関連事業分野、オフィス関連事業分野、情報関連事業分野の全事業分野を一つの事業所に統合いたします。弊社は、1946年に北海道支店を設置して以来、永年に渡り北海道地域での事業展開を進めてまいりました。今後は、より地域に密着したビジネスを進めるべく、各社、各分野の「知」を結集し、北海道地区のお客様の課題解決に向けて最適なサービス・ソリューションをご提供してまいります。

【「ユビキタス協創広場 U-cala」へのお問い合わせ先】

株式会社内田洋行 北海道支店 管理係 今村京子
TEL.011(214)8675 FAX.011(214)8677

【このリリースのお問い合わせ先】

株式会社内田洋行 広報課 佐藤将一郎・長谷川泰
TEL.03(3555)4072 FAX.03(3555)4620

●「ユビキタス協創広場U-cala」ご見学のお申込み先

ご見学予約フォームをご利用ください。
http://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html

プレスリリースの訂正について

2013年4月11日、弊社から配信させていただきましたプレスリリースにおきまして、記載内容に一部誤りがございました。お詫びして訂正させていただきます。

(誤)
<各エリアにおける木材使用量>
・壁面、木製シェルフ等 トドマツ(北海道産) 18.73m²

(正)
<各エリアにおける木材使用量>
・壁面、木製シェルフ等 トドマツ(北海道産) 18.73m³

(2013年4月12日 訂正)