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プレスリリース

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2015/3/4

内田洋行、ERP/基幹業務システム
「スーパーカクテルデュオ 設備工事・保守/建材工事」を発売
〜「スーパーカクテルデュオシリーズ」の多様な業種への特化を推進〜

株式会社内田洋行(本社:東京都中央区、代表取締役:大久保 昇)は、1997年の発売以来、4,000本あまりのお客様にご愛用いただいているERP/基幹業務システム「スーパーカクテルデュオシリーズ」において、設備機器・建設資材工事業向けに特化した「スーパーカクテルデュオ設備工事・保守」「スーパーカクテルデュオ建材工事」を開発し、2015年3月4日より販売を開始いたします。

設備機器・建設資材工事業を取り巻く環境

2020年の東京オリンピック開催や国土強靭化計画などによって建物の新築・改築が増加傾向にあることから、設備機器・建設資材工事業においては、建設資材や付帯設備である空調機器・冷蔵冷凍装置・電気機器などの設備機器の販売需要増加が期待されています。加えて、人手不足や材料費・燃料費などの資源価格の上昇による価格競争力の強化や、中長期的な観点から顧客との継続取引のサイクルを構築することに関心が高まっています。

こうしたことから、設備機器・建設資材工事業の企業では、案件単位に外注加工費や資機材価格の適正化を図ることや工事現場の進捗管理を行うことを目的として、また、設備機器工事業においては、顧客接点を強化や機材の保守・メンテナンス管理の品質向上と効率化を行うことを目的に、業務の特性に適合した上で高度な業務システムの管理を実現することが求められています。

「スーパーカクテルデュオ設備工事・保守」「スーパーカクテルデュオ建材工事」の開発背景

こうした需要の高まりを背景に、内田洋行では、中堅中小企業向けに実績の豊富なERP/基幹業務システム「スーパーカクテルデュオ販売」を基盤として、新たに設備機器・建設資材工事業に特化した業務管理システム「スーパーカクテルデュオ設備工事・保守」「スーパーカクテルデュオ建材工事」を開発し、2015年3月4日より、販売を開始するものです。

なお、「スーパーカクテルデュオ設備工事・保守」「スーパーカクテルデュオ建材工事」の開発は、これまで設備機器・建設資材工事業向けにシステム構築の実績が豊富であった株式会社内田洋行ITソリューションズ(本社:東京都港区、代表取締役:社長執行役員 新家 俊英、以下、内田洋行ITソリューションズ)の経験値をもとに、ユーザーの要件定義に合わせた標準機能を搭載してパッケージ化いたしました。

内田洋行では、全国のパートナー企業がもつ業種・業務のそれぞれの専門的なノウハウを活用して、業種に特化した製品を拡充し、お客様への開発コストの削減およびシステム導入の短期化を実現し、より安定したシステム構築をご支援していくことでERP/基幹業務システム「スーパーカクテルデュオ」の競争力強化を図ってまいります。


「スーパーカクテルデュオ設備工事・保守」システム構成図

「スーパーカクテルデュオ設備工事・保守」「スーパーカクテルデュオ建材工事」の主な特徴

「スーパーカクテルデュオ設備工事・保守」「スーパーカクテルデュオ建材工事」は、設備機器・建設資材工事業に合わせた各種機能を搭載しております。主な特徴は、以下の通りです。

  1. 物品販売、工事管理業務をパッケージに包含

    物品販売と施工に必要な工事管理、機器のメンテナンスおいては保守業務を一元的に管理することが可能です。「スーパーカクテルデュオ販売」の従来の機能を実装しているため、販売、購買、売掛、買掛、在庫管理はもちろん、新たに機能追加した工事管理、設備機器の保守業務をトータルで管理することが可能です。これにより、物品販売と工事管理システムを別々に構築していたことで発生していたデータ統合や帳票作成などの作業が不要になります。

  2. 工事管理機能を実装

    工事案件の商談が発生した際、案件登録をすることで工事管理が可能です。見積提示・契約後、工事案件をもとに工事登録を行うことで、売上・仕入・入金・支払を工事番号単位で確認することができます(工事案件登録や見積登録は任意入力なので工事登録からの運用も可能です)。

  3. 工事原価の管理

    工事単位で実行予算を設定してから必要に応じて資材などを発注し、仕入計上していくことで工事原価に反映されていきます。社内の在庫品を使用した分の入力や、社員の労務時間を工事単位で入力することで、材料費や労務費の原価も確認することが可能です。これにより、実行予算と実際原価の対比を行うことで、案件ごとの収支状況の把握を支援します。

  4. 機器のメンテナンス業務に対応

    設備機器の保守業務において、契約形態の異なる随時保守、定期保守に対応しています。定期的に決まった売上処理を自動で行うことで、伝票作成など、業務処理の削減を支援します。また、使用設備の状況や過去の修理対応履歴なども管理しているため、顧客からの問い合わせや対応依頼を迅速に行うことが可能です。

    < 随時保守 >
    お客様からの保守依頼を元に、委託先や担当者向けの作業指示書の発行が可能です。また、保守業務に伴い、使用した部材や労務入力を行うことで、保守受付単位での粗利管理が可能です。
    < 定期保守 >
    定期点検などの保守管理を行うことができます。あらかじめ定期点検情報を登録しておくことで、指定月度に点検作業や売上伝票を自動で作成します。

  5. 独自カスタマイズツールにより、個別要件にも柔軟に対応

    専用カスタマイズツール「スーパーカクテルデュオシェーカーズ」により、お客様の個別要件にも高品質、低コストで対応することができます。

【販売展開】

  • 販売については、直接販売のほか、全国約100社のパートナー網を通じて行います。
  • 販売計画:初年度各50本

内田洋行のERPソリューションへの取り組み

内田洋行は、1910年に創業、2010年に100周年を迎えた。1962年(昭和37年)に純国産で初のオフィスコンピューター『USAC(ユーザック)』を発売し、その後50年にわたり情報事業に携わる。「スーパーカクテルシリーズ」は、内田洋行が基幹業務システムの構築を通じて蓄積してきたノウハウの集大成として1997年に製品化し、独自の開発ツールにより、お客様の業務に合わせた柔軟なカスタマイズを特徴として、全国のユーザーに約4,000本を導入している。
また、業種に特化したERP/基幹業務システムを食品業向け「スーパーカクテルデュオFOODs」、包装資材卸売業向け「スーパーカクテルデュオ包」、鉄鋼卸・加工業向け「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」と拡充し、業務適合性の高いパッケージ販売を進めており、機能開発おいてはパートナー企業に奨励する「スーパーカクテルライブラリ制度」を設け、「スーパーカクテルデュオシリーズ」に認定し、内田洋行グループおよび全国のパートナー企業にて販売に取り組んでいる。

※「スーパーカクテル」は、内田洋行の登録商標です。

●スーパーカクテルデュオ設備工事・保守について
http://www.uchida.co.jp/system/c-hks/setsubikouji/index.html

●スーパーカクテルデュオ建材工事について
http://www.uchida.co.jp/system/c-hks/kenzaikouji/index.html

【製品に関するお問い合わせ先】

株式会社内田洋行 情報事業本部 企画部
小幡征範・横田哲
TEL.03(6659)7083 FAX.03(6659)7251

【このリリースのお問い合わせ先】

株式会社内田洋行 広報室
佐藤将一郎・山本登志子
TEL.03(3555)4072 FAX.03(3555)4620