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プレスリリース

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2017/5/9

内田洋行、朝日新聞社とICTを活用した授業で小学校のキャリア教育を共同で推進
〜朝日新聞社発行の「おしごと年鑑2016」デジタル版を教育用コンテンツ配信システム「EduMall」から無償提供開始〜

株式会社内田洋行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大久保昇、以下内田洋行)と、株式会社朝日新聞社(本社:東京中央区、代表取締役社長: 渡辺 雅隆、以下朝日新聞社)は、小学生のキャリア教育を支援するために、朝日新聞社が発刊した学習指導要領に対応したキャリア教育の解説書「おしごと年鑑2016」を両社共同でデジタルコンテンツ化を行いました。小学校での電子黒板への提示やタブレット端末でのICT活用を目指し、より分かりやすいキャリア教育の授業を実現いたします。
つきましては、2017年5月10日より、内田洋行が運営する教育コンテンツ配信サービス「EduMall(エデュモール)」(http://www.edumall.jp/)において、全国の教育委員会、小学校を対象にサービスの無償提供を開始します。朝日新聞社と内田洋行は、小学校のキャリア教育を共同で推進することを目指します。

キャリア教育に特化した学習教材 朝日新聞社発行「おしごと年鑑2016」

  1. ① キャリア教育の小学校での指針

    産業・経済の構造的変化、雇用形態の多様化等を背景に若年層の進学・就職をめぐる環境が大きく変化するのに伴い、「若者の社会的自立」のための勤労観の醸成や社会人としての基礎的資質・ 能力の発達の遅れが課題とされており、そのなかで小学校においてもキャリア教育等の重要性・必要性が強く認識されるようになっています。総合的な学習の時間など各教科で地域の職場見学会や仕事調べの活動を通して、「働くこと」の意義を理解し行動することが重要となっています。
    ※下線部分:中央教育審議会答申「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について」(平成23年1月31日)参照

  2. ② 学習指導要領に対応、学年・教科対応表や指導案も掲載

    朝日新聞社が2016年6月に発刊した「おしごと年鑑 2016」は、小学校のキャリア教育に焦点をあて、約210ページにわたり、企業や団体が提供する製品やサービスの歴史・製造現場の豊富な写真を用いて、キャリア教育をビジュアルで魅力的に紹介する教材として50以上の企業・団体が賛同しています。
    玉川大学 教職大学院教授 谷和樹先生の監修により、キャリア教育授業に役立つ教材や読み物、資料としての使用が想定されており、学習指導要領に対応しています。「各学年教科対応表」には、各企業の紹介テーマについて、小学校3年から6年の「国語」「社会」「算数」「理科」「外国語活動」「総合的な学習の時間」「特別活動」「図画工作」「家庭」「保健・体育」「道徳」の11教科に分類され、具体的な指導案も掲載されています。
    学年・教科対応表や指導案も掲載されていることから、朝日新聞社が28,500部を発行し、日本全国の小学校(20,350校)と教員5,200 名へ寄贈し、現場の先生達による活用が広がっています。

内田洋行と朝日新聞社のデジタル化によるキャリア教育の推進

一方で、学校教育現場では、電子黒板やデジタル教科書の導入や、無線LANの整備、近年では教員によるタブレット端末の活用など、教育のICT化が急速に進んでいます。
そうした学校現場のICT環境整備を進める内田洋行では、朝日新聞社と協力し、ICTによって分かりやすい授業を実現し、キャリア教育を推進すべく、「おしごと年鑑2016」の紙の教材をデジタルコンテンツ化し、「EduMall(エデュモール)」から無償配信を開始するものです。内田洋行では、キャリア教育のコンテンツ拡充と利用率向上をめざし、これら有益な教材を「EduMall(エデュモール)」上で提供することでサービスの付加価値向上を高めてまいります。

デジタル版・収録企業一覧

「おしごと年鑑2016」デジタル版は、各学校へ寄贈されている本と全く同じ構成となっているため、先生や児童は、電子黒板での提示での利用や、タブレットPCでの個別での利用において、安心してご利用いただくことが出来ます。 さらに、ウェブサイト上では連動するコンテンツとして、「おしごとはくぶつかんキッズ」を開設し、記事を読んでクイズに答えて「おしごと」の面白さを体感できるようにしております。

ウェブサイトアドレス 「おしごとはくぶつかんキッズ」https://www.oshihaku.jp/kids/

YKK株式会社 オリックスグループ
ミサワホーム株式会社 三井不動産株式会社
株式会社ココカラファイン 東日本高速道路株式会社
株式会社メニコン アズビル金門株式会社
株式会社ワコール 大崎電気工業株式会社
イオンペット株式会社 日本財団
一般社団法人日本自動車連盟(JAF) セイコーホールディングス株式会社
株式会社カーテン・じゅうたん王国 旭化成グループ
DCMホールディングス株式会社 株式会社IHI
一般社団法人日本フィットネス産業協会 株式会社ノリタケカンパニーリミテド
公益財団法人日本対がん協会 一般財団法人日本気象協会
株式会社ベアーズ 鹿島建設株式会社
キユーピー株式会社 株式会社NIPPO
キリンビバレッジ株式会社 凸版印刷株式会社
全国農業協同組合連合会 大関株式会社
はごろもフーズ株式会社 公益財団法人日本数学検定協会
ホクト株式会社 株式会社市進ホールディングス
本坊酒造株式会社 内閣府認定公益社団法人色彩検定協会
株式会社ヨックモック 株式会社日本能率協会マネジメントセンター
株式会社ユニフルーティージャパン 株式会社アテナ
日本ペットフード株式会社 ショウワノート株式会社
株式会社大和証券グループ本社 一般財団法人日本鯨類研究所
全日本空輸株式会社 公益財団法人ベルマーク教育助成財団
KDDI株式会社 株式会社朝日新聞社
一般社団法人日本貿易会 朝日新聞サービスアンカー
石油連盟

動作環境:Windows7/8.1/10、IE11、Edge、Safari

教育用コンテンツ配信サービス「EduMall(エデュモール)」について

平成14年の総務省EduMart実証実験を経て得られた知見をもとに、内田洋行にて商用化したコンテンツ配信サービスです。32社から提供されるデジタルコンテンツ約1,150タイトルの中から、学校の要望に応じて選び、年間契約にて効率的に利用できるサービスです。ここ数年導入が進んでいるデジタル教科書も配信しており、ほぼ全ての小学校デジタル教科書、中学校デジタル教科書を取り扱っています。これまで275自治体4,800校の小中学校に導入されています。

EduMall(エデュモール)ウェブサイト http://www.edumall.jp/
※EduMall(エデュモール)は内田洋行の登録商標です。