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2023/10/18

内田洋行、Gakkenが提供する情報教育副読本「私たちと情報」を教育用コンテンツ配信サービス「EduMall」の専売製品としてデジタル化、提供開始

株式会社内田洋行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大久保昇、以下内田洋行)は、株式会社Gakken(本社:東京都品川区、代表取締役社長:五郎丸徹、以下Gakken)が制作した情報教育副読本「わたしたちとじょうほう-情報活用スキル編-」「私たちと情報-情報社会探究編-」(以下総称 私たちと情報)をGIGAスクール構想で導入された児童生徒と教員のPCでの活用を見据えてデジタル化し、教育用コンテンツ配信サービス「EduMall(エデュモール)」の専売製品として、10月18日より配信を開始します。

小学生が情報化社会で生きる力を育むために

Gakkenが編集・制作した「私たちと情報」は、初めてPCやインターネット等に触れる子どもたちがICTの基礎知識等を身に付けるために、情報教育副読本の先駆けとして2006年に初版を発刊以来、時代を反映した改訂を行っています。東北大学大学院情報科学研究科教授、東京学芸大学大学院教育学研究科教授 堀田龍也先生が監修、東京学芸大学教育学部教授 高橋純先生をはじめ、情報教育の最前線の先生方が編集に携わっていることから、長年にわたり情報活用能力を育む副読本として支持されてまいりました。

GIGAスクール後の子どもたちがクラウドやSNSなど最新の情報手段や、“集める”“読み取る”など教科横断で課題解決型の学習を拡充するために情報活用の実践的なスキルを体験的に身に付ける内容となっています。さらに小学生がもっとPCで使いやすいように内田洋行にてEduMallに搭載するためのデジタル化を行い、多くの授業シーンでの活用を目指します。

「私たちと情報」EduMall版の特長と主な内容

「私たちと情報」は以下の教育ICT活用の最前線の識者が監修・編集を行っています。

監修:堀田龍也(東北大学大学院、東京学芸大学大学院)

編集:高橋純(東京学芸大学)、佐藤正寿(東北学院大学)、渡邉光浩(鹿児島女子短期大学)、佐藤和紀(信州大学)

社会で必要不可欠な情報活用能力を計画的に育むために

【監修 堀田 龍也】

GIGAスクールで、子どもたちは1人1台のパソコンやインターネット、クラウドを日々の授業で使うようになります。これらを学習の道具として使いこなすには、情報活用能力が不可欠です。学習指導要領でも「学びの基盤となる力」と位置づけられ、各教科の教科書もそうした力が身に付いている前提で作られています。
しかし情報活用能力は特定の教科だけに関わるものではないため教科書がなく、いつどんな力を育めばいいのかと先生方は悩みがちです。そこで私たちは、この2冊の副読本を制作しました。
「情報活用スキル編」では、学習に必要なスキルを項目別に整理し、学習活動を通して身に付けていきます。「情報社会探究編」では、そのスキルを組み合わせて使い、社会の問題を発見し、解決に取り組んでいくプロセスを示しています。
情報活用能力は、子どもたちが社会に出た時に必要不可欠な力です。この副読本を使って、日常的・計画的に情報活用能力を育んでほしいと思います。

「学研 学校教育ネット」より。

■デジタル化で使いやすいユーザーインターフェースへ

今回デジタル化されたEduMall版では、UI(ユーザーインターフェース)を工夫しており、先生が冊子版を使いながら、児童生徒がGIGA端末でデジタル版を使うなどの並行する授業の際にも違和感なく使用できるコンテンツにしております。一方でEduMall版ならではの機能として、子どもたちの使い心地を追求しており、気になる部分でに簡単に貼れる付箋づけ、書き込み(消去)、キーワード検索、ページの拡大・縮小などデジタルの強みを活かした機能を実装しており、各教科の授業内での円滑な利用が期待できます。

書籍に近いユーザーインターフェースで、付箋や書き込みなどの機能を搭載

① わたしたちとじょうほう -情報活用スキル編-

学習に必要なスキルを項目別に整理し、身に付けるための学習活動を単元化したテキスト。例えば、インターネットで調べ学習をする際に、合わせてテキストでインターネットの情報の読み取り方を学ぶことで、教科の授業内で情報を読み取る力を身に付けられる。

② 私たちと情報 -情報社会探究編-

情報活用スキル編で身に付けたスキルを組み合わせて使い、社会の諸課題を発見し、解決に取り組んでゆくプロセスを学ぶ活動を単元化したテキストを収載。

対 象小学校
販売目標令和7年度に200校への販売拡大を目指します。
価 格学校ライセンス 年間1校¥11,000(税別)
対応OSWindows/ChromeOS/iPadOS

JAET(日本教育工学協会)全国大会にて青森県六ケ所村教育委員会が実践発表

2023年10月27日と28日に青森県で開催される第49回全日本教育工学研究協議会全国大会において、EduMallに搭載した「私たちと情報」を活用し、青森県六ケ所村教育委員会様と六ケ所村立千歳平小学校の公開授業を行います。

5年生の「総合的な学習の時間」や「ステップアップタイム(15分間)」のなかで、情報の集め方や情報を整理して選ぶ方法やプログラミングスキルの理解で使用します。3年生の「ステップアップタイム(15分間)」では情報モラルの学習で使用するなど、様々な教科の中で情報活用能力を育む具体的な授業実践を発表いたします。

●第49回全日本教育工学研究協議会全国大会 青森大会

開催日2023年10月27日(金)~28日(土) https://conv.jaet.jp/2023/
開催場所六ヶ所村内小中学校3校・高等学校1校及び青森県三沢市公会堂
テーマICTの活用で 子供たちの可能性を引き出す令和の日本型学校教育の構築を目指して ~本州最北端 青い森からの新たな風~
「私たちと情報」公開授業学校六ヶ所村立千歳平小学校(10月27日)

内田洋行と学研の協業について、EduMall(エデュモール)について

内田洋行とGakkenは2015年に1人1台PCなどこれからの教育環境づくりをテーマに協業することで合意し、学校現場で活用できる教材の開発として教科書・教育出版物の編集で蓄積した教育用コンテンツを相互に用いて、ICTを活用した新たな学校教育向けコンテンツビジネスの開発を進めるなど広く協力関係を築いてきました。今回、新たに「私たちと情報」を内田洋行の強みであるICTリソースを活用してデジタル化し、教育用コンテンツ配信サービス「EduMall」を使って提供を開始することで、より多くの学校の情報活用能力向上に寄与していきます。

※「EduMall」とは
平成14年の総務省EduMart実証実験を経て得られた知見をもとに、内田洋行にて商用化したコンテンツ配信サービスで累計450自治体 7600校への導入実績(2023年10月時点)があります。35社から提供されるデジタル教科書やドリル、動画教材、プリント教材、百科事典・図鑑など約1,400タイトルの中から、学校の要望に応じて選び、年間契約にて効率的に利用できるクラウドサービスです。教材の利用履歴の参照も可能です。授業や学習ですぐに使える無償コンテンツも多数ご用意しています。内田洋行では、教科書だけではカバーできない様々なジャンルのコンテンツを取り揃えることによって、サービスの付加価値を高めていきます。

「EduMall(エデュモール)」ウェブサイト(https://www.edumall.jp/

※EduMall(エデュモール)は内田洋行の登録商標です。

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【この商品のお問い合わせ先】

株式会社内田洋行
学びのコンテンツ&プロダクト企画部 吉田茂喜・谷口栄治
TEL. 03(5634)6638 FAX. 03(5634)6751

【このリリースのお問い合わせ先】

株式会社内田洋行
広報部 佐藤 将一郎・深澤 琴絵
TEL. 03(3555)4072 FAX. 03(3555)4620