新規顧客の開拓とサービスの徹底を目指すカルチロード様が、それまでの市販パッケージソフトによる販売管理システムから脱却して、新システムへの移行を決意した最大の要因は、「エステティックサロンの本来の姿をきちんとアピールすることによって顧客層の拡大を図る」(飯田直史常務取締役)ことにあります。今やエステティックサロンの存在は広く知られてはいるものの、これを実際に利用する人はまだまだ限られています。「そこでCTIを活用することにより、新規顧客を開拓するとともに、既存顧客に対しては的確なフォローと提案が可能になる」と判断、CTIを中心に据えた全社システムの構築を目指しました。 CTI活用が新規顧客獲得のキメ手この意向を受けた株式会社オフィスブレイン福井支店は、新規顧客の開拓とサービスの徹底という導入目的を最大限に実現する基幹パッケージとしてスーパーカクテルを選択しました。スーパーカクテルの選択については、サービス業の業態に応じたカスタマイズが可能で、しかも本格稼動までの期間が短いことが要因です。 「美容だけでなく幅広いリラクゼーションの提供を目指す」カルチロードでは、目的に応じたさまざまなエステティック・コースを用意しています。夏に向けた脱毛などの短期コースから、本来のエステティックとも言われる中長期コースまで、内容、期間、回数など複雑多岐にわたるそれぞれのコースについて、顧客の施術進捗状況を正確に把握し、キャンセル対応などにも迅速に対応、在庫管理やプリペイド残高管理を行う必要があります。 このように必要な顧客情報をリアルタイムに把握して顧客サービスに反映するため、販売管理とCTIとの中間に顧客DBを構築し、この顧客DBを介してCTIとスーパーカクテルを連動しました。流通業で実績の高いスーパーカクテルですが、この工夫によって顧客重視のサービス業でも大きな効果を発揮することになります。 DBの蓄積で顧客サービスを徹底同社はオフィスコンピュータ時代からパソコンによる社内LANを構築、7年前にはISDN活用によって本社と長野倉庫との間でWANを実現するなど、ネットワークについては他社に先駆けた積極的な取り組みを見せて来ました。WindowsNTをベースとしたスーパーカクテルへの移行についても、今までのネットワーク活用の実績から社内でのトラブルは極めて少なかったようです。またスーパーカクテルの稼働に合わせて長野との回線をISDNから128KBの専用線へと変更、速度を向上しながら通信コストの低減を実現しました。 東京本社と長野倉庫とが同じシステム環境となったこともスーパーカクテル導入の大きなメリットとなりました。長野倉庫では専用伝票発行システムや値札発行システムによる出力作業を行っていますが、これらが基幹システムと連動することにより処理効率はグンとアップしました。長野倉庫ではシステムに詳しい要員がいないので、そのサポートをどうするかの問題がありましたが、現地にある内田洋行グループの保守ネットワークを利用できることから、サポート拠点としての期待が高まっています。 企業も現場の人々も共にその成果を享受できるシステムへとステップアップカルチロード様が福井店、鯖江店に続く3店舗目のエステティックサロンとして金沢店をオープンしたのは2000年12月、このオープンと足並みを揃えるべく、2000年8月からスーパーカクテルをベースとしたシステム構築に着手しました。そしてさまざまなカスタマイズを施しながらも予定通り2001年1月から本稼動を開始しました。 新システムの最大のポイントであるCTIについては、アウトバウンドを主力としたシステム運用が特徴です。これは「新規顧客の開拓と既存顧客へのフォローという面では、やはり電話連絡が効果的で、時期や企画に応じて対象を絞り込んだ上での発信がより効果を発揮する」からとされており、しかも「成功/失敗にかかわらず、電話をかけた事による対応の履歴がデータとして蓄積される」ことが大きなメリットとなっています。 2001年7月1日には能登和倉店をオープン、顧客層を北陸から全国へと拡大したカルチロード様の願いは「あらゆる年齢層にエステティックサロンに実際に足を運んでもらう」ということです。カルチロード各店ではスパ&エステティックを基本戦略として、健康・美容におけるスパの効果を重視、サロン内の飲み水や空気にも徹底してこだわるなど、ストレスの多い現代人を心身ともにリラックスさせる環境を整えています。ちなみにスパ(Spa)とは「健康は水から宿る」という意味の頭文字を綴った言葉で、これが入浴の意にも用いられたとの事です。 このような、最新設備の設置やリラクゼーション技術の向上とともに、カルチロード様が重要視するのが、顧客情報の蓄積整備による顧客サービスの質的向上と本来のエステティックの一般への認知度向上です。「エステの原点は健康。健康を実現することが、美にもリラクゼーションにもつながる。各人の置かれた環境の中でこれをいかに実現するかが問題」で、これを実践するエステティックサロンの重要性は、欧米諸国の例を見るまでもなく明らかだと述べられています。 現代社会におけるエステティックサロンの重要性を指摘するカルチロード様にとって、スーパーカクテルによる全社システムの統一はビジネス活動の大きなインフラとして機能しています。カルチロード様のエステティック事業については同社ホームページ(http://www.karuchiroad.co.jp)に詳細な記述があり、「今後は当社のホームページ上で遊びながら、楽しくエステを理解してサロンへといざなう仕組み作りを考えている」との抱負を述べられています。 システム構成■システム構成図
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