社会

地域・社会とのかかわり

地域・社会とのかかわり

地域社会があってはじめて企業活動が成り立つことを意識し、「良き企業市民」として社会に貢献してまいります。

将来の担い手育成 ~大学研究機関への協賛~

内田洋行では、これからのSociety5.0時代の学びに向けて将来の担い手となる人材を育成するために、大学や研究機関と連携し、共同研究に取り組んでいます。

●アクティブ・ラーニング研究

一般社団法人教育環境デザイン研究所:産学官協働の教員育成研究

●教育AI研究、LA研究

一般社団法人エビデンス駆動型教育研究協議会
東北大学:ラーニングアナリティクス研究

●教育DX時代を見据えた教員養成系大学への協賛(協働研究)

北海道教育大学:未来の学び協創環境実践研究
宮城教育大学:情報活用能力、教員養成学習環境

北海道教育大学と宮城教育大学とは、包括的事業連携に関する協定を締結。IoT百葉箱を寄贈・設置し、気象学習データを収集し気象学習活動に活用いただいています。IoT百葉箱が設置されている箇所の気象データを確認することができます。


IoT百葉箱が設置されている箇所の気温データが確認できます

1日の気温の変化

「企業版ふるさと納税」「熱中小学校プロジェクト」を通じて、地方の人材育成・地域活性化を応援

内田洋行は、2015年から始まった地域活性化と大人の学び直しを目的とした「熱中小学校プロジェクト」に参加しています。2020年11月からは企業版ふるさと納税制度を活用し、熱中小学校を展開する20市町村自治体へ寄付を行いました。北海道帯広市、白老町では、十勝地区の自治体が連携し、十勝の強みである「食」をテーマに生産者と消費者をつなぎ、食べる楽しさをはぐくむコミュニティづくりを目指す「食の熱中小学校」事業に活用されました。

●「企業版ふるさと納税」寄付先

北海道東川町、北海道芽室町、北海道帯広市、北海道白老町、宮城県丸森町、山形県高畠町、長野県高森町、富山県高岡市、千葉県銚子市、和歌山県上富田町、和歌山県かつらぎ町、和歌山県すさみ町、和歌山県和歌山市、鳥取県琴浦町、山口県萩市、徳島県上板町、高知県越知町、宮崎県小林市、熊本県人吉市、鹿児島県肝付町


山口県萩市での感謝状受領の様子


北海道芽室町での感謝状受領の様子

京都市と「建築物等における北山杉の利用促進協定」を締結

京都市北山杉のブランドの再生と利用促進に向けて、京都市と内田洋行、三井住友信託銀行、菊池建設、ナイス、京都北山丸太生産組合、京北銘木生産協同組合にて「建築物等における北山杉の利用促進協定」を締結しました。これにより、「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に基づき、北山杉の林業技術や文化の継承とSDGs、2050年カーボンニュートラルの実現等に貢献することを目指していきます。

当社は、北山杉を生かした空間・内装デザイン活用を拡げ、小中高大の学校空間、商業施設、福祉施設、民間企業、市庁舎への積極的な木質化空間を提案してまいります。


協定締結に関する記者会見の様子:京都市役所

「文化づくり」「人を育てる環境づくり」を目指して「日本フィルハーモニー交響楽団」への寄付

公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団は、オーケストラ・コンサートの他、親子コンサートやワークショップなどの教育プログラム、被災地での音楽活動を通じた地域貢献の3つの活動を柱に社会活動に従事されています。コロナ禍においても、楽団経営が大変厳しい環境でも活動を継続されていました。そのような中、文化芸術活動を応援するため、創業111周年の特別事業の一つとして、日本フィルハーモニー交響楽団の楽団員の皆さまのお役に立てればと寄付をさせていただきました。その御礼として、2022年1月29日(土)に「内田洋行 創業111周年記念 クラシックスペシャル」としてスペシャルコンサートの開催、及び内田洋行グループ社員向けに、特別にライブ配信も行われました。


「内田洋行 創業111周年記念 クラシックスペシャル」特別講演の模様

日本車いすラグビー連盟への協賛(オフィシャルサポーター)を継続

2019年7月より、オリンピック・パラリンピック東京大会を契機に、日本車いすラグビー連盟のオフィシャルサポーターとして協賛を行っております。この事業においては、学校市場への当社ブランドの向上、特別支援教育を強化していること、また、当社主催の業界イベントでの車いすラグビーの普及・啓発コンテンツでの協力や内田洋行グループ社員への車いすラグビーへの興味・関心を高めていくための啓蒙活動を行っております。

日本のスポーツ振興支援。国内トップクラスの円盤投アスリート選手を雇用

2020年4月1日、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が実施するトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を通じ、陸上競技・円盤投の辻川美乃利選手を採用いたしました。

辻川選手は、高校入学と同時に円盤投を専門種目とし、大学在学中の2017年度日本選手権・インターカレッジにおいて女子円盤投で優勝。大学院に進学後も競技を続けながら体育学を専攻。現在は、内田洋行社員として業務を行う傍ら、競技活動との両立を実践しており、2020年・2021年には全日本実業団対抗陸上競技選手権大会で二連覇いたしました。

当社は、世界を目指すトップアスリートを支援する「アスナビ」に賛同するとともに、世界に向けて挑戦する辻川選手を内田洋行グループ一丸となって応援することで、グループ全社員の連帯感を醸成するとともに、より豊かな人間社会実現のために日本のスポーツ振興を支援して参ります。


「第106回日本陸上競技選手権大会(2022年6月9日)」 第3位(51m26cm)


「第106回日本陸上競技選手権大会(2022年6月9日)」 第3位(51m26cm)

ビジネスインターンシップ制度の実施

内田洋行では、2004年より毎年1~2週間のビジネスインターンシップを実施し、今までに700名の学生を全国から受け入れています。ビジネスインターンシップの意義は「就業体験を通じて、参加者の社会に対する関心を上げるとともに、経験によってモノの見方・考え方の幅が広がる支援をすること」ととらえています。

2022年は新型コロナウイルス感染防止の観点より、対面・オンライン併用での開催となりました。参加学生の皆さんには世の中で加速する「働き方変革」「学び方変革」「場と街づくり変革」を学んでもらいながら、実際に現場で事業に携わる社員の指導を受けて、就業を体験していただきました。

●受け入れ実績
2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年
33名44名47名48名56名51名48名
2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年
43名31名35名35名36名33名26名
2018年2019年2020年2021年2022年
32名47名10名30名15名

教育データやエビデンスを活用した教育を実現させるために一般社団法人エビデンス駆動型教育研究協議会への協賛

GIGAスクール構想で整備され、一人一台の情報端末を用いた学習環境が整備されました。その中で、デジタル技術を用いた教育・学習によって蓄積・収集される教育ビッグデータを活用して、様々な教育・学習で得られるエビデンスを全国の教育現場で共有していく必要があります。

当社は、「教育ビッグデータ」を科学的に解析し、学びのプロセスを可視化して、エビデンス駆動型教育の学術研究を推進し、実践していくことを目的に設立された「一般社団法人エビデンス駆動型教育研究協議会」への取組みに賛同し、エビデンス利用教育の普及に協力しています。

環境教育教材

次の世代を担う子どもたちへの環境教育のための教材、実験器具を開発し小学校、中学校、高等学校で行われている「環境についての学習」を支援しています。

●実験器具、体験教材


マルチエネルギーキット
水力/風力/光電池の3種類の発電モジュールによるエネルギー実験ができます。


デジタル地球儀GLOMAL
環境に関するデジタルコンテンツを360°球体スクリーンに投影し、地球規模で環境を考えます。

発電エネルギー比較実験器
LEDの点灯に必要なエネルギーが豆電球に比べて少ないことを、手回し発電機で点灯させることによって、実感できます。

●ソフト教材

授業で使いやすいソフト教材を様々な形態で提供しています。
(左)ゴミをへらそう!リサイクル
(右)森はともだち

最終更新日付:2023年7月13日