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プレスリリース

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2012/2/23

内田洋行、ICT空間構築事業の韓国市場展開で、韓国ETNERSグループと事業提携
〜「ICT×DESIGN」をコンセプトに、ETNERSデザイン社と事業提携合議書を締結〜

株式会社内田洋行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:柏原 孝)は、2012年1月18日、韓国の株式会社ETNERS(本社:韓国ソウル市、代表取締役社長 LIM GAKGYUN)、および同社のオフィス内装専門子会社である株式会社ETNERSデザイン(本社:韓国ソウル市、代表取締役社長:PARK SE JEONG)と、「ICT×DESIGN」をコンセプトとするICT空間構築の韓国市場での展開を目的とする事業提携基本合議書を締結いたしました。あわせて、2012年2月21日、ETNERSデザインの事業規模拡大に向けた資本金増資に参加するための契約を締結いたしました。

これにもとづき、内田洋行とETNERSグループは、オフィスや教育施設を対象としまして、韓国市場でのICT空間構築事業の展開を協同で進めてまいります。

内田洋行とETNERSデザインとの事業提携の目的

内田洋行では、ICT空間構築事業の東アジアへの展開を基本的海外戦略として、中国市場とともに韓国市場を重要マーケットと位置付けております。一方で、ETNERS及びETNERSデザインは、新規事業として韓国国内のオフィスや教育施設に対してICTソリューションを用いた空間設計に取り組むことを課題としております。

こうした背景から、双方協議の上、韓国市場でのICT空間構築事業の展開、および内田洋行の事業コンセプトである「ICT×DESIGN」のブランディングを行うことを共通の目的に、技術協力と設計・販売に関わるリソースを相互に活用することを主な内容とした業務提携を行うものです。

事業提携の主な内容

業務提携の主な内容は以下の通りです。

  1. 販売でのパートナーシップ
    内田洋行のオリジナルソリューションであり、ICTと融合した空間を構築するシステム「Smart Infill(スマートインフィル)」の韓国国内での提案・販売業務について、内田洋行はETNERSデザインに業務委託をいたします。
  2. 設計・施工でのパートナーシップ
    内田洋行は、韓国国内での「Smart Infill(スマートインフィル)」を中心とした、デザインプランの作成、設計・施工、管理業務等の請負業務を、ETNERSデザインに委託いたします。
  3. 「ICT×DESIGN」コンセプトのブランディングでのパートナーシップ
    内田洋行の事業コンセプトである「ICT×DESIGN」の韓国国内でのブランディングのため、内田洋行は、ETNERSデザインへのICTソリューションの提供をはじめ、韓国向け製品資料の製作、マーケティングプログラムの立案、セールスと支援スタッフのトレーニング等を行うとともに、協同でプロモーション活動を行います。

内田洋行によるETNERSデザインの資本金増資への参加について

内田洋行は、ETNERSデザインの事業規模拡大のための2012年2月29日(予定)の資本金増資に参加いたします。ETNERSデザインは、資本金2億ウォンから2億4千万ウォンに増資するとともに、内田洋行は第三者割当増資を引き受けることで合意をいたしました。その結果、増資後のETNERSデザインに対する内田洋行の持ち株比率は、16.7%となります。

ETNERS 、ETNERSデザインについて

■株式会社ETNERSについて

サムスングループ等大手企業の人事・総務業務のアウトソーシング専門(BPO)会社として業務代行、ソフトウエア開発、教育サービス、派遣、通販、室内建築工事、施設管理等の事業を展開している。1998年サムスン電子より分社化された。主な顧客は大企業を中心に約200社、2011年の売上高は234億ウォン(約17億円)である。ビジョン2020年に向けて「知識基盤の親切なサービスに基づいた適切なソリューションと実力のある専門家を保有した人事総務アウトソーシング会社」として成長していく。

■株式会社ETNERSデザインについて

株式会社ETNERSのオフィス内装専門子会社として、2009年に分社化された。オフィス空間構築、展示空間、学校等の内装コンサル、設計、施工、移転業務を行う。売上は2011年58億ウォン(約3億9千万円)で創業時からのオフィスデザイン、設計ノウハウに加えて、「ICT×DESIGN」コンセプトにもとづく事業の確立、デザイン設計・環境構築の韓国内での第一人者を目指す。