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2013/6/18

内田洋行、鉄鋼卸・加工業向けERPパッケージソフト「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」を発売
〜パートナー企業で開発するERPを「スーパーカクテル」ブランドに認定〜

株式会社内田洋行(本社 東京都中央区、代表取締役社長 柏原 孝、以下、内田洋行)は、鉄鋼卸・加工業向けにERPパッケージ「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」を開発いたしまして、2013年6月18日より、販売を開始いたします。

「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」は、株式会社内田洋行ITソリューションズ西日本(本社 京都府京都市、代表取締役社長 土屋正弘、以下内田洋行ITソリューションズ西日本)が、内田洋行の販売管理業務パッケージ「スーパーカクテルデュオ販売」をベースに、内田洋行ITソリューションズ西日本のもつノウハウをもって鉄鋼卸・加工業に特化して開発したERPパッケージソフトです。

これは、内田洋行が、業種特化した機能開発をパートナー企業に奨励する「ライブラリマート制度」を使い、内田洋行ITソリューションズ西日本が開発した「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」を「スーパーカクテルシリーズ」に認定して内田洋行グループの製品ラインナップとしたもので、内田洋行グループおよび全国のパートナー企業にて販売を開始します。

内田洋行では、全国のパートナー企業がもつ業種・業務のそれぞれの専門的なノウハウを活用して、ERPパッケージソフト「スーパーカクテル」の競争力強化を図って参ります。

鉄鋼卸・加工業向け「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」の開発背景

鉄鋼卸・加工業界では、経営基盤の強化・経営品質向上への取り組みとして、収益拡大、コスト管理の徹底、欠品防止、納期短縮、問合せ対応の向上などにより、顧客提供価値の最大化を進める取り組みが進められています。

具体的には、加工賃・配送費といった経費項目別、案件別に利益管理を行う多角的な事業情報の把握や、加工工程後に発生する端材の在庫管理と母材の有効活用を進めること、さらには使用する原材料管理による原価低減など、経営情報の可視化が求められています。

また、事業運営においては、案件進捗状況の問合せに迅速に対応するための製品加工情報の一元化や、製品・加工品質の向上のため、資材成分表(ミルシート)を出荷時に漏れなく納品物に添付する業務の付加や、その資材成分表への問合せに迅速に対応する仕組みづくりなど、競争力強化が図られています。

こうした鉄鋼卸・加工業界の新たな経営課題となる「経営情報の可視化」「競争力強化」にともなう業務改善、業務変革をより円滑に実現すべく、内田洋行グループでは、中堅中小企業向けの販売・在庫管理分野でトップクラスの導入実績を持つ内田洋行の「スーパーカクテルデュオ販売」を基盤として、内田洋行ITソリューションズ西日本の鉄鋼卸売業におけるサポート実績にもとづくノウハウによる鉄鋼卸・加工業界向けの機能開発を進めて、「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」としてパッケージ化いたしました。

「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」の主な特長

「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」は、鉄鋼加工・卸業界の特性に合わせた各種機能を搭載しております。主な特長は、以下の通りです。

■案件進捗状況および利益の一元管理
案件ごとに、資材入荷状況や加工状況、出荷状況などが一目でわかる画面をご用意しています。これにより、お客様からの問い合わせにも迅速に対応することが可能です。また、案件ごとの資材原価だけでなく、加工賃・配送費等の経費を含めた案件別利益管理を行うことが可能です。

■端材管理を含む在庫管理機能
加工指示・完成入力時に、加工時に発生する端材の入力ができます。端材を有効に活用することで原価低減が図れるとともに、システム上で端材在庫を確認することができることで在庫の適正化と業務効率化を支援します。

■輸出入業務ソフト「VPort Super」との連携で、輸出入業務管理を効率化
内田洋行ITソリューションズ西日本が提供する輸出入業務ソフト「VPort Super」と連携しています。これにより、煩雑な輸出入関連資料作成業務や為替レート確定など、一連の業務の効率化を実現します。

■企業特有の業務に対応するカスタマイズ
内田洋行が提供する専用ツールでお客様によるカスタマイズが可能です。このため、企業固有の業務やご要望に応じたカスタマイズを低コスト・高品質に提供することが行えます。

提供価格・販売目標について

オープン価格となります。

初年度は、内田洋行グループおよび内田洋行のパートナー企業を通じ、50社の受注を目標としております。

※別途「スーパーカクテルデュオ販売Ver.7.0」のご購入が必要となります。

内田洋行の「ライブラリマート制度」について

「ライブラリマート制度」とは、全国約100社の内田洋行のパートナー企業で構成される「USAC会」を対象に、内田洋行のERPソフトウェア「スーパーカクテルシリーズ」をベースとして、業種特化型パッケージや、周辺ソリューションの開発を推奨するパートナーシップ制度です。内田洋行情報事業本部による審査によって認定されたアプリケーションは、内田洋行グループや「USAC会」にて取扱いを可能とします。各パートナー企業が持つ専門的な業種・業務ノウハウを「スーパーカクテルシリーズ」の開発に適用していくことで、競争力強化を図ってまいります。

尚、内田洋行ITソリューションズ西日本が開発した「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」は、この「ライブラリマート制度」によって「スーパーカクテルシリーズ」に認定されたものです。

内田洋行のERPソリューションへの取り組み

内田洋行は、1910年に創業、2010年に100周年を迎えた。1962年(昭和37年)に純国産で初のオフィスコンピューター『USAC(ユーザック)』を発売し、その後50年にわたり情報事業に携わる。「スーパーカクテルシリーズ」は、内田洋行が基幹業務システムの構築を通じて蓄積してきたノウハウの集大成として1997年に製品化し、独自の開発ツールにより、年商100億円未満の民間企業へのERP導入では約3,500社と、トップクラス。中でも、中堅・中小企業向けERPパッケージ「スーパーカクテルDUO(デュオ)」シリーズは、年商50億円未満企業向け市場において2012年販売・在庫管理ソリューションライセンスの売上高の国内シェアでNO.1の実績をもつ※。
※株式会社矢野経済研究所調べ(2012年12月現在)
2012年中堅・中小企業向け(年商50億円未満)販売・在庫管理ソリューションライセンス売上高エンドユーザ渡し価格ベースシェアNO.1

※「スーパーカクテル」は、内田洋行の登録商標です。

●「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」について
http://www.uchida.co.jp/system/c-hks/duotekkou/index.html

【製品に関するお問い合わせ先】

株式会社内田洋行 情報事業本部
企画部:小幡征範・熊川景子
TEL.03(5602)9313 FAX.03(3820)9427

【このリリースのお問い合わせ先】

株式会社内田洋行 広報課:佐藤将一郎・長谷川泰
TEL.03(3555)4072 FAX.03(3555)4620