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2016/11/8
内田洋行、新しい働き方を提案する「UCHIDA FAIR 2017」を開催
〜働き方変革を加速する“アクティブ・コモンズ”を推進するオフィス新製品を発売〜
「内田洋行新川第2オフィスビル」
株式会社内田洋行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大久保 昇)は、2016年11月9日・10日・11日の3日間、新しい働き方を提案するオフィス新製品展示会「UCHIDA FAIR 2017」を開催します。
働き方変革における社会の変化
政府は「日本再興戦略2016」において、フレックスタイムなどの裁量労働制、子育てと仕事の両立支援、テレワーク、女性や高齢者、障がい者の活躍推進、外国人材受け入れによる多様な人材の活用、さらには、成果で評価される高度なプロフェッショナル人材の活用など、「生産性革命」として雇用環境整備と働き方改革を進めています。
その一方で、すでに企業では知的生産性向上に向けて働き方改革に取り組みつつあり、働く場では、プロジェクト型のワークスタイルの推進や、組織でのコラボレーションの活性化に関心が高まっています。さらに、積極的な新卒者の採用増加からオフィスの効率性を高めるとともに、女性や高齢者、海外人材など多様な人材活用を推進する上で、働きやすさや心地よさなどが求められています。
働き方の自由度と創造性を高める“アクティブ・コモンズ”
こうした働き方や働く場の変化に対して、内田洋行では、1989年に設立した社内研究所である知的生産性研究所において、2010年、変革目標を明確にして、“働き方”と“働く場”を同期させて相乗効果を発揮して新しい組織風土を生み出す「チェンジ・ワーキング」コンサルティングサービスを開始しました。さらに2012年には、その仮説の実証を目的とした自社実践「チェンジ・ワーキング」プロジェクトを開始し、その結果、ペーパーストックレスの実現や、会議でのコラボレーション活性化などにおいて働き方変革の成果を実証しております。
知的生産性研究所では、それらコンサルティングサービス事例の経験値と自社実践による仮説検証をもとに、「オフィスワーカーが自ら働く内容に応じて働く場を選ぶ“アクティブ・コモンズ”(※)」を提唱しております。
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■「チェンジ・ワーキング」自社実践プロジェクト4年目の実証値
知的生産性研究所の調査診断によって2016年の各種KPIの変化を、移転前を基準に移転1年目と移転4年目(現在)の変化を比較した結果、以下のような成果が表れました。
項目 0年目 4年目 1 個人所有の書類 6.1fm 1.6fm (共用部分含む) 2 会議時間の削減割合 95分 75分 (−21%) 3 会議室稼働率の向上 38% 57% 4 顧客対面時間の変化 24% 43% (1.8倍) -
■知的生産性研究所が考える“アクティブ・コモンズ”とは
“アクティブ・コモンズ”とは、オフィスワーカー自らが業務に応じて最適な機能と場所を選ぶ知的生産性研究所が提唱する考え方で、一般的なフリーアドレスとは異なります。
具体的には、部門を越えたコミュニケーションを行ったり、発想を生み出す創造的な業務を行ったり、自律的に集中して業務をすすめたり、他者との情報共有をはかって業務スピードを上げるなど、オフィスワーカーが自ら判断して自在に働く場を選び、自ら描くあるべき姿を形成していく考え方です。
ワーカー自らが働く場と働き方を選択する「アクティブ・コモンズ」を進化させた2017
働き方変革に向けた“アクティブ・コモンズ”の推進には、自在な働き方をサポートする多義的なワークシーンの導入が求められます。
内田洋行では、 “アクティブ・コモンズ”の考え方にもとづく多様なワークシーンを構成するために、デザインの統一性をはかりつつ“可変性”や“柔軟性”(フレキシビリティ)を重視して、オフィス空間設計やオフィスファニチャーの開発を進めております。
■“アクティブ・コモンズ”を推進する2017オフィスファニチャー新製品
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(1)テーブルシステム「LEMNA(レムナ)」をフルモデルチェンジ、多様なワークシーンを演出
2009年発売の「LEMNA(レムナ)」は、柔軟な運用のできるテーブルシステムとして発売以来、オフィスや公共空間への高い導入実績があります。このたび、多様なワークシーンを演出するために、フルモデルチェンジをいたしました。まゆ型やウィング型など8種類の天板形状と、脚部とテーブルの新カラー、国産杉材や指紋がつかない新素材等を採用。また、モジュールの見直しによりお求めやすい価格を実現しました。カフェワーク、ライブラリワーク、ソロワーク、プロジェクトワーク、大規模な会議をつくります。
- 多彩な天板形状
まゆ型、ウィング型、サークル型、ピック型、スクエア型、長方形型(3種類)の全8種。 - 天板と脚部のカラーバリエーション
天板のカラーは、グレー、ベージュ、ブラック、ホワイト、木目(3色+突板2色)、杉の10種類。脚部のカラーには、シルバーメタリック、ポリッシュ、白、黒の全4種類。豊富なバリエーションをご用意しました。 - 天板素材のバリエーション
基本の木材素材のほか、国産杉材やテーブルに指紋がつかない新素材「FENIX」(※)を採用した天板をラインアップしています。 - ソロワーク向け片面タイプ:通常タイプのほかに片面タイプをご用意。
ソロワークやカフェワークに最適です。 - 連結ミーティングテーブルタイプ:最大14名が着座できる大型の会議室テーブルになります。
- テーブルの高さを選択可能:高さも720mmと950mmを選択でき、スタンディングワークに対応できます。
(ワークステーション両面単立タイプW2400×D1400 285,400円、ワークステーション片面単立タイプW2400×D700 211,000円、連結ミーティングテーブル張出タイプW3200×D1200 259,000円、まゆ型221,500円、サークル型(Φ900)111,900円 税抜価格2016年12月21日発売予定)
(※)「FENIX」とは:イタリアのアルバ社で開発された、ナノテクノロジーを駆使した新世代のアクリル化粧版です。傷や摩耗に強く、指紋がつきにくい材質で、小キズならばアイロンの熱やきめの細かいスポンジで修復可能。美しさを長期間にわたり保持することができる、パフォーマンス性の高い天板です。
- 多彩な天板形状
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(2)コミュニケーションのスタイルを変化させる上下昇降テーブル「OPERNA(オペルナ)」
- 目線の高さの変化によるカジュアルなコミュニケーションの演出や、スタンディング式のスピーディなミーティングなど、 オフィスワーカー自らで高さ調整を自在に変更できる昇降天板によって、“アクティブ・コモンズ”の働き方に応じた立作業や着座作業などの選択が可能です。
- 個人の体格差や車椅子の方など様々な多様性に応じて快適に業務を行えます。
(上下昇降テーブル「OPERNA」W1200×D700 186,300円、ミーティングテーブルW1800×D900 272,500円 /税抜 価格2017年1月21日発売予定)
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(3)落ち着いた雰囲気のラウンジでソロワークをつくるソファ「TRIVIO(トリヴィオ)」
グループワークやミーティングと並行して、仕事の休憩の合間に寛ぎながらソロワークを行う働き方が増えています。「TRIVIO(トリヴィオ)」は同じソファに座りながらも、隣の人と視線が合いづらいシートデザインにより、様々な人々が集まるリフレッシュエリアでの個人業務をサポートします。オープンスペースやライブラリなどでリラックスした思考ができる働く場を演出します。
(片肘チェアテーブル付W756×D958 326,500円/税抜価格2016年12月21日発売予定)
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(4)グループワークを活性化させる「ミーティングテーブル」「チェア」シリーズ4種
①ワークショップや社員研修に最適なフラップテーブル「FT-1600」とチェア「CS-28」
- 多彩な天板形状により個性的なレイアウトを演出する「FT-1600」
天板形状は、長方形やスクエア型、サークル型など様々な組み合わせで空間をデザインします。 天板をフラップして即座に移動・収納が行えます。ワークショップや社員研修など必要に応じて、フレキシブルに食堂エリアや会議室をイベント空間としてレイアウトします。 - カフェやリフレッシュエリア、テーブルワークに最適で軽やかな色彩の「CS-28」
(CS-28背樹脂タイプ 4本脚 26,100円 2016年11月21日発売予定、FT-1600T字脚 長方形(フラップ)W1800×D900 109,200円 十字脚 スクエア(フラップ)W900×D900 83,300円/税抜価格2016年12月21日発売予定)
②大規模な会議やセミナーでフレキシブルなグループワークに対応するフラップテーブル「Paragraph(パラグラフ)」とチェア「FM-345」
- 優れた収納効率で保管する際もスタイリッシュな佇まいの「Paragraph(パラグラフ)」
折り畳んだ際の収納ピッチはわずか100mm。横一列にした場合、フルワイドの幕板同士が隙間なく配置でき、会議やセミナーを統一した空間でスタイリッシュに演出します。また、広く余裕のある足元空間をつくります。 - 優れた収納効率で軽快な機動性と座り心地で様々なシーンをサポートする「FM-345」
A4サイズのメモ台や荷物ラック付きチェア。
(W1800×D600幕板付き棚付き 69,500円/税抜価格 2016年12月21日 発売予定、FM-345 34,500円 FM-345メモ台付き 59,5,00円 2016年12月21日発売予定)
- 多彩な天板形状により個性的なレイアウトを演出する「FT-1600」
会議でのコラボレーション活性化を加速するICTツール新製品
内田洋行では、働き方変革をテーマに、「Microsoft Office365®」(※)をはじめとするグループウェアや、それらと連携されるクラウド型会議室予約システム「SmartRooms(スマートルームズ)」など、ネットワークソリューションの展開・開発を行っているほか、コラボレーションの活性化として会議やプレゼンテーションを効果的に進めるICTツールの展開も行っております。このたび、このICTツールの強化をはかり、新製品を発表いたします。
(※)「MicrosoftOffice365」は米国Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。内田洋行は大規模なエンタープライズシステムの導入における豊富な実績と技術力が認められ、マイクロソフトゴールドコンピテンシーに認定されています。
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■社外のビジネスパートナーとのコラボレーションを支援する「クリックシェアCSE-200」
「ClickShare(クリックシェア)」は、ボタンをPCに挿し込み、社内ネットワークへの接続をせずに、ワンクリックするだけでPC画面をプロジェクターなどにワイヤレスで投影できるプレゼンテーションツールです。2013年に発売以来、多くのお客様に好評を得ております。
このたび、最大64機とつなぎ、4画面で投影できる上位機種に続いて、最大16機と同時に接続、2画面同時投影モデル「クリックシェアCSE-200」を発売いたします。(クリックシェアCSE-200 /265,000円(税別)2016年10月発売)
(※)クリックシェアはベルギーのバルコ社製の製品です。内田洋行は、世界的な映像機器トップメーカー、バルコ社(ベルギー)製・ワイヤレス画像投影システム「ClickShare」の日本国内における総販売代理店です。
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■高画質画像・マルチデバイス対応ワイヤレス画像転送システム「wivia Button(ワイビアボタン)」
2008年に発売した「wivia(ワイビア)」は、パソコンやスマホ・タブレットのデータをネットワーク経由で簡単に投影することができ、ワイヤレス環境での効率的な会議を実現します。企業のオフィス、小中高大学などの教育機関を中心に約18,000台の導入実績があります。このたび、「wivia(ワイビア)」を機能拡張した「wivia Button(ワイビアボタン)」を発売します。
- 新発売「wivia Button(ワイビアボタン)」
「wivia(ワイビア)」本体に「wivia Button(ワイビアボタン)」をペアリングすることで、HDMIで接続した入力機器の映像を無線LANで転送するこ とができます。これにより、タブレット端末、スマートフォン、書画カメラ、シンクライアントなど、さまざまなデバイスから画面の転送が可能になります。
(wivia Button WV-HB-1 /オープン価格2016年12月9日発売予定 ※wivia 3(WV-BG-3)・wivia 4(WV-BG-4)用の端末ユニットです)
- 新発売「wivia Button(ワイビアボタン)」
働き方変革の実践の場 新川第2オフィスリニューアル
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■内田洋行新川第2オフィス リニューアルについて
2012年から「チェンジ・ワーキング」自社実践プロジェクトとして知的生産性研究所主導のもと変革目標の明確化と344の変革促進施策を抽出して5つの分科会で実施策を検討し、社員参画で新たな働き方を進めてまいりました。竣工後4年間の時間経過により、組織再編や新入社員増に対応してオフィス活用の効率を図りつつ、社員自らが働く場を選択する“アクティブ・コモンズ”をさらに進めるため、新川第2オフィスのリニューアルを行いました。
- パフォーマンス向上のために執務スペースの「可変性」を重視したファシリティを採用
執務スペースの自由度を高めて最大活用するために、個人業務とプロジェクト業務のどちらにも対応するテーブルワークを大幅に採用。さらに可動式ファニチャーを多用して様々な場所での集散を可能とするなど、ミーティングでのコラボレーションと、個人業務を推進するための場をリニューアル前と比較して、大幅拡張しました。ソロワークとグループワークを即興的に行えることでパフォーマンスの向上を図ります。 - 国産木材の活用で多様性のある働く場に「心地よさ」を実現
プロジェクトワークルームとして国産木材を活用した空間構築システム「WoodInfill(ウッドインフィル)」や、多様なオフィスワーカーの「心地よさ」を演出するため、「日本の木でできたシリーズ(※)」でライブラリやラウンジなどに国産木材をふんだんに取り入れています。
(※)「日本の木でできたシリーズ」は、内田洋行と株式会社良品計画(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:松﨑 曉)の国産木材を活用した法人向けオフィスづくりでの協業による共同開発製品です(2016年4月7日発表)。2016年度ウッドデザイン賞奨励賞(審査委員長賞)受賞。
- パフォーマンス向上のために執務スペースの「可変性」を重視したファシリティを採用
■内田洋行知的生産性研究所について
1989年に内田洋行の企業内研究所として設立。約27年にわたり一貫して、ワークスタイル変革とワークプレイス、ひと・組織・場の関係を研究。1994年にはオフィスファニチャーにおいて「コラボレーション」の商標を取得。働くひとの創造性発揮や自由闊達な組織活動のダイナミズムを促進する働き方変革のコンサルティングサービス開発に取り組む。
※「知的生産性研究所」「チェンジ・ワーキング」「Active Commons」は内田洋行の登録商標です。
■「UCHIDA FAIR 2017」について
- 「UCHIDA FAIR 2017 in TOKYO」(オフィス新製品展示会・セミナー)
- 会期:2016年11月9日(水)・10日(木)・11日(金) 10:00-18:00(受付10:00-17:30)
- 場所:内田洋行新川本社ビル(東京都中央区新川2-4-7)
- 「UCHIDA FAIR 2017 in FUKUOKA」(オフィス新製品展示会・セミナー)
- 会期:2016年11月16日(水)・17日(木)10:00-17:00
- 場所:内田洋行九州支店(福岡県福岡市中央区大名2-9-27 赤坂センタービル2F)
- 「UCHIDA FAIR 2017 in OSAKA」(オフィス新製品展示会・セミナー)
- 会期:2016年12月7日(水)・8日(木)10:00-18:00(受付10:00-17:30)
※12月8日 10:00-17:30(受付10:00-17:00) - 場所:内田洋行大阪支店(大阪府大阪市中央区和泉町2-2-2)
- 「UCHIDA FAIR 2017 in NAGOYA」(オフィス新製品展示会・セミナー)
- 会期:2017年1月24日(火)・25日(水)10:00-18:00(受付10:00-17:30)
- 場所:内田洋行名古屋営業所(愛知県名古屋市中区錦2-2-2 名古屋丸紅ビル13F)
- 「UCHIDA FAIR 2017 in SAPPORO」(オフィス新製品展示会・セミナー)
- 会期:2017年2月2日(木)・3日(金)10:00-18:00(受付10:00-17:30)
※2月3日 10:00-17:00(受付10:00-16:30) - 場所:内田洋行北海道支店(北海道札幌市中央区北1条東4-1-1サッポロファクトリー1条館1F)
【製品に関するお問い合わせ先】
株式会社内田洋行
オフィス商品企画部 門元英憲
TEL.03(3555)4091 FAX.03(5543)9053
【このリリースのお問い合わせ先】
株式会社内田洋行
広報部 佐藤将一郎・深澤琴絵
TEL.03(3555)4072 FAX.03(3555)4620