株式会社内田洋行（本社：東京都中央区、代表取締役社長：大久保昇、以下内田洋行）は、教育コンテンツ配信サービス「EduMall（エデュモール）」（http://www.edumall.jp/）から、2020年度の新学習指導要領の完全実施に向けて、プログラミング教育のための新たな教材「Scratch（スクラッチ）テキスト」の無償配信を行います。
2020年度の新学習指導要領においては、論理的思考力を身に付けるための学習活動の一つとして「プログラミング教育」が導入されます。その目的は、子供たち一人一人の「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指して、論理的思考力の育成とともに、身近な問題の解決に主体的に取り組む態度の育成です。さらには、コンピュータ等を上手に活用してよりよい情報化社会を築いていこうとする思いを育むことや、教科等で学ぶ知識及び技能等をより確実に身に付けさせることにあるとされています。
今回無償配信する「Scratch（スクラッチ）テキスト」は、株式会社テックプログレス（本社：愛媛県松山市、代表取締役社長: 武田知大）が開発した教材で、マサチューセッツ工科大学メディアラボのグループが開発した子ども向けプログラミング言語「Scratch（スクラッチ）」を、ゲーム作りを通して学ぶためのものです。「Scratch」は直感的にプログラミングを学ぶことができ、世界の教育機関におけるプログラミング教育に利用されています。
収録されているテキストは、全10回分の授業に対応した約100ページ分となります。テックプログレス社が展開する児童を対象とした習い事教室の現場で、延べ1万時間以上かけて作られた安心のテキストで、小学校でのプログラミング教育を支援します。

Scratch（スクラッチ）テキスト
写真左：定義を使ってみよう　写真右：Edumallトップ画面（教材一覧）

【テキストの特徴】

• ゲームを作りながら、直感的にプログラミングを学ぶことができます。
• 全10回、約100ページ分のテキストを無料でご利用できます。
• プロジェクターでスクリーンに投影して使用することができます。
• 印刷、配布すれば子どもが一人で読んで進められるテキスト構成になっています。
• 作品をもっと面白くするアイデアリスト、工夫した箇所を記入する欄、メモ欄が付属しています。

プログラミング教育は、情報化時代を担う人材育成のための総合的な能力であり、内田洋行ではその取組をより円滑なものとするためにも、一人一台の情報端末整備やネットワークの強靭化、無線LAN整備といったICT環境整備を更に推進していきます。
今回の配信により、新学習指導要領完全実施に向けて、「EduMall（エデュモール）」を利用している学校へのサービス向上を図るとともに、さらなる「EduMall（エデュモール）」の利用拡大と付加価値向上を強化いたします。