プレスリリース

2018/4/4

2018年度 新入社員 社長メッセージ

当社は4月2日に入社式を行いました。59名の新入社員に向けた代表取締役社長・大久保昇の挨拶(要旨)は以下のとおりです。

 新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
 今日から、59名の皆さんが、内田洋行の社員、内田洋行グループ社員の一人として社会人の仲間入りをされました。
 現在、内田洋行グループ全体で約3,155名を超え、単体では約1,341名、そのうち約300名の社員が、グループ会社の中で頑張っています。是非、皆さんも、内田洋行グループ全体の取り組みも学んでいただき、グループの一員として活躍していただきたいと思っております。
 内田洋行は、1910年(明治43年)に中国の大連で満鉄が必要とした測量・製図機器を供給する会社として創業し、今年で109年目を迎えました。明治維新、日清戦争、日露戦争と激動の社会情勢の後の明治43年に創業し、誰もが考えていなかった「新たな市場を創る」ことをチャレンジしてきた会社です。
 戦後は、「科学技術立国の実現」のため、学校教育分野に事業を広げています。その後、いち早くコンピュータの製造販売事業にも参入しました。
 今日では、「情報の価値化と知の協創をデザインする」をコーポレートビジョンに掲げ、現在は、売上の構成比は、ICT関連のビジネスで3分の2、環境ビジネスが3分の1となっています。時代変化とともに、企業や官公庁、地方自治体、教育機関で必要とされるICTやネットワークソリューションのシステム開発と学校やオフィス空間のデザイン、環境設計を通じて社会づくりの一端を担ってまいりました。

 さて、先日、韓国の平昌へパラリンピックの開会式を視察して参りました。実際に現場を見るからこそ、分かることや感じることが多々あり、東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、多くのことを学ぶことができました。平昌の人口は約4万人ながらも、多数の海外旅行客が訪れて、新たなインフラが建設されていました。
 2020年には、東京オリンピック、パラリンピックに向けて、日本への訪日外国人の数は、約4,000万人以上といわれています。昼間の人口約1,600万人が暮らす(夜間人口は約1,300万人)首都の東京で開催するということです。世界の都市から東京に集結し、ここはビジネスの様々な実験の場にもなっていきます。ここでも、「新たな市場へチャレンジ」することが必要になってきます。

 2020年、2025年、2030年位に大きな社会構造の転換期を前に、今こそ知的生産性の向上や新産業創出のための「働き方変革」、アクティブ・ラーニングによる将来の担い手を育成する「学び方変革」、都市と地方での「場と街づくり変革」が求められています。
 内田洋行の使命はこのような変革への取組みを通じて、広く社会課題に貢献していくことです。
 そのような時に皆さんに入社していただきました。
 是非、内田洋行に刺激を与えてください。
 そして、この大きな社会変化に、一緒に新たな市場へチャレンジしていきましょう。

株式会社内田洋行
代表取締役社長 大久保 昇

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社内田洋行
広報部
TEL. 03(3555)4072