プレスリリース

2018/11/6

内田洋行、新しい働き方を提案する「UCHIDA FAIR 2019」を開催
~働き方変革を推進する“アクティブ・コモンズ”の実現へ 「WORK
.」~

「Arcena(アルセナ)デスク」新モデル

株式会社内田洋行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大久保昇)は、2018年11月7日・8日・9日の3日間、新しい働き方を提案するオフィス新製品展示会「UCHIDA FAIR 2019」を開催します。

2020年に向けては、首都圏の都市再開発にともなう大型オフィスビルの竣工も契機となり、企業では生産性向上へ勤務のあり方とともに、働く場の見直しも重視しております。2019年4月からは働き方改革関連法案の施行もあり、こうした動きがさらにひろがるものと想定されます。
内田洋行では2010年から働き方変革を進め、「アクティブ・コモンズ®」を提唱してまいりました。これは、社員みずからがその日の仕事の内容に応じて最適な環境を選択することです。そうした働き方が、組織としての創造性や躍動性、効率性の評価軸を高め、自律的な個の意識は個人の能力も高まると考えています。その実現には、オフィス環境が多様なワークシーンをサポートすることが重要です。

「UCHIDA FAIR 2019」では、「アクティブ・コモンズ®」を実現する、さまざまなワークシーンを実物で展示しまして、新たなオフィスファニチャー、ICTツールを発表いたします。

これからのワークシーンを広げる「UCHIDA FAIR 2019」

「UCHIDA FAIR 2019」のテーマは、「WORK          .」(ブランク、空欄と呼びます)。

内田洋行では、「アクティブ・コモンズ®」を実現するためには、働く人たち自身が思い描く、多様なワークスタイル、ワークシーン、ワークエリア、ワークツールの活用などを、この“blank”(ブランク)の中に自由に埋められる、そのような「働く場」をつくることが大切だと考えます。働く人たち自身が、働く場を自由に選べることが、オフィスに活気を生み出し、働く人の創造性を発揮し、組織の生産性を高めます。働く人、ひとり一人に、さまざまなワークシーンを描いてもらうことをご提案します。

例えば、「WORK Personal . 」。働く人がその日の仕事を進めるには、自席やその周辺で、集中したり、人に相談したり、思い立ってすぐに小さなミーティングをしたり、自分から主体的に働くシーンや位置やスタイルを選ぶことで、「働く」が変わります。
あるいは、「WORK Lounge .」。自席を少し離れて、ラウンジやライブラリーやカフェのような、フレキシブルで、リラックスできる場所に移動することで、組織や役職を超えた会話の機会を得たり、思考を発散したり、収束したり、そうした環境によって、個々のアイデアが組織の創造性に変わります。
「WORK Communication .」。創造性を深めるための刺激やヒントを得るには、人と人とのコミュニケーションが重要です。ちょっと5分といった気軽な会話や、チームでのディスカッションなど課題や状況に応じた場が、コラボレーションを促します。気軽に使えるICTがそのレベルを高めるでしょう。

「UCHIDA FAIR 2019」では、多様なワークスタイル、ワークシーンを体感いただくとともに、それらを構成するオフィスファニチャーの新製品を発表いたします。

さまざまなワークシーンを構成する新製品

  1. 働き方変革のワークシーンに対応 「Arcena(アルセナ)デスク」の新モデルを開発

    「Arcena(アルセナ)」は、2015年に連結型でありながら可変性のあるデスクとして発売。2016年に天板の高さを可変できるユニバーサルデザインに対応、2018年にハイポジションタイプを発売。そして2019年は、働き方変革をさらに進めるシーンを提供できる、よりフレキシブルな新モデルを発売いたします。

    1. (1)軽快な脚部デザインの「オープン脚モデル」

      人の集まるオープンなオフィスに適した新モデルです。軽快なデザインによって、アクティブな働く場を演出し、フリーアドレスなど様々な人たちが集まる場をつくります。

      「Arcena(アルセナ)デスク」オープン脚モデル
      (オープン脚モデルW2400×D1400×H720  233,400円、税抜価格2019年2月1日発売予定)

    2. (2)適度な集中とコミュニケーションが図れる「ワークテーブル120度」
      「ワークテーブル120度」

      レイアウトの構成によって、個々の仕事と、チームコミュニケーションの両方を図ることが出来る120度の天板形状の新モデルです。着座時に目線が合いづらく、マネージャー席や集中ブースとしても視線を気にせず仕事に取り組めるほか、プロジェクトワークとしても活用可能です。さらに、多面モニターを設置できるオプションにより、監視センターやディーリングルームなどのモニタリング業務に最適な環境をつくります。
      (ワークテーブルタイプ120度単立オープン脚タイプ278,500円、税抜価格2019年2月1日発売予定)

    3. (3)研究開発職や設計職などソロワークに最適な「ワークテーブル90度」
      「ワークテーブル90度」

      広い天板スペースと多面モニターの設置やアッパー部の収納の設置により、複数のPC使用や大きな書籍や資料を広げることが多い、専門性の高い研究開発職や設計職などに最適な環境です。
      (ワークテーブルタイプ90度単立オープン脚タイプ258,300円(W1600×D1200×H720)、税抜価格2019年2月1日発売予定)

  2. 「ラウンジワーク」「ライブラリワーク」「カフェワーク」に対応

    「pilvio2(ピルヴィオ)ソファシリーズ」

    オープンオフィスにおいて個人やチームがリラックスしながら柔軟に、社外や他部門の様々な人たちとの多くの情報に触れて、新しいアイディアを生み出す機能として、「ラウンジ」「ライブラリー」「カフェ」などがもつ居心地よいワークシーンが求められています。会議などの前後で情報をやり取りできる場、合間に情報を収集できる場など、余白時間をより有効に使い、創造性を高める「ラウンジワーク」をデザインする新製品を拡充します。

    1. (1)ラウンジシーンを構成するシステムソファ「pilvio2(ピルヴィオ)シリーズ」「BAKE(ベイク)」

      「pilvio2(ピルヴィオ)シリーズ」は、ゆったりと座れるやわらかなデザインのソファと吸音効果のあるパネルのシリーズで、「BAKE(ベイク)」は、背の高さが選べるミーティングに向いたシンプルなデザインのソファです。オフィスシーンに適したサイズラインナップや、モバイル機器の利用に配慮した配線・給電機能などを備えたこれらの商品で、オープンに人々が集まる場と、会話や思考に集中する場を提供します。

      「pilvio2(ピルヴィオ)ソファシリーズ」
      「BAKE(ベイク)」

      ●自由に人が集まりオープンな会話と情報交換が行われる場

      「pilvio2(ピルヴィオ)パネルシステム」
      「BAKE(ベイク)ミーティングブース」

      ●一人での仕事やグループでのコミュニケーションを行う場

      (pilvio2ソファシリーズ 背付きベンチW1800×D700×H600 ¥215,700 2018年12月21日発売予定)

      (BAKEローバックコンセント付きW1800×D600×H780 ¥237,000税抜価格2018年12月21日発売予定)

      (pilvio2パネルシステム、ラウンジブース片面タイプ W1888×D910×H1650 ¥514,300、税抜価格2018年12月21日発売予定)

      (BAKEミーティングブースW4420×D1840×H1400 ¥1,856,100、テーブル込み税抜価格、2018年12月21日発売予定)

    2. (2)オープンな空間の中で心地よい境界線をプランニングする「Schema(スキーマ)」

      見せて仕切る、新しい境界を提案します。オープンな空間にセットされる様々なコミュニケーションシーンを見せて仕切り、心地よい境界をつくる新発想のフレームスクリーンです。個人やチームの行為を全て囲うのではなく、ほどよく仕切ることにより、人の気配や表情、活気などをを外からも感じることができます。布、半透明パネル、モニター、ホワイトボードなど様々な面材をフレームに取り付けることにより、より機能的なコミュニケーションシーンも構築することができる、フレームという境界システムです。


      ●気配を感じる透過性のあるクロス

      ●人を集めるピンナップボード

      ●ディスプレイが付いたシアタースポット

      ●アイディアを出すためのホワイトボード

      (気配を感じる透過性のあるクロスタイプ229,300円、人を集めるピンナップボード398,700円、ディスプレイが付いたシアタースポット639,100円、アイディアを出すためのホワイトボード556,000円2019年1月21日発売予定)

    3. (3)ハイカウンターで人が集まるコミュニケーションの場をつくる「HSテーブルユニット」

      ●飲食ができるキッチンタイプ

      ●ブラウジングや作業ができるユーティリティタイプ

      HSテーブルユニットは、休憩時のちょっとしたカフェワークやライブラリワークに最適なスタンディングスタイルの収納付テーブルです。飲食やブラウジングを目的に人が集まり、ちょっとした会話から情報交換や議論に進むことでワーカーの創造性を高めていきます。シーンに応じて収納部をトラッシュユニットやマガジンラックといった様々なバリエーションから選ぶことができます。リビングやキッチンをイメージさせる「木目」やトレンドカラーの「黒」を採用し、天板部分にディスプレイの取り付けも可能です。

      (W1800×D900×H1000 124,300円~ 税抜価格 2018年12月21日発売予定)

    4. (4)ラウンジやライブラリーのためのサポートツール

      ●豊富なカラー展開と天板形状をもつNEUT

      ●木製の背座が特長のMU Chair

      「NEUT(ニュート)」は、天板と脚部の豊富なカラーや形状、高さのバリエーション、配線機能により様々な場で利用できるテーブルシリーズです。
      「MU(エムユー)チェア」は、緩やかなカーブの大きな木製の背座と、背のしなりによって、座る人の自由な姿勢に対応し、快適な座り心地をつくります。5本回転脚とスタッキング可能な4本脚タイプをご用意しています。

      (NEUT十字脚タイプ 正方形天板 W600×D600×H720 ¥53,300から ダブルベース脚タイプ長方形天板W1800×D900×H720 ¥132,600から 税抜価格2018年12月発売予定)

      (MUChair5本回転脚座クッション W475×D494×H735~835 43,200円、税抜価格2018年12月21日発売予定)

内田洋行が考えるこれからの会議室空間

内田洋行は会議室空間を利用する人々に向けて、心地よい空間とICTソリューションの双方を提供してまいりました。会議の中でも、創造性や創発性の向上や、アウトプットの品質や意思決定速度の向上には、より柔軟な情報共有と効率的な会議運営の両方を促す仕掛けが必要と考えております。内田洋行ではオフィス環境構築のデザイン力と、ICT、ネットワーク技術のノウハウや経験値を組み合わせることで、人と人、人と情報、場と場をつなぎ、より会議室空間における生産性の向上を追求してまいります。

  1. 導入8,000室を突破、クラウド型会議室運用管理システム「SmartRooms(スマートルームズ)」

    企業で急速に導入が進むMicrosoft社の「Microsoft Office365®」などのグループウェアと連動するクラウド型会議室運用管理システムです。2013年に発売以降、導入300社、8,000室を突破し国内のオフィス会議室の導入数はトップクラスです。複数、多拠点の会議室予約管理や、空き状況や回転率など効率的なデータ管理を実現します。
    今回は、「SmartRooms」で多数の会議室を一覧したり、利用状況をみたり、「SmartRooms」やグループウェアから抽出される会議室の利用データ分析のデモンストレーションを行います。

  2. 会議室の複雑なAV機器を直感的に操作する「新会議支援システム」

    「codemari(コデマリ)」は、タブレット端末で会議室に装備されている複数の機器をネットワーク経由で簡単に操作・制御するWEBアプリケーションで、企業や教育機関の会議室・教室へ約400室に導入されています。今回は、「codemari(コデマリ)」から会議の利用シーンを簡単にコントロールできる新会議支援システムの展示を行います。

    • 操作用のタブレット画面に表示される簡単なメニューボタンを押すだけで、メーカーや機種にかかわらず誰でも簡単に会議室のAV機器類を操作します。
    • 開催する会議の種別に合わせたプリセットメニューをご用意します。シーンを簡単に選択することで、「ブレインストーミング」や「設計会議」、「遠隔会議」など用途に合わせた機器やシステムを簡単に呼び出せます。目的に応じた議題や発表資料、TV会議画像、議事録などの会議内容が複数のディスプレイに自動的に表示され、円滑な会議進行を支援します。
    • 音声制御機能により、タブレット端末を使用せずに音声のみでの操作も可能です。今後もシーンに合わせて制御する機器やシステムを加え、対応メニューを拡充してまいります。

    【発売予定】2019年3月 【価格】買取の場合:1部屋導入ライセンス 60万円から。

    ※スイッチャー、TV会議、ディスプレイ、ClickShare、操作用タブレット端末費用および初期導入費は別途。

    ※クラウドサービスは2019年夏頃提供開始予定。クラウドサービスの場合:1部屋導入ライセンス 年間利用料25万円から。

  3. 空間構築ユニット「SmartInfill Room(スマートインフィルルーム)」 

    ICTデバイスやネットワークを自在に実装できる空間構築ユニット「SmartInfill(スマートインフィル)」は、多数の企業や自治体、学校、病院等に導入され、モビリティ、クラウドサービス、データ活用によってコラボレーションの場を創造しています。今回は、「SmartInfill(スマートインフィル)」でオープンな場の中にクローズな環境をつくり、会議室やチャットルーム、フォンブース、コンセントレーションルームなどのシーンで、遮音性を高めた空間を展示いたします。

    【参考資料】

    「企業の会議についての課題」 ※2017年知的生産性研究所調べ
    働き方変革コンサルティング受託プロジェクト(2010年~2017年)の行動変革施策の傾向値(抜粋)

    行動変革施策

    働き方変革における企業の課題は、上位3つの傾向値が「会議」に関係しています。具体的には、コミュニケーション活性化・社内の動きの可視化、会議体・会議運営の見直し、デジタルによる情報・知識の共有に関わる課題があるとされています。こうした調査をもとに、内田洋行では会議室の変革に取組んでいます。

※「MicrosoftOffice365」は米国Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
内田洋行はMicrosoft社のグループウェアサービス「Microsoft Office365®」を基盤とし、オフィスワークでの情報活用やマネジメントを支援するシステムインテグレーションを行なっています。大規模なエンタープライズシステムの導入における豊富な実績と技術力が認められ、マイクロソフトゴールドコンピテンシーに認定されています。

※「知的生産性研究所」「チェンジ・ワーキング」「Change Working」「Active Commons」は内田洋行の登録商標です。

「UCHIDA FAIR 2019」について

UCHIDA FAIR 2019 in 東京
会期 2018年11月7日(水)・8日(木)・9日(金)10:00~18:00 [受付時間10:00~17:30] (9日は17:30終了、受付17:00まで)
内田洋行 新川本社(ユビキタス協創広場 CANVAS)東京都中央区新川2-4-7
UCHIDA FAIR 2019 in 福岡
会期 2018年11月21日(水)~ 22日(木)10:00~17:00(受付開始 10:00)
内田洋行 九州支店 ユビキタス協創広場CANVAS 福岡 福岡市中央区大名2丁目9-27 赤坂センタービル 2階
③UCHIDA FAIR 2019 in 大阪
会期 2018年12月5日(水)~ 6日(木)10:00~18:00 [受付時間10:00~17:30](6日は17:30終了、受付17:00まで)
内田洋行 大阪ユビキタス協創広場 CANVAS 大阪市中央区和泉町2-2-2
④UCHIDA FAIR 2019 in 名古屋
会期 2019年1月23日(水)~24日(木)10:00~18:00 [受付時間10:00~17:30](24日は17:30終了、受付17:00まで)
内田洋行 名古屋オフィス 名古屋市中区錦2-2-2 名古屋丸紅ビル13F
⑤UCHIDA FAIR 2019 in 札幌
会期 2019年2月14日(木)~15日(金)
14日(木)10:00~18:00(受付時間 10:00~17:30)
15日(金)10:00~17:00(受付開始 10:00~16:30)
内田洋行 北海道支店 札幌市中央区北1条東4丁目1-1 サッポロファクトリー1条館1F

【製品に関するお問い合わせ先】

株式会社内田洋行
オフィス商品企画部 門元 英憲
TEL.03(3555)4091 FAX.03(5543)9053

【このリリースのお問い合わせ先】

株式会社内田洋行
広報部 佐藤 将一郎・深澤 琴絵
TEL.03(3555)4072 FAX.03(3555)4620