プレスリリース
2019/11/12
内田洋行、クラウド型会議支援システム「MeeTap(ミータップ)」の提供を開始
~会議室利用シーンをワンタップで設定、会議のスピードアップを支援~
株式会社内田洋行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大久保 昇 以下、内田洋行)は、企業の働き方改革への取り組みで広がる会議のスピードアップをご支援するため、タブレット端末からアイコンをワンタップするだけで会議室の利用環境を瞬時に整える、クラウド型の会議支援システム「MeeTap(ミータップ)」を開発しまして、2019年12月20日より、サービスを開始いたします。
会議のスピードアップを支援する「MeeTap(ミータップ)」
働き方改革による生産性向上に向けて、企業では、情報共有を中心とする会議から議論や意思決定をする会議へと、会議様式の変革に取り組んでいます。
具体的には、会議時間を60分や30分に制限して、限られた時間の中でより高いアウトプットを目指す工夫が進んでいます。ペーパーレス化による会議資料の事前共有、モバイル端末から資料データのディスプレイへの投影が日常的に行われます。また、議題ごとにオブザーバーを選んでテレビ会議を接続し、発表者や資料提示をタイムリーに切り替えるなど、テレビ会議の活用頻度も高まっています。
しかしながら、会議の生産性向上のためにICT活用が拡大する一方で、会議室には様々な機種のICT機器が導入されて複数のリモコンが並んでいたり、 ICTシステムの環境が会議室ごとに異なるため、操作が複雑となり利用者の混乱が増しています。ときには、会議のICT環境を整えるのに10分程度要するといったケースも発生しており、会議のスピードアップが妨げられてしまうことが課題になっています。
このような、お客様の会議室の環境、運用状況をもとに、内田洋行では、会議の創造性・生産性・効率性を支援するため、ワンタップで会議室の利用環境を整えるクラウド型の会議支援システム「MeeTap(ミータップ)」を開発いたしました。
会議室のICTシステムをワンタップ操作「MeeTap(ミータップ)」の主な特長
会議支援システム「MeeTap(ミータップ)」は、会議室のICTシステムを制御して操作を統合するアプリケーションで、定額のクラウドサービスとしてご提供します。
システム概要
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(1)利用者向け機能
「MeeTap(ミータップ)」では、会議シーンや用途ごとのセッティングを予め設定しておくことができます。そのため、利用者はタブレット端末から会議準備を簡単に行えます。
内田洋行では、利用者が直感的に操作できるようアイコン数を制限しわかりやすいグラフィックでデザインしています。
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① 会議室のICT機器をワンタップ操作
会議で使用する映像入力ソースのアイコンをタップするだけで、機器の電源ONとソースの切り替えを自動的に行います。機器類のリモコンを使用しなくても誰でも簡単な操作で利用開始できるので、準備時間を短縮できます。
- タブレット端末上で「MeeTap(ミータップ)」を起動し、選択したアイコンをタップすれば、機器類の電源制御(電源立ち上げからプロジェクターの入力ソースの切換えまで)が自動で行われます。
- ワンタッチで入力切替を行えます(HDMI、RGB、TV会議、その他)
- ケーブル抜け等のエラーを感知してアラート表示するので、トラブル時にすぐに対処できます。
※対応機器は事前確認が必要になります。
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② 多拠点をつなぐTV会議シーン設定もワンタップ操作
メーカー毎に異なるデザインのリモコン操作や画面操作を覚えることなく、ワンタップでTV会議システムを起動し相手先へ接続します。誰でもすぐに遠隔会議が開始できます。
- 予め登録された1か所または複数の接続先への接続が可能です。
操作に時間がかかる複数の拠点との遠隔会議の操作も、会議名称や利用シーン毎に画面のアイコンをワンタップすれば、自動的にテレビ会議システムの立ち上げと指定された拠点の呼び出しを一斉に行います。(例:アイコン名「TV会議・大阪」「TV会議定例・3拠点」など)
- 予め登録された1か所または複数の接続先への接続が可能です。
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(2)管理者向け機能
管理者の方においては、利用者からの不具合情報に対する遠隔からの状況確認や操作が可能です。「MeeTap(ミータップ)」に蓄積されるログデータによって、会議室の各種システムの利用状況を把握できます。
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① ネットワーク上での状態監視による迅速な問い合わせ対応
- ネットワーク上で繋がっている複数の機器の状態をグループ・会議室毎に一覧表示できます。管理者は遠隔地でも一目で正常・異常の確認ができます。
※状態のデータを取得できる機種に限られます。 - 遠隔地から会議室ごとに「MeeTap(ミータップ)」の操作の代行が行えます。
- ネットワーク上で繋がっている複数の機器の状態をグループ・会議室毎に一覧表示できます。管理者は遠隔地でも一目で正常・異常の確認ができます。
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② 会議室内のICTシステムの利用状況を確認
- 会議室別に「MeeTap(ミータップ)」によるICTシステムの操作履歴のデータを可視化します。
- グループ・会議室、期間でデータを絞り込み、グラフや帳票で表示できます。
- 利用ログデータはCSVでダウンロードも可能です。利用頻度に応じた整備計画の立案や会議室のシステム改善などにご利用いただけます。
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(3)システム構成
価格
基本料金16,000円(月額)~、1部屋あたり利用料1,500円(月額)~ (税抜)
※別途、クラウドサーバの設定費用、エッジコンピューティング機能が利用できるゲートウェイ(IoT用)およびその設定費用がかかります。
発売日
2019年12月20日
※管理者機能の一部には2020年5月リリース(予定)のものを含みます。
商品サイト
導入目標
初年度1,000室
内田洋行の働き方変革支援
ICTと環境のユニークな事業構造を基盤とする内田洋行グループでは、オフィスデザイン・環境構築、コミュニケーションインフラ構築の経験・実績をもとに、クラウド型会議室運用管理システム「SmartRooms(スマートルームズ)」・「会議改善診断サービス」、オフィスファニチャーレンタルサービス「TrendRent(トレンドレント)」など、働く場をデザインするサービスを展開しています。
近年は、内田洋行「知的生産性研究所」のもつ働き方変革のノウハウをサービス化した「ChangeWorkingコンサルティング」で180件以上の実績をもつなど、お客様の働き方変革の実現をご支援するサービス開発を強化しております。
※「SmartRooms」、「TrendRent」 、「知的生産性研究所」、「ChangeWorking」は株式会社内田洋行の登録商標です。
【製品サービスのお問い合わせ先】
株式会社内田洋行 ICTプロダクト企画部 橋本雅司、太田裕士
TEL. 03(5634)6681 FAX. 03(5634)6831
【このリリースの問い合わせ先】
株式会社内田洋行 広報部 佐藤将一郎・深澤琴絵
TEL. 03(3555)4072 FAX. 03(3555)4620