プレスリリース

2020/4/1

内田洋行 2020年度入社式 祝辞

当社は本日、内田洋行新川本社にて入社式を行いました。59名の新入社員に向けた代表取締役社長・大久保昇の挨拶(要旨)は以下のとおりです。

新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
4月1日から、59名の皆さんが、内田洋行の社員、内田洋行グループ社員の一人として社会人の仲間入りをされましたことを心から歓迎いたします。

皆さんが入社される2020年は、内田洋行にとって110周年を迎える記念の年になります。内田洋行は、1910年(明治43年)に中国の大連市で満鉄に対する測量・製図器械の満鉄御用商として内田洋行を創業しました。

創業者・内田小太郎は、激動の社会情勢の中、誰もが考えていなかった「新たな市場を創る」ことをチャレンジして創業しました。その後も自動番号器など事務器械の国産化を進め、技術者必携の「ヘンミ式計算尺」の総代理店となるなど、中国各地の20拠点と東京・大阪にも展開し発展します。内田洋行グループは、この宗主の“開拓精神”をDNAとしています。
戦後は、「科学技術立国の実現」のため、学校教育分野に事業を広げ、その後、いち早くコンピュータの製造販売にも参入しました。今日では、売上の構成比は、ICT関連のビジネスで3分の2、環境ビジネスが3分の1と、内田洋行グループ全体が特色ある事業構成になっています。

今後、皆さんと迎える2020年は、新型コロナウィルス感染症の拡大により人類にとって今までにない試練の年になりつつありますが、学校では「主体的・対話的で深い学び」を重要視する新学習指導要領実施の年であり、一人ひとりがどうやって学んでいくか、企業でも働き方を変えてどうやって知的生産性向上に取り組むか、自己を磨いていくことが求められる時代となります。
内田洋行のコーポレートビジョン「情報の価値化と知の協創をデザインする」のもと、社会の様々な情報データを活用し、この答えのない問題に答えを見出していく将来の人材育成に貢献していきたいと考えています。
みなさんには、そのような時に皆さんに入社して頂きました。大いに期待しています。 そして、ともに、この大きな試練に打ち勝っていきましょう。

株式会社内田洋行
代表取締役社長 大久保 昇

【このリリースのPDFダウンロード】

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社内田洋行
広報部 佐藤将一郎、深澤琴絵
TEL. 03(3555)4072  FAX. 03(3555)4620