プレスリリース

2021/11/8

内田洋行、新しい働き方を提案する「UCHIDA FAIR 2022」を開催
〜ハイブリッドな働き方を支えるオフィス空間とICT〜

株式会社内田洋行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大久保昇)は、2021年11月9日から2021年11月26日まで、コロナ後を見据えた新しい働き方を提案するオフィス新製品展示会「UCHIDA FAIR 2022」を完全予約制で開催します。

テレワークが急速に普及したことにより、センターオフィス以外にもサテライトオフィスや自宅など拠点をまたがって働く場所が拡がりました。これにともない、仕事の内容に合わせてワーカーが自ら働く場所を選ぶという働き方が定着しそうです。またオンラインでの会議や配信、チャットなどを活用したワークシーンも含めて、様々な場所を越えてコミュニケーションが繋がることが大切になっています。コロナ禍は、こうしたワークシーンの変容を加速させました。このような状況のなかで生産性向上を図るためには、個人ワークから、その成果を持ち寄って新たな価値を高めるチームワークを行えるオフィスがますます重要になっていきます。

内田洋行では、最適な場所を能動的に選ぶ働き方を実現するため、様々なワークシーンの場となる「アクティブ・コモンズ」を2012年より提唱し、オフィス構築を進めてきました。この働き方に応じた場所を選ぶという考え方は、ABW(Activity based working)がその後日本国内に拡がるなかで、輝きを増そうとしています。

「UCHIDA FAIR 2022」では、「アクティブ・コモンズ」で構成する多彩なワークシーンをご用意しまして、それを構成する新製品とICTを展示いたします。この機会に、ぜひ、「UCHIDA FAIR 2022」でこれからのオフィスワークをご体感ください。

【7階】様々なワークシーンが混在するこれからのオフィス

個人ワーク、プロジェクトワーク、コラボレーションワーク、ラウンジワークなど、オープンな空間の中に多種多様なワークシーンが存在するオフィスです。フレキシブルなテーブルワークを支える「LEMNA(レムナ)」シリーズで天然素材を使ったテーブルや打ち合わせもできるソファをレイアウトし、空間構築ユニット「SmartInfill(スマートインフィル)」でオンラインでの会議や会話に参加するための大小のクローズブースを構築します。エリア内では多様な場所が配置されながらもシンプルでトータルにデザインされた機能的な空間を展示しています。

【4階】個々の成果を新たな価値に高めるグループワーク中心のオフィス

これからのオフィスでは、様々なメンバーで構成されるチームが集まり、創造的な活動を行う場所が大切になります。グループワークに最適な空間づくりをご覧いただきます。オンサイトならではのコラボレーションでは、意図的にモードを変えて、自由自在に動き回ったり、即興的に様々なツールを動かしたりしながら躍動感のある議論を行える場所が必要になります。また、グループワークではオンラインが日常化するなかで、さらに生産性を高めるためには、ショートミーティングを行うためのセミオープンブースや、簡単に操作ができるオンライン配信ルームなどが有効です。

【6階】居心地の良い国産木材で作られた個人ワーク中心のオフィス

集中した個人ワークを重視したデスクエリアを中心とするオフィスでは、ワーカーの快適性を高めるために木質内装が最適です。木が本来もつ心地よさを生かして、オープン席、集中席、ミーティングコーナーなどをバランス良く配置し、さらに交流を深めるラウンジをフロア入口に設置することで、長時間オフィスに滞在するワーカーの意欲を高め、ワーカー同士のつながりを強めることができます。

【2階】ハイブリッドでフレキシブルな働き方を支えるこれからのICT

モバイルデバイスを使いこなすワーカーが、サテライトオフィス・センターオフィス等の混雑状況を確認し、個人ブース・ミーティングルーム・オンライン会議ブースなどを仕事に応じて選択して予約できます。オフィス内外のチームメンバーや同僚の居場所をリアルタイムに察知することで、顔を合わせての打ち合わせやオンラインでの会議など最適なコミュニケーション手段を選ぶことができます。また手元のスマートフォンと会議室運用管理システムを連携し、空調や照明のコントロールを行ったり、CO2濃度のモニターと換気連動を実装し環境の見える化を行っています。
2階ではハイブリッドでフレキシブルな働き方を支える新たな仕組みを体感していただきます。

これからのワークシーンを広げる「UCHIDA FAIR 2022」の製品群

■「SmartInfill compartment」オフィス空間を柔軟にアップグレードできるインフラシステム

これからのオフィスでは、ワーカーのポテンシャルを引き上げるデザインと、ICTやネットワークを自在に実装できる柔軟な運用が重要になります。スケルトンデザインと「SmartInfill」を組み合わせることにより、より開放的で機能的かつ可変性の高いオフィス空間を構築します。グリッドモジュールを活かしたクローズ空間の設置、様々な内装素材の取付け、自由度の高いICTデバイスや設備センサーの装着など、ミニマムなビル設備からオフィス運用の要件に応じたアップグレードを可能にします。

■可動性を重視したコラボレーションツール「Puller(プラー)シリーズ」

スペースを適度に囲える機能的なフレームシステムと、利用シーンに応じてワーカーが自由に動かして使用するキャスター付きカートやスツールを充実させた、コラボレーションワークを支援するシリーズです。

「Pullerウォール」は、キャスター付きのフレームにホワイトボード、ディスプレイなど用途に最適なパネルを装着することで、様々なコラボレーション空間を設置することができます。「Pullerカート」は、機器や文具、ホワイトボードを格納し、オフィス内を自由に動くワーカーを柔軟にサポートします。「Pullerスツール」は、座りながら動きやすい3種類の座面の高さを設定。一人用スツールからベンチタイプまで幅広くラインナップしています。

  • Pullerウォールフレームセット W1200×D595×H1800/¥120,100(2021年12月20日発売)
  • ホワイトボード0609 W600×D25×H900/¥22,000(2021年12月20日発売)
  • Pullerボードカート W475.4×D705.4×H900/¥55,400(2021年12月20日発売)
  • Pullerスツール 一人用ロー布張 W385×D335×H470/¥26,800(2021年12月20日発売)
  • Pullerスツールベンチ布張棚 W1207×D403×H470/¥93,900(2021年12月20日発売)
■吸音性の高いセミオープン空間「Lana(ラナ)パネル」

オープンなオフィス空間内でセミクローズに仕切られた、個人ワーク、グループワークに集中するスペースが必要となります。「Lanaパネル」では、会話音声の反射を軽減する吸音素材をパネル全面に装着しているため、ヘッドセットを使用したオンラインミーティングに最適です。2種類の高さと、照明や天板などのオプションを組合せることができるスタンダードな価格帯のパネルシステムです。

  • Lanaパネル ソロブースプラン W1263×D1113×H1900/¥420,100(2021年12月20日発売)
■自由に姿勢を変える天板昇降ワークデスク「OPERNA(オペルナ)2」

ワーカーが自由に立ち姿勢を取れる電動昇降デスクシリーズ「OPERNA」をモデルチェンジしました。対面型レイアウトモデル、自由に動かせるキャスター付きモデルや、直感的に操作できる昇降スイッチの装備、集中席として利用できるブースモデルなどを用意しています。

  • OPERNA2 127デスクタイプ W1150×D675×H660~1260/¥189,100(2021年12月20日発売)
  • OPERNA2 127デスクタイプ ブースタイプ W1150×D675×H660~1260/¥391,000(2021年12月20日発売)
  • OPERNA2 1214ベンチタイプ W1150×D1400×H660~1260/¥360,200(全て2021年12月20日発売)

オフィスのDXを支援「人」と「場所」と「IT」を繋げるオフィスナビゲーションシステム

■「SmartOffceNavigator(スマートオフィスナビゲーター)」

「SmartOfficeNavigator」は「人」と「場所」を瞬時に紐づけて、ワーカーの最適な働く場所の選択を支援します。Microsoft365などのグループウェアと連携し、モバイル端末から、その日の業務に適したオフィス内の働く場所を素早く探し出し予約すること、在社する社員とタイムリーなコンタクトを行うことを支援します。また、オフィス管理者の視点からは、ファシリティ利用状況の蓄積データを、オフィスを継続的に改善・変化させることに有効活用できます。

内田洋行のもつコミュニケーションインフラとネットワークインフラの技術を生かして、グループウェア、無線ネットワーク機器、組織情報管理システムといった情報基盤や会議室運用管理システム「SmartRooms(スマートルームズ)」、個室・オープンミーティングの運用管理システム「RoomSense(ルームセンス)」、CO2濃度、空調、照明など各種のセンサーなどが連携し、統合されたUX(ユーザエクスペリエンス)でワーカーのハイブリッドでフレックスな働き方を支援するオフィスナビゲーションシステムが「SmartOfficeNavigator」です。
すでに多くの大手企業でニューノーマルな働き方の実践において、さらに進化しています。

■「SmartOffceNavigator(スマートオフィスナビゲーター)」のシステム概念図

■クラウド型会議室運用管理システム「SmartRooms(スマートルームズ)」

会議室の運用を効率化するクラウドサービスとして2013年に発売以降、460社14,000室で利用され、国内のオフィス会議室の導入数はトップクラスです。グループウェアと連携し複数、他拠点の会議室の予約・利用・利用状況の効率的な分析をトータルで支援します。昨今のハイブリッドな働き方においては、場所の選択と予約に対するニーズは高まっており、オンライン会議ブースやサテライトオフィスでの展示イメージをご覧いただきます。

■個人ブースやラウンジの利用状況を可視化するクラウドサービス「RoomSense(ルームセンス)」

「RoomSense」は、予約しないミーティングコーナーや個人ワークブースの利用状況をセンサーを用いて可視化するクラウドサービスです。コラボレーションゾーンやラウンジなどテーブル用センサーでは検知しにくい場所向けに、映像解析カメラと連携して混雑状況を把握できるようにしました。スライドスイッチを使った空室表示板やマグネットセンサーによるトイレドアへの設置など、さらに多くの場所での利用状況が可視化できるようになりました。

コミュニケーションを促進し、活性化するICT

■オンライン配信の機器操作を簡単にする制御システム「codemari webinar(コデマリウェビナー)」

顧客とのコミュニケーションにおいて利用が広がるオンライン配信システムは、機器の操作に専門的な技術が必要です。この度、タブレットをタップするだけで操作可能なAV制御システムの「codemari(コデマリ)」を、オンライン配信システムが簡単に操作できるよう画面デザインを一新し、機能強化しました。人物などと背景合成をするクロマキー技術を使った配信など、複雑なスイッチャー制御も簡単なメニューを選ぶだけで可能です。また、会議室運用管理システム「SmartRooms」と連携することで、オンライン配信ルームへの入退室操作によって照明などを自動的にON/OFFするなど、煩雑な機器の準備や操作の手間を軽減します。

■準備時間が7秒に短縮。ワイヤレス投影システム「ClickShare(クリックシェア) Cシリーズ」

ボタンを押すだけの無線投影システム「ClickShare」の新世代スタンダードモデル「Cシリーズ」を追加しました。ワイヤレス投影の便利な基本機能を踏襲し、ボタンを挿してからのスタンバイ完了時間を約7秒に短縮。準備時間をかけずに、会議で素早く発表できます。

※2021年6月発売済

■「UCHIDA FAIR 2022」開催概要

※各開催とも安全配慮の観点から完全予約制となります。

①「UCHIDA FAIR 2022」 in 東京
会期2021年11月9日(火)〜2021年11月26日(金)(土日祝日を除く)
開催場所株式会社内田洋行 新川第2オフィス(東京都中央区新川2−3−9)
時間9:30~17:30
②「UCHIDA FAIR 2022」 in 福岡
会期2021年11月25日(木)〜2021年12月3日(金)(土日を除く)
開催場所株式会社内田洋行 九州支店(福岡市中央区大名2丁目赤坂センタービル2階)
時間9:30~17:20
③「UCHIDA FAIR 2022」 in 札幌
会期2021年11月25日(木)〜2021年12月3日(金)(土日を除く)
開催場所株式会社内田洋行 北海道支店(札幌市中央区北1条東4丁目サッポロファクトリー)
時間9:30~17:00
④「UCHIDA FAIR 2022」 in 大阪
会期2021年12月1日(水)〜2021年12月8日(水)(土日を除く)
開催場所株式会社内田洋行 大阪支店(大阪市中央区和泉町2-2-2)
時間9:30~17:00
■内田洋行の働き方変革への取り組み

内田洋行では、1989年、企業内研究所として「知的生産性研究所」を設立。経営、オフィスワーカーの双方にとってより良い働き方を主な研究テーマとして、多くの「調査・研究」、「コンサルティングサービス」、「知識交流」を実施。激変する環境を勝ち抜くために、生産性と躍動性の向上によって「柔軟で強靭な組織」と「充実したワークライフバランスと働き甲斐」の双方の実現を追求し、2010年には「Change Working」コンサルティングを開始。これまでの調査・研究の成果をもとに、プロジェクトなどの企画、方法論や手法の開発へと活用し、働く人が業務に応じて適切な機能と場所を自律的に選択する「アクティブ・コモンズ」を提唱した。

※文中に記載の内田洋行の製品名、サービス名は商標もしくは登録商標です。

※「MicrosoftOffice365」「Office365ロゴ」「Microsoft Endpoint Configuration Manager」「Azure」は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。内田洋行はMicrosoft社のグループウェアサービス「Microsoft Office365®」を基盤とし、オフィスワークでの情報活用やマネジメントを支援するシステムインテグレーションを行っています。大規模なエンタープライズシステムの導入における豊富な実績と技術力からマイクロソフトゴールドコンピテンシーに認定されています。

※Google WorkspaceはGoogle LLCの登録商標です。

※Garoonロゴはサイボウズ株式会社の登録商標です。

※Ciscoロゴは米国およびその他の国におけるCisco Systems, Inc.の登録商標です。

※ClickShareはBARCO NVの登録商標です。

※LOYTECはDelta Electronics, Inc.の商標です。

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【UCHIDA FAIR 2022 に関するお問い合わせ先】

事務局 事業企画部
TEL.03(3555)4770 Mail:ml-of-event@uchida.co.jp

【製品に関するお問い合わせ先】

株式会社内田洋行 オフィス商品企画部 門元 英憲
TEL.03(3555)4091

【このプレスリリースのお問い合わせ先】

株式会社内田洋行
広報部 佐藤 将一郎・深澤 琴絵
TEL.03(3555)4072 FAX. 03(3555)4620