プレスリリース
2026/10/22
内田洋行、八王子駅南口の複合施設「桑都の杜(そうとのもり)」に東京都内初の「予約本貸出ロッカー」を導入
~人が集い、学び、交流する新たな拠点で、予約本の受け取りを便利に~
株式会社内田洋行(代表取締役社長:大久保 昇)は、東京都八王子市(市長:初宿 和夫、以下「八王子市」)が2026年10月3日に開設した八王子駅南口の複合施設「桑都の杜(そうとのもり)」内の「いこいライブラリ」に、図書館システムと連携する「予約本貸出ロッカー」を同製品として東京都内で初めて導入しました。
「次代を担う子どもや子育て世代が気軽に楽しく読書に親しみ、交流できる空間」を掲げるいこいライブラリのコンセプトを大切にしながら、市民が予約した図書を受け取れる新たなサービスを実現し、図書館サービスをより身近で便利に利用できる環境づくりに貢献します。本ロッカーは、2026年10月中旬より運用を開始しました。
予約本を受け取る様子。予約本貸出袋での受け取りにより、本の取り残しを防止する。
桑都の杜は、2026年10月3日に八王子駅南口に開設された、「次の100年をみんなでつくる成長する新しい集いの拠点」を掲げる複合施設です。八王子中央公園、八王子歴史・郷土ミュージアム、いこいライブラリなどで構成され、公園・ライブラリ・ミュージアムが有機的につながることで、世代を超えた人々の交流や学び、新たな文化の創出を目指しています。施設内の「いこいライブラリ」は、約3万5,000冊の本が曲線状の木製書架に並び、本との出会いや読書を自由に楽しめる空間として施設内での読書や本との出会いを楽しむ運用としています。
八王子市図書館では、より多くの市民が身近な場所で図書館サービスを利用できるよう、既存の図書館や分館に加え、駅周辺や商業施設など、市民の生活動線上に新たな本の受取拠点を設ける方法を検討してきました。その一環として本館である中央図書館で用意した予約資料の受取拠点として予約本貸出ロッカーを活用することにより、市民は従来の図書館に加え、駅周辺の複合施設でも予約資料を受け取ることができ、生活スタイルに合わせた図書館サービスの利用が可能になります。
内田洋行は、いこいライブラリの運用方針を踏まえ、常設の貸出カウンターを設けることなく、八王子市図書館の予約資料を受け取れる「予約本貸出ロッカー」を提案しました。
今回導入したロッカーは2列14間口で構成され、八王子市図書館の図書館システムと連携します。市民があらかじめ予約した資料を「いこいライブラリ」で受け取ることができ、読書や交流を楽しむ空間のコンセプトを大切にしながら、図書館サービスの利便性向上を実現します。内田洋行は、施設ごとのコンセプトや運用上の要件に応じた空間づくりとICTの活用を通じて、公共施設の利便性向上と新たな利用価値の創出を支援していきます。
図書館システムとの連携を評価
本導入にあたっては、既存の図書館システムと連携し、八王子市の運用に対応できる点が評価され、内田洋行の予約本貸出ロッカーが採用されました。
運用にあたっては、まず中央図書館の職員が、利用者から予約された資料を一冊ずつ用意して袋詰めし、桑都の杜「いこいライブラリ」へ搬送します。いこいライブラリの職員が予約本貸出ロッカーに資料を収納すると、利用者は図書館利用者バーコードをかざすことでロッカーを開錠し、予約した資料を受け取ることができます。図書館システムとの連携により、予約資料の準備案内、ロッカーへの資料の投入、利用者による受け取り、貸出処理など、一連の情報を連携することができます。利用者が実際にロッカーから資料を取り出した時点で貸出処理を行うことで、資料をロッカーに収納した日ではなく、受け取った日を起点とした貸出期間を設定できます。
また、ロッカー庫内にはセンサー機能を搭載しており、予約資料が実際に取り出されたかを確認できます。万が一、資料を取り忘れた場合にも再度開錠できる仕組みを備え、利用者が安心して本を受け取れるよう配慮しています。
左:図書館利用者バーコードをマルチリーダー部分にかざすと開閉するしくみ
右:オリジナルの予約本貸出用袋によって借りた本の持ち運びも簡単
■予約本貸出ロッカーの概要 いこいライブラリ https://sotonomori.jp/map-c/
設置場所:桑都の杜 いこいライブラリ内
運用開始:2026年10月中旬、構成:2列14間口
いこいライブラリの開館時間は10時から20時までで、予約本貸出ロッカーも施設の利用時間内に利用できます。
八王子市教育委員会様からメッセージ
八王子市教育委員会 生涯学習スポーツ部図書館課の福田様、村石様より、温かいメッセージをお寄せ頂きました。
八王子駅南口に、八王子市で初めてとなる、滞在や交流などの居場所機能を重視した「いこいライブラリ」が開館しました。人気の本を手に取れるように、館内資料は原則として貸出しを行わず、常設の貸出カウンターを設けない運用としています。一方で、既存の市立図書館が所蔵する予約資料の受取拠点としてもご利用いただけるよう、当初から予約本貸出ロッカーの導入を検討してきました。この予約本貸出ロッカーは、図書館システムと連携できる点に大きな特徴があります。資料の収納後、速やかに利用者へ受取案内を送信できるほか、実際に資料を受け取った日から貸出期間を開始できる点は、利用者の利便性向上につながるものと考えています。
いこいライブラリが本との出会いを楽しむ場であると同時に、暮らしの中で図書館サービスを身近に利用できる拠点となることを期待しています。また、予約本貸出ロッカーによる、窓口での手続きを必要としない円滑な受取りの利便性を、多くの方に実感していただきたいと考えています。
内田洋行の「予約本貸出ロッカー」について
内田洋行は、ICTを活用した図書館デザインや利用者サービスの提供を通じて、地域の活性化を担う拠点づくりを支援しています。内田洋行は、2024年に富山県立山町で、全国初となるマイナンバーカード対応の「予約本貸出ロッカー」を導入しました。同年には奈良県奈良市でも、近鉄大和西大寺駅と近鉄学園前駅の2か所に導入。その後、神奈川県伊勢原市や長野県長野市など、全国各地へと導入が広がっています。
本サービスは、図書館の開館時間や場所にとらわれず、利用者が予約した資料を受け取れることが好評を得ています。図書館内だけでなく、駅や公共施設、複合施設など、市民の生活動線に合わせた場所に設置できることから、通勤・通学の途中や図書館から離れた地域に住む市民など、より多くの人が図書館サービスを利用しやすい環境づくりに役立っています。ロッカーは、設置場所や利用規模に応じて収納ユニットを組み合わせることができ、バーコード、QRコード、各種ICカードなど、自治体や図書館の運用に合わせた認証方式に対応します。また、図書館システムと連携せずに導入できるシンプルモデルと、予約資料の案内や貸出処理などを図書館システムと連携する多機能モデルを用意しています。
今回の八王子市への導入では、マイナンバーカード認証を使用せず、八王子市図書館の既存の利用者認証と図書館システムを生かした運用としています。内田洋行は、自治体ごとに異なる図書館サービスや施設の特性に合わせ、必要な機能を柔軟に組み合わせて提供します。今後も、図書館を地域における学びと交流の中核として捉え、自治体や図書館が抱える課題に寄り添いながら、市民が時間や場所にとらわれず、本や情報に触れることのできる環境づくりを支援してまいります。
【参考情報】
プレスリリース|内田洋行、富山県立山町で行政サービスへのマイナンバーカード活用を推進|内田洋行
内田洋行、奈良市の近鉄駅前に、24時間365日利用可能なマイナンバーカード対応「予約本貸出ロッカー」を県内初導入|内田洋行
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【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社内田洋行
広報課 佐藤 将一郎・深澤 琴絵
TEL. 03(3555)4072 FAX. 03(3555)4620

