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2019/2/28
「生賴範義展THE ILLUSTRATOR」電子版「公式図録」の開発・販売を開始
パワープレイス株式会社(内田洋行グループ)は、上野の森美術館にて平成30年1月6日~2月4日まで開催された日本を代表するイラストレーター「生賴範義展(おおらいのりよし)」の展覧会にて発売していた公式図録をスマホ・タブレットでいつでも鑑賞が可能な電子書籍化の開発を行いました。
電子書籍の特長
- 展覧会では完売してしまった代表作248点を収録した公式図録を電子書籍化。
- 作品の筆致をみることができる拡大機能を搭載。
- 展覧会会場での音声ガイドを完全収録。女優、創作アーティスト“のん”がナビゲートする音声解説(25作品)を収録しています。
- 展覧会で展示されなかったコーエーテクモゲームス所蔵の作品10作品を特典画像として収録。
- 日本語・英語のテキストを表記。
- 上野の森美術館の展示風景を収録。
- 掲載した原画の現存する書影を収録。
- 高画質な画像のため、プロジェクターや外部ディスプレイに繋いで大画面での鑑賞も可能です。
- iOS/Androidに対応し、縦置き/横置きでも閲覧できるようにしています。
購買方法
下記リンクより購入が可能です。
生賴範義 1935~2015
1935年、兵庫県・明石市生まれ。10歳の時に空襲で焼きだされ親戚を頼り鹿児島県・川内市(現・薩摩川内市)に疎開。川内高校卒業後、東京芸術大学・油画科に進学。中退後、62年よりイラストレーターとしての活動を開始。73年に宮崎県・宮崎市に活動の拠点を移し『日本沈没』(73年)『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』(80年)の国際版ポスターを手掛け世界中から注目を集める。『ゴジラ』シリーズ、『マッドマックス2』等の映画ポスターをはじめ、書籍の装画、レコードジャケットや商業広告のイラストを描き続けた“孤高のイラストレーター”。弟子や助手の手を借りずたった1人で、生涯遺した作品は約3,000点以上にも及ぶ。
上野の森美術館 「生賴範義展(おおらいのりよし)」展概要【本展覧会は終了いたしました】
- 会期
- :2018年1月6日 (土) 〜 2月4日 (日)
- 会場
- :上野の森美術館
- 主催・共催
- :一般社団法人生賴範義記念みやざき文化推進協会・東映株式会社
日本を代表するイラストレーター・生賴範義氏(1935 ~ 2015)の遺した約3,000点以上の作品の中から選りすぐりの原画約250点を東京では初めて一挙公開しました。最盛期には年間130点以上の作品を制作した生賴の半世紀以上にもわたる画業の“軌跡”と“奇跡”を体感できる展覧会となり、会期中は31906名の来場者がありました。『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』『ゴジラ』シリーズの映画ポスター原画をはじめ、吉川英治氏、平井和正氏、小松左京氏など有名作家の書籍装画、商業広告、そして“画家”として描き続けた油彩画などを一堂に展示し生賴範義の全貌をご紹介する展覧会として好評を博しました。本展覧会では生賴範義氏が手掛けた幻の大作「破壊される人間」の特別出展もありました。
この展覧会に際しまして、生賴範義展より技術協力の要請を受けて、内田洋行・パワープレイスでは展示会場内の映像コンテンツの制作を行いました。映像コンテンツは、生賴範義氏のイラストレーターとしての生涯や人物像を紹介するオープニングムービーとして、展示会場の入場後の壁面で上映を行いました。公式ナビゲーターである女優「のん」さんのナレーションに合わせ、生賴範義氏の足跡を3分の動画として編集いたしました。さらに内田洋行・パワープレイスでは、展示会場の演出として、生頼範義氏がアトリエを構えた宮崎県の地域産の木材を活用し、ミュージアムグッズ等の販売をするための展示ブースを製作しています。この展示ブースは、一つのシステムで多用途に利用できる屋台がベースとなっており、地域と共にデザインを推進する取り組みの一つとして製作されました。
※本展覧会にて発売していた公式図録を内田洋行・パワープレイスではスマホ・タブレットでいつでも鑑賞が可能な電子書籍として開発を行いました。
お問い合わせ
パワープレイス株式会社ビジュアライゼーションデザイン室
〈SFアドベンチャー増刊〉『平井和正の幻魔宇宙』(平井和正)/徳間書店/1982.10/クレセントボード/リキテックス/728×488