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2022/5/13

熊本高校生が発信する地域の魅力
「おもいこみデザイン展・思い込みふるさと市」の展示企画・制作・運営協力

パワープレイス株式会社(内田洋行グループ)は、サクラマチクマモト(熊本市)にて2022年5月7日~5月22日まで開催されている「おもいこみデザイン展・思い込みふるさと市」の展示において、創造的思考力を養うためのフォト・オブザベーションのワークショップ、及び、展示の企画・制作・運営の支援を行いました。

※フォト・オブザベーションとは、私たちが日常で何気なく見逃している光景から、美しさや、違和感、人の行動に目を向け、本質を見出す行為で、デザインを実践する上で欠かせないリサーチプロセスです。

熊本高校はフォト・オブザベーションを推進しており、ファシリテーターの養成も実施してきました。
この度、全国都市緑化フェアで生徒達が行ってきたフォト・オブザベーションをサクラマチ クマモトメインエントランスにおいて公開し、発信の場として2つのテーマ『進め、くまもと』『いのちの散歩道』で展示が行われています。
リアル展示と合わせ、この機会に学んだ新しい表現の方法であるAR展示も同時に行い、新しい空間デザインによって生徒の「気づき」や「問い」等の『思い』が『込め』られた展示会になっています。

また、熊本高校生が地域の企業とともに地域の特産品に関する探究活動を行っており、地域企業と共にサクラマチ クマモト イベントスペースにおいて、『思い込みふるさと市』を企画し、その魅力をPRし販売を行います。
さらに、来場された方々にとって、記念になるようなARフォトコーナーも設置されています。この機会を通してみんなで考える未来や、新しい学びについて、武蔵野美術大学、パワープレイス、NTT西日本、地域企業と共に創り上げていくことを目的としています。

パワープレイスは、2020年より、武蔵野美術大学と共にフォト・オブザベーション・ワークショップを通して観察する目を育て、デザインの裾野を広げる活動を各地で行ってきました。
今回は、熊本高校の先生・生徒と共に、1、2年生400人に対してワークショップを実施し、その成果をおもいこみデザイン展にて展示しています。

おもいこみデザイン展の展示構成・イラスト制作・グラフィックデザインはパワープレイスにて行っており、ロールボックスパレットとプラスチック段ボールで構成した展示什器は、物流のように全国をデザインが巡っていくイメージで制作しています。
(写真提供:パワープレイス 鈴木有吾)

ロールボックスパレットとプラスチック段ボールで構成した展示什器

高校生の視点で切り撮られた日常の出来事・気付きを、木札に印刷し展示している

■「おもいこみデザイン展・思い込みふるさと市」展

開催日2022年5月7日(土)~5月22日(日) 10:00~17:00

※思い込みふるさと市は5/7,8,14,15,21,22日に開催

場所サクラマチクマモト(〒860-0805 熊本県熊本市中央区桜町3番10号)
メインエントランス・B1Fイベントスペース(2会場)
参加生徒フォト・オブザベーション1,2年生・応募生徒(150名程度)・華道部
総合的な探究の時間(きくらげ班・い草班・銘菓班・熊本城班)
CI(Creative Innovation)同好会
イベントページhttps://sakuramachi-kumamoto.jp/event/omoikomi

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社内田洋行
広報部
TEL:03(3555)4072