THEME.2
内田洋行ではいま、何が起きようとしているのか
INTERVIEW:09
社員インタビュー
太田 浩史

HIROFUMI OTA

  • Profile
    SE/スタッフ
  • 太田 浩史
  • 所属:ネットワークビジネス推進部
    入社:2008年 
    出身:理系、システムデザイン研究科(院卒)
  • 入社直後からMicrosoft製品にSEとして関わり、現在は民間企業向けにMicrosoft 365の導入支援を行う。現場の実践で得た知見を社会全般に向けて発信しており、2013年から毎年継続して米Microsoftより「Microsoft MVP Award」を連続受賞している。

ITmediaが運営する企業向けIT製品の総合サイト「キーマンズネット」で、
2021年1~2月、計5回の連載記事「Microsoft 365を使い倒せ!」を連載しました。こちらも、ぜひご覧ください。

https://www.uchida.co.jp/company/news/topics/210208.html

テクノロジーの可能性を引き出し、

顧客の課題解決に結びつけていく

テクノロジーの


可能性を引き出し、


顧客の課題解決に


結びつけていく

#01

ユーザー側の課題と開発側の意図、


両者の深い理解が不可欠

私の所属しているネットワークビジネス推進部は、主に民間企業のお客さまに対し、お客さまの組織におけるコミュニケーションや情報共有をご支援するグループウェアを中心に、さまざまなソリューションをご提供しています。例えば、グループウェアはMicrosoft 365の導入や運用支援を行っていますが、最近はこうしたグループウェアで稼働する自社開発したアプリケーション「SmartRooms」(会議室予約管理システム)の導入で、国内ではトップクラスとなっています。コロナ禍においては、組織内のコミュニケーションもオンラインにシフトしたため、グループウェアの利活用は、まさにお客さまの働き方変革に直結するソリューションといえます。
ただ、こうしたグループウェアやそれを包含するクラウドサービスは、日々新しい機能がバージョンアップされており、コロナ禍においてそのスピードも加速しています。これら新しい機能、便利な機能を適切に活用することで、組織内のコミュニケーションや情報共有が活発になるなど、高い効果が見込めます。反面、多岐にわたる機能を使いこなすには、インフラとして構築する情報システム部門の工夫や、利用者側のスキルアップが求められます。私たちはお客さまにとって、どの機能を使えば業務効率化が進むのか、どのようなスタイルのコミュニケーションが最適なのか、システムとお客さまの間に立って、整理していく役目があります。
システムや機能を深く理解することは大前提ですが、まずはお客さまの業務を理解し、その上で効果的な使い方を考えていくことが大切です。一方で、システムの開発側のストーリーや考え方についても理解していなくてはいけません。クラウドサービスの開発側のストーリーや考え方と、ユーザー側の意図や課題を十分咀嚼して、両者を最適な形で結びつけるスキルが求められます。
太田 浩史
#02

ナレッジの共有が、


世の中の働き方を変えていく

Microsoft 365の魅力は、ユーザーのアイデアと発想次第で、使い方の可能性が大きく広がるグループウェアであるところです。私も多くのお客さまを担当させていただいていますが、お客さまがそのとき抱えている課題や組織の形態、経営方針の違いによって、さまざまな切り口で機能を捉えながら、より良い活用方法を日々、お客さまとともに追求しています。こうした活動を通して私たちには経験値がたまっていき、この蓄積が「ナレッジを共有するためのアイデア」となります。その上で、これ自体を、Microsoft 365の利用者やこれから利用されようとしている方に共有財産としてフィードバックしていくべきではないかと考え、私は積極的に社外セミナーや勉強会への登壇、ブログやSNSなどを通じた情報発信を始めました。
システム開発においては、開発側=提供者、ユーザー側=消費者、という固定化した図式は成り立たないと思っています。ユーザーは単に消費をして終わりではなく、開発側へのフィードバックを通じて、開発の際に想定していなかった可能性を指摘することもできます。これらすべてがオープン環境で行われ、結果として集合知的に機能がブラッシュアップされていくのがクラウドサービスの特徴です。
ナレッジのオープン化は、大きく言えば社会全体の働き方変革を推進することでもあります。多くの人びとがナレッジを持ち寄ることで、機能への理解を深め、自社に最適なソリューションを検討する場が生まれます。あるいはそれを開発側が参照し、サービスの機能を強化していく可能性さえあります。こうした好循環を生み出す場を用意することもまた、私たちの役目であると考えています。
太田 浩史
太田 浩史
太田 浩史
#03

技術という器に、


コンテンツを載せる方法を考える

内田洋行は、技術とコンテンツの関係を強く意識している会社だと思います。例えばですが、テレビというテクノロジーの面白さに惹かれてテレビを持つ人は、今日においてはほぼいないでしょう。多くはテレビ番組が見たくて、テレビを持つはずです。つまり技術というのは器であり、その上に載るコンテンツがあって初めて、役割を果たすことが可能になります。当社がまずお客さまの要望を第一にするというのも、まさにお客さまこそがコンテンツを持っている当事者だからと言えます。
Microsoft 365というクラウドサービスもまた、同じように器とコンテンツの関係で考えられると思います。多種多様な器が用意できる非常に優れたサービスを使って、お客さまは何を解決していくのか。その使い方をさまざまな人たちとともに考え追求していくことで、クラウドサービスという器もまた、より便利に、より面白く進化していきます。技術とコンテンツは互いに影響し合いながら、形を変えていくものです。両者の最適な関係を求めて、これからもさまざまな手法で発信し、新たな価値の協創につなげていきたいと思っています。
もともと開発が好きで、モノづくりの楽しさに夢中になるタイプです。しかしある時期から、ユーザー側に立って具体的な課題を解決していくことに面白さを覚えるようになりました。テクノロジーそのものよりもテクノロジーを活用しようとするユーザーストーリーに興味が移った、と言い換えられるかもしれません。ユーザー目線で使い方を考えることは、テクノロジーのポテンシャルに気づくきっかけになり得ます。「この機能は実はこんなことにも使えるのではないか」といったことを人と話し合っていくのは、新しい解釈をする作業に近く、視点が転換する驚きと喜びに満ちたものです。開発というのは、開発者だけが行うものなのではなく、ユーザーもまた別の角度から参加していくものなのだと、身をもって感じています。
太田 浩史
獲得したナレッジを囲いこまずに、
社会全体の財産に変えていく。
知の協創が、世の中を
もっと面白くすると思うから。