大学・高校実践ソリューションセミナー 2018 大阪

Office365や1人1台PC、及びクラウドで管理するWi-Fi環境の充実が、現在の高等教育環境（高校・大学）においてのメインストリームとなっております。高大連携の推進のためにも、これらの学びの環境の統一性、連続性を考慮することは今後非常に重要なファクターです。
当セミナーでは構築・運用の事例を踏まえ、「真に利活用される高等教育でのICT環境」について考察します。

2019年度私立学校関係政府予算の概算要求等についてご説明します。特に、私立大学等経常費補助金の一般補助の新たな配分方法の考え方や、私立大学等改革総合支援事業および私立高等学校等経常費補助金のポイント、さらに私立学校施設・設備の推進等を重点的にご説明します。

省エネルギー性能とコスト削減だけではない、学校におけるLED照明を中心としたECO製品導入の各種メリットを実際の導入事例から分かりやすくご紹介します。
あわせて、印刷コストを大幅に削減させる「エプソンのスマートチャージ」をご紹介します。

実学である看護学を学ぶ看護学士課程においては、リベラルアーツと専門職教育を融合させたカリキュラム編成が必要となる。しかも、時代や社会の要請によって教育内容が大きく影響を受けるという特徴がある。看護学教育モデル・コア・カリキュラムが発表されるなか、全国の看護系大学でカリキュラムを検討しているところと思う。本日は、本学の事例を紹介しながら、未来の看護界を担う人材を育てるための教育カリキュラムについて皆様と考えたい。

畿央大学では、学内で定めた「情報環境基本計画」に基づき、2011年度より8年間計画で、①全学生へのパソコン必携化、②主要サービスのクラウド（Azure）移行、③授業支援システム（CEAS）の全学導入、④codemari導入による講義室AV環境刷新、⑤印刷環境刷新などに取り組んできました。これらの情報環境の全面的刷新への取り組み詳細と、情報環境のスマート化による経費削減についてご説明します。

英語四技能の育成のためには、学習者が場所や時間にとらわれず自律的に学習できる環境が必要です。授業外学習を促進するために、個人のスマホやPCを活用した「反転授業型アクティブ・ラーニング」の実践例をご紹介し、これからの英語学習に必要な環境についてMALL（Mobile Assisted Language Learning：モバイルを活用した語学学習手法）の観点から考えます。

小林聖心女子学院では、平成30年より生徒一人1台のタブレットPCを導入し始めました。導入にいたる経緯と授業活用についてご紹介します。
鈴鹿享栄学園では、新しいスタイルの学びを実践する情報メディアセンター（図書館を併設したアクティブ・ラーニング教室）の事例をご紹介します。

多くの大学でラーニング・コモンズが整備され、学生にとっての居場所の充実と、主体的な学習機会の創出といった初期目標は達成できたと考えます。ただし、これはウツワ整備と能動的学習のきっかけができたに過ぎません。次のフェーズは、より社会的な課題やテーマ設定のもと、教職員以外のステークホルダーを巻き込み、クリエイティブな思考プロセスで成果を出していく「場」であると考えます。新たなコモンズのデザインと運用を考えていきたいと思います。

関西学院大学では在学生（当時）が開発した、学生向けのスマホポータルアプリを2011年から運営しており、その全貌をご紹介します。
加えて、Webポータルとの統合や、各種グループウェアへのSSOなどの実現による新しいコミュニケーションゲートウェイの在り方について、他校事例を交えてご紹介します。