「働き方変革」実現に向けて
- 「働き方変革」実現に向けて
- 「学び方変革」実現に向けて
- 「場と街づくり変革」実現に向けて
「働き方変革」実現に向けて
内田洋行は、知的生産性を発揮する「働き方」と「働く場」のデザインに取組んでいます。
最先端ICT基盤を導入、ハイブリッドな働き方を推進するオフィス構築
日本ゼオン様
日本ゼオン様は、中期経営計画にて掲げた2030年のビジョン実現に向けた取り組みの一環として、本社オフィスのリニューアルを行いました。「つながる」「磨き上げる」をコンセプトに“協働·共創のコミュニケーションや教育等を重点的に実施する場”として、全組織対象の全面的なフリーアドレスを採用し、柔軟に働くための最先端なICT基盤を導入することで、個々の強みを発揮できる舞台となる本社オフィス『Z-SQUARE(ジースクエア)』へと生まれ変わりました。
リニューアルにあたって、人と人とをつなぐ中心拠点となるオフィスを実現するべく、複数の部門から選出されたメンバーによる新しい“ハブ”を構築するオフィス改革プロジェクト「Z-HUB」を発足。プロジェクトメンバーが企業理念や全社方針の理解や新しい働き方を約1年にわたって議論を重ね、ワークシーンにまで落とし込み、施設内の運用まで計画を行いました。
内田洋行グループは、働き方変革·運用のコンサルティング、プロジェクトマネジメント、ICT基盤構築を含むオフィス空間設計を総合的にご支援いたしました。
東京ビッグサイトで開催 世界最大規模を誇るオフィス家具見本市「オルガテック東京2022」へ初出展
コロナ禍を経て、多くの企業や自治体は、テレワークをはじめとした生産性の高い働き方を経験し、その利点を継続しながら、経済活動の正常化に向けてハイブリッドワークの拡大が進んでいます。センターオフィス以外にもサテライトオフィスや自宅等拠点をまたがって働く場所も広がり、オフィスの再構築、リノベーションも同時に活性化しています。今後は、個人ワークから、その成果を持ち寄って新たな価値を高めるチームワークを行えるオフィスがますます重要になっていきます。今回の展示では、オフィスを「機能」の視点と、「人」の視点で改めて見つめ直して、働く人たちがオフィスに来る意義を考え、「オフィスでしかできないことがある」とは何かを徹底的に追い求め、内田洋行が得意とするオフィス空間とICTが織りなすハイブリッドワークを訴求しました。
人と場所を繋ぐICT基盤「SmartOfficeNavigator」の開発
三菱自動車工業様
2020年に設立50周年を迎えた三菱自動車工業様。開発、デザイン、生産など、約1万人が働く岡崎地区では、人員増·建屋老朽化等に対応するため2018年10月に新オフィスビルが設立されました。開発者の約2,000名が在籍する新オフィスビルでは、新たなICTシステムによる働き方改革を目指しており、内田洋行と三菱自動車工業様は様々な協議を行いました。そして、その協創から人と場所を繋ぐ「SmartOfficeNavigator」が誕生しました。
本システムは、三菱自動車工業様が持つブランドイメージの世界観とスマートフォン感覚での使いやすさ(UX=ユーザーエクスペリエンス)を備えています。また、アプリやPC画面は、会議室検索や様々な情報を一つに集約したポータルとして、誰でも簡単に使えるスマートなデザインです。
2019年からは、東京本社にも導入され活用されています。
ネットワークによるオフィスビルのマネジメント
三菱地所様 「CIRCLES」
シェアオフィス等のスモールオフィスが手狭になった成長企業向けに、“集まって働くこと”の生産性や快適性向上をサポートする空間を充実させたコンパクトオフィスビル「CIRCLES(サークルズ)」を展開されています。なかでも多数の共用スペースや機器等を効率よく快適に使いこなすために、内田洋行が展開するIoTを活用したシステムを採用、クラウド専業ベンダーが運用するテナント専用サイトにアクセスしてスマートフォンやタブレットで手元操作を可能とすることで利用者の利便性向上を実現しています。複数棟のビルをクラウド上で遠隔管理できることで、管理コストの削減だけでなく、統合化による重複の排除で、ビル実装機器の低減も実現しています。
照明操作画面。
- ゾーン内の照明の照度を一括で操作。
- 会議室予約システムとの連動動作が可能。
照明や空調機器等の設備に対して、スマートフォンのブラウザ操作を実現。センサーとの連動により省エネ、快適性、利便性の向上に寄与するソリューションを展開。
スマートフォンのブラウザに完全対応した、照明、空調、ブラインド等ビルに実装される設備機器の操作トップ画面。
- 共用部の混雑状況表示
- トイレ個室使用状況表示
- 各ゾーンの温度、湿度、CO2濃度表示と値によっての運用リコメンド
(画面は当社画面)
中央日本土地建物様「REVZO」
“「はたらく」を解き放つ”をコンセプトに、オフィスワーカーが自分らしく、心身ともに健やかに、創造的に働くことができる中規模オフィスビル「REVZO」を展開されています。クラウド専業ベンダーが運用する専用サイトに設備管理情報を一元化することで、入居者様自身のスマホから館内の照明や空調等の操作に加え、会議室予約システムと連動した会議室内入退管理と利用料課金の自動化を実現しています。また、入居者様は、自分のスマホで照明、空調といった館内設備の操作を行うことが可能で、加えてラウンジや会議室の利用状況を確認することが可能です。管理側においては、複数棟のビルをクラウド上で遠隔管理できることで、管理コストの削減を実現しています。
働き方変革を実践するオフィス構築
サッポロホールディングス様
サッポロホールディングス様では、グループ創業150周年となる2026年に向けて、2026グループビジョンである「サッポログループは世界に広がる『酒』『食』『飲』で個性かがやくブランドカンパニーを目指します」を策定しています。このビジョンの実現のために、1997年竣工の東京都渋谷区のサッポログループ本社棟を大改装し、サッポログループが目指す未来の姿を社内外に向けて発信する重要拠点と位置づける活動を開始しました。内田洋行・パワープレイスは「サッポログループ本社棟リフレッシュプロジェクト」の重要な柱となる全体構想、働き方変革、移転計画、働く場の環境構築までを支援しています。
基本構想(ありたい姿の創造)
グループの各事業会社からの代表者を集めたワークショップを実施。サッポログループ本社棟での自分たちの将来像から、本社棟での働き方のありたい姿を議論しました。活動にあたり、トップインタビューにより様々な戦略を明確化し、ハード・ソフト両面での施策を展開しています。
コロナ禍でのオフィス構築の決断
自らが業務に応じて最適な機能と場を選択する内田洋行のアクティブ・コモンズを採用いただき、「オープン」「フラット」「コミュニケーション」をコンセプトとしたオフィス環境を設計しました。7階から階下へ3階までを順次改装していく計画の中、4階の工事期間中に緊急事態宣言を迎えました。事業継続の視点からも、今回のオフィス計画は有効と経営判断をいただき、無事に3階までの工事を完了いたしました。社員の行動変革とサッポロホールディングス様の更なる成長に向けた組織風土改革に繋げています。
R&D研究開発拠点のオフィス構築
株式会社クボタ様 グローバル技術研究所
クボタ様では、研究開発拠点の連携強化のためのハブの役割、製品開発や先端技術開発の強化を目的にグローバル技術研究所を大阪府堺市に新設されました。約1万8000平方メートルにおよぶワンフロアにエンジニアを集約し、部門間の活発な交流により新たなイノベーションを創出する設計・研究棟の執務スペースなど、先端的なオフィス環境となっています。内田洋行グループは、働く場の構築支援、研究開発業務に最適なファニチャー、AV・ICT、ネットワークインフラ、運用マニュアル制作などをご支援いたしました。
イノベーションを引き起こすチームの拠点Team Baseの開発
社会課題:時間や場所を超えていく多様な働き方の選択肢が増える一方で、社員同士の対面の繋がりが希薄になり、社員間でのノウハウの伝達やマネジメント上の困難さなど、さまざまな課題も顕在化しています。チームの一体感を高める環境づくりが必要になっています。
内田洋行の取組み:イノベーションを生みだすチームのための「Team Base」を開発しました。メンバー同士の距離を繋げ、気軽に相談できる人間関係の構築や、目的意識を明らかにしてチームで成果を導くために、働く環境に必要な情報を自在にコントロールできる場の提案です。仲間がすぐそばにいるから解決できる場、必要なものがすぐそばにあるから仕事がはかどる場。チームの士気が高まりチームの可能性が大きく広がります。
「働き方変革」に関するお問い合わせ先