兵庫県立 姫路商業高等学校

グループワークを通して生徒の個性を発見し、強みを育む。
コミュニケーションに特化した対話型教室

一斉授業からの脱却。生徒主体の学びを生む教室へ

主に情報科学科・商業科の生徒たちがグループワークや専門科目で使用する実習教室。以前はプロジェクターが前方に一台のみという典型的な「一斉授業型」のレイアウトだった為、生徒達はどうしても聞く姿勢が中心に。

このような受け身の授業スタイルを一新することを目的とし、SmartInfillを活用して前後2台のプロジェクターと左右6台のモニターを設置。机と椅子は可動式タイプに変更し、さまざまな体形・方向で授業ができる自由な空間へリニューアルしました。

空間の工夫で授業への姿勢が変化

グループワークではwiviaを使用することで、生徒が簡単に自身のPC画面をモニター投影することが可能。可動式の椅子ですばやくグループを組んだり、移動することができる。

こうした生徒が主体となって動き学ぶための工夫により、授業内での会話が自然と増え、以前より楽しんで授業に取り組む様子が見えるようになったそう。また、グループワークの中で普段は見えないリーダーシップを発揮する生徒が現れるなど、一人ひとりの個性も見えるように。

先行でリニューアルを行なった教室での反響を受け、3つある全ての実習室にSmartInfillと二台以上のプロジェクターを導入しました。
現在では授業以外にも校内外の研修や職員会議にも利用され、運用状況に合わせたアップデートも検討しています。

グループワーク中はロールカーテンで空間を仕切り、発表直前までそれぞれの作品が見えないようにすることができる。
開放感と木のぬくもりを感じる杉材の壁面。
前後左右最大9つの画面を同時に使用することができる。

兵庫県立 姫路商業高等学校

所在地

〒670-0983
兵庫県姫路市井ノ口468