新学習指導要領で行われるプログラミング教育

2020年度より実施される小学校の新学習指導要領において、プログラミングが明示されました。
総合的な学習の時間のほか、各教科等の内容の指導の中で実施していくことになります。

総合

自分たちの暮らしとプログラミングとの関係を考え、プログラミングを体験しながらそのよさや課題に気付き、現在や将来の自分の生活や生き方と繋げて考えることが必要である。

理科

実際に目的に合わせてセンサーを使いモーターの動きや発光ダイオードの点灯を制御するなどといったプログラミングを体験することを通して、その仕組みを体験的に学習するといったことが考えられる。

算数

正多角形の学習に関連して、児童の負担に配慮し、コンピュータを活用して正多角形の作図をするプログラミングを体験することができることを示している。

文部科学省:小学校学習指導要領解説より抜粋

『小学校プログラミング教育の手引(第三版)』が公開

2020年2月に、文部科学省より「小学校プログラミング教育の手引(第三版)」が公開されました。手引きの中で小学校段階のプログラミングに関する学習活動の分類例が明示されています。

文部科学省 小学校プログラミング教育の手引
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1403162.htm

プログラミングに関する学習活動の分類

ウチダのプログラミング教材は
「小学校段階のプログラミングに関する学習活動の分類」のAに対応を充実させています。

A
学習指導要領に例示されている単元等で実施するもの
B
学習指導要領に例示されてはいないが、学習指導要領に示される各教科等の内容を指導する中で実施するもの
C
教育課程内で各教科等とは別に実施するもの
D
クラブ活動など、特定の児童を対象として、教育課程内で実施するもの
E
学校を会場とするが、教育課程外のもの
F
学校外でのプログラミングの学習機会

※文部科学省「小学校プログラミング教育の手引(第三版)」より

理科

文部科学省「 小学校プログラミング教育の手引(第三版)」

小学校プログラミング教育の手引き

「学習活動とねらい」より抜粋

具体的な実験装置としては、手回し発電機や光電池などでコンデンサに蓄えた電気を電源とし、例えば、人を感知するセンサーにより通電を制御するスイッチをつないだ、発光ダイオードの点灯回路を作成し、その上で、このスイッチの通電を制御するプログラムの作成に取り組みます。

プログラミングスイッチ

たとえばウチダの「プログラミングスイッチ」

ウチダのプログラミングスイッチで、実験ができます。

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  • 指導しやすい!

    プログラムで制御できるスイッチを追加するだけなので、「電気の利用」で展開できます。

  • 簡単!

    操作が簡単なプログラミングアプリにより児童も無理なく学習することができます。

  • 低コスト!

    学校でお持ちの実験器をそのまま使用できます。

6年生 「電気の利用」 授業内容

  1. 1電気は、つくりだしたり蓄えたりすることができる

    蓄 電

    蓄電

    手回し発電機で発電し、コンデンサーに蓄電を行う。
     

  2. 2電気は、光、音、熱、運動などに変換することができる

    変 換

    変換

    LEDと豆電球を比較し、省エネに関する学習を行う。
     

  3. 3プログラミングを活用して省エネを学ぶ

    プログラミングで制御

    プログラミングで制御「新学習」

    通電のON/OFFをプログラムで制御するとさらに省エネになることを学習する。

必要となる実験器

「デジタル蓄電実験器」は発電した電気の残量が一目で分かります。

算数

文部科学省「 小学校プログラミング教育の手引(第三版)」

プログラミングを通して、正多角形の意味を基に正多角形をかく場面(算数 第5学年)
図形を構成する要素に着目し、プログラミングを通した正多角形のかき方を発展的に考察したり、図形の性質を見いだしたりして、その性質を筋道を立てて考え説明したりする力を確実に育みます。

正三角形を正しくかくためのプログラム例
正六角形を正しくかくためのプログラム例

文部科学省 小学校プログラミング教育の手引(第三版)を元に作成

たとえばウチダの「toio™ビジュアルプログラミングセット」

PCを使用します

1専用マットに描かれている正多角形のプログラムをScratch3.0と同じブロックでプログラミングできるソフトウェアで作成します。

正六角形

2スタート地点にロボットを置いてスタートさせると、正多角形の上をロボットが走ります。

ビジュアルプログラミング用マット

三角形、五角形、六角形など8種の専用マットを用意。(当社オリジナル)すぐに授業に取りかかることができます。

教育委員会様・教育センター様へ"toio"デモ機を貸し出しいたします。
デモ機はこちらからお申し込みできます。

Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。
https://scratch.mit.eduから自由に入手できます。

“toio”は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標または商標です。

ピックアップ教材

Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。
https://scratch.mit.eduから自由に入手できます。

“toio”は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標または商標です。

プログラミング教材をご紹介した、「プログラミング教材カタログ」もご覧ください。

プログラミング教材カタログ

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当社では、教職員向けのプログラミング研修を開催させていただいております。
学習指導要領におけるプログラミング教育について、授業の実践事例の発表や、プログラミング教材のワークショップを通し、ご体験いただけます。
教育委員会主催の研修会や教科研究会情報部会など、プログラミング教育の指導をされる先生方向けとして実施いたします。

プログラミング研修

プログラミングワークショップの様子

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