CBTプラットフォーム
国際的標準規格に完全準拠
世界標準のCBTプラットフォーム
TAO(タオ)は、PISA(OECD)や全国学力・学習状況調査等で実績のある、CBTプラットフォームです。
このようなご要望はありませんか?
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都道府県や教育委員会でCBTによる学力調査を実施したい
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学期末テスト・単元テスト・入試をCBTで実施したい
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「話すこと」調査など、通常のペーパーテストでは難しい試験を実施したい
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インタラクションやシミュレーターを伴う試験を実施したい
文部科学省のCBT調査を受託した実績を持つ当社がご支援いたします
『文部科学省 学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT)』に
TAOが採用されました
緊急時でも子供たちの学びを保障するために行われた文部科学省の調査研究事業において開発・提供された「MEXCBT(メクビット)」は、CBTプラットフォームTAOをベースに開発されました。
文部科学省のCBT調査として当社が受託した実績
時期 | 文部科学省のCBT調査として当社が受託した実績 | 対象 |
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平成25年度 | 情報活用能力調査 | 小学校5学年(116校3,343名) 中学校2学年(104校3,338名)オフライン |
平成28年度 | 高等学校基礎学力調査 | 高等学校(12校2,600名) オンライン/オフライン |
平成29年度 | 高校生のための学びの基礎診断 | 高等学校(8校700名)オフライン |
平成30年度 | 全国学力・学習状況調査(英語予備調査) | 中学校3学年(136校22,000名)オフライン |
全国学力・学習状況調査 活用調査研究 | 小学校(6校500名)オンライン | |
平成31年度 (令和元年度) |
情報活用能力調査(試行調査) | 小学校・中学校・高等学校(6校650名) オンライン/オフライン |
全国学力・学習状況調査(英語「話すこと」調査) | 中学校3学年(約10,000校/1,000,000名) オフライン |
上記調査をTAOにて実施しています
CBTプラットフォームTAOの特長
CBTプラットフォームTAO(タオ)は、OECDのPISA調査をはじめ、同時受験者20万人規模の実績のある、オープンソースのCBTプラットフォームです。
内田洋行グループである(株)インフォザインにて、開発元であるOAT社とパートナー契約を結び、日本国内向けに提供しています。
大規模調査での実績
OECD PISA調査 | OECD加盟国で実施される学力テスト |
フランス DEPP | 国内の学力調査をCBTで実施 |
イタリア INVALSI | 国内の学力調査をCBTで実施 |
アメリカ NYC DoE | 外国語のテストおよびギフテッドアンドタレントプログラムで実施 |
アメリカ ACT(Amerixan College Program) | アメリカ大学入学希望者が受験するテスト 2016年からCBTエンジンとして採用 |
直感的な操作で簡単にCBTの問題・テストが作成可能
標準的な択一問題から、音声を録音したり動画を見て答える問題など、さまざまな問題形式が用意されています。
また、問題作成は、パレットの豊富な問題形式からドラック&ドロップの直感的な操作で行うことができます。
作成できる形式の例


標準的な択一問題画面


画像表示と数式表示、論述式問題画面


動画による問題(途中停止、再生回数制限が可能)


英語などのスピーキング問題
簡単な操作で問題が作成できます


問題エディターメニュー画面
オープンソース・ソフトウェアによるクイック・スモールスタート
TAOはライセンスフリーの商用OSS(オープンソース・ソフトウェア)のため、費用を抑え、すばやく導入することが可能です。クラス単位の小規模なCBT構築から手軽にスタートできます。
クラウドでもオンプレミスでも
TAOは、クラウドによる構築はもとより、学内で設置、運用管理を行うオンプレミスでの構築も対応いたします。セキュリティの面から学内で情報をしっかりと管理したいというニーズにもお応えできます。
TAOのおもな機能
作成・編集 | 問題作成 |
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テスト編集 |
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実施 | テスト配信 |
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テスト実施 |
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テスト採点 |
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レポート | テスト結果レポート |
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管理 | 受験者管理 |
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TAO概要図
TAOは、テストを行う上で必要な機能を備えているだけでなく、QTIやLTIといった標準規格に準拠したテスト問題を活用・相互利用することができます。
QTI…LMSとテスト問題をつなぐインターフェース
LTI…LMSと学習ツールをつなぐインターフェース
教育データ連携・活用のための国際技術標準規格への対応
GIGAスクール構想によって学校へ1人1台端末の整備が進み、学力テストのCBT化が進むにつれて、初等中等教育(小中学校、高等学校)段階においても、コンピューターによるテストや学力調査が行われるようになります。
テストだけでなく、学校には、校務支援システムに入力された出欠席情報、成績情報、保健室利用記録、アンケート等様々なデータがあります。コンピューターで取得されたデータは蓄積や連携し、分かりやすく可視化することで、児童生徒の状況を迅速に行い、エビデンスに基づいた的確な指導や支援ができるようになります。
教育データの連携・活用の流れの例
出典:文部科学省 教育の質の向上に向けたデータ連携・活用の取組
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1387543.htm
文部科学省でも、「GIGAスクール構想により、1人1台端末の整備が進む中、データの種類や単位がサービス提供者や使用者ごとに異なるのではなく、相互に交換、蓄積、分析が可能となるように収集するデータの意味を揃えることが必要不可欠」として、「①データ内容の規格及び②技術的な規格を揃えること(データの標準化)」を進めています。
蓄積されたデータをスムーズに連携できるよう、内田洋行では、標準化された規格に基づいた製品開発・サービス提供に力を入れています。
当社から提供するCBTシステムは、教育のための国際的なIT技術標準に準拠しています。
学習マネジメントシステムにおける技術標準
<IMS技術標準の例>
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アプリ間のシングルサインオンとデータ連携
- LTI
Learning Tools Interoperability - 教材・アプリ間での認証連携(シングルサインオン)や、連携後のアプリ間でのユーザー情報、成績、教材へのリンク等の交換に用います。
- LTI
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学習履歴の蓄積
- Caliper Analytics
- 教材・アプリの枠を超えた学習活動の可視化や分析を可能にすることを目的とした国際標準です。アプリの実行時間・操作履歴・学習成績等のログを統一します。
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名簿・教材・成績情報の交換
- OneRoster
- 教員・児童/生徒や、クラスなどの情報の交換に用います。児童・生徒の成績や、教材情報の交換もカバーしています。
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学習目標、カリキュラムの標準化
- CASE
Competencies and
Academic Standard Exchenge - 学習目標、カリキュラムの記述方法を標準化することを目的としています。「何を学ぶ」教材なのか、何を身につけることが目標なのかを、アプリ間で共通認識できるようにします。
- CASE
IMS技術標準に関する紹介・お問い合わせは:日本 IMS 協会
https://www.imsjapan.org/
TAOが準拠する特長的な標準規格
流通性の高いQTI形式の問題・テスト
TAOは、テスト・ドリルの国際的標準規格QTI(※1)に完全準拠した問題ならびにテストを作成することができます。そのため、作成した問題・テストはエクスポートし、QTI対応の他システム(LMSなど)に取り込み、利用が可能。また、他システムで作成したQTI形式の問題・テストも、TAOで利用することができます。
※1 QTI(Question & Test Interoperability):米国のコンソーシアムIMSが推進する問題とテストの相互互換を可能とする標準規格。
Moodleなどの外部LMSとのシームレス
TAOは、学習支援ツールの相互利用を保証する国際的な標準規格LTI(※2)にも準拠しているため、現在ご利用中の学習ツール(Moodleなど)とのシームレスな連携利用が可能です。
※2 LTI(Learning Tools Interoperability):米国のコンソーシアムIMSが推進する学習支援ツール間の相互運用性を保証する標準規格。
TAOはQTIやLTIといった、
標準規格に準拠したテスト問題を活用・相互利用することができます
- 別のテストで使った問題でもOK!
- 他社製でもOK!
- LMSへ連携可能!
L-Gate~国際技術標準を活用した学習エコシステムの実現へ
学校向け学習eポータルL-Gate(エルゲート)は、国際技術標準を活用して開発を行っています。
TAOをはじめとした国際技術標準に準拠した製品・サービスとの連携により、学習エコシステムの実現を目指しています。
CBTによる教育データ活用をご支援いたします。
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