社会福祉法人×支援記録のデジタル化 - 導入事例

社会福祉法人 × 支援記録のデジタル化

社会福祉法人創樹会福山六方学園

支援記録のデジタル化で
利用者様一人ひとりが望む支援を提供しやすく

「福山六方学園」さまは、広島県福山市に昭和34年に開設された障がい者の支援施設です。『素直で明るくたくましく』をスローガンとして、利用者様一人ひとりが望む支援を提供するため、非常に意欲的に取り組まれています。
県からの補助金をきっかけにシステム導入を検討され、絆あすなろ台帳を採用いただきました。導入の経緯や導入の効果、今後の課題など、詳しく伺いました。

導入システム	絆障がい者福祉システムあすなろ台帳
ソリューションパートナー	西日本オフィスメーション株式会社

導入前の課題

■「パソコン入力が難しい」という先入観や従来の業務への慣れもあり、システム導入が進まなかった
■支援記録のデジタル化で、サービス品質の向上につなげたい

法人理念とシステム導入の背景

利用者様一人ひとりが望む支援を提供

－「創樹会」さまの法人理念と運営方針について教えてください－

「高齢者が落ち着いて生活できる体制を整え、地域移行の支援をしたい。」という理念のもと、グループホームや短期入所サービスの受け入れ枠を増やしています。
また、障がい者が介護保険制度に移行する「65歳問題」についても真剣に捉えています。高齢で認知症などにより判断力が落ちてきた利用者様と、障がい者から高齢者になった利用者様とでは背景が異なるからです。
ゆっくりと過ごしたいという方がいる一方で、自己表現したいという方もいます。できるだけ利用者様が望む環境を支援できるように、アート活動にも力を入れています。過去には舞台発表など音楽活動への取り組みも行っていました。いずれまた復活させたいですね。

導入後の付き合いも視野に入れてシステムを選定

－絆を導入された経緯について教えてください－

当時は手書きで台帳に支援記録をつけていましたが、まだまだ本気で取り組んではいませんでした。県からの補助金をきっかけに、台帳システムや給与、給食のソフトなど同時に検討をはじめました。熱心な営業担当の対応が決め手となり、導入後の付き合いも視野に入れて絆を採用することにしました。

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導入について

一部の業務から徐々にシステム化

－システム化について職員の方の反応はいかがでしたか？－

「パソコン入力が難しい」という先入観や、独自に作成したExcelシートへの慣れから、どうしても抵抗を感じる職員がいました。しかし、財務・給与・給食など基幹業務から徐々にシステム化してパソコンの操作に慣れたこともあり、台帳システムについてもとくに反対意見は出ませんでした。

絆の導入で正確に記録する習慣がついた

－手書きでの記録業務からの移行はスムーズに進みましたか？－

当初はパソコンの台数が不足して手書きとパソコンを併用するなど運用上の課題はありましたが、徐々にパソコン入力へと移行しました。以前の手書きで記録業務を行っていた頃と比べて、絆の導入後は正確に記録する習慣もつきました。

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導入の効果

支援記録をもとに、きめ細かなサービス提供が可能に

－システムを導入した効果はありましたか？－

利用者様の支援記録がデジタル化され、一人ひとりにあった支援を提供しやすくなりました。また、預かり金システムを使用することで利用者様向けの明細開示や通知を行いやすくなりました。

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現在の課題

ベテランから新人へ操作方法を伝達できる体制が理想

－現在の課題などありますか？－

ベテランの職員が新人にシステムの操作方法を教えられる体制が理想です。しかしながら日々の業務に追われて教育・伝達がうまくできていません。システムを使いこなせていない職員向けにメーカーから機能の説明やワンポイントアドバイスなどの情報発信（お便り）があると嬉しいです。

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今後の展開

タブレット端末の活用に関心

－今後の展開について教えてください－

タブレット端末を業務に活用できないか関心を持っています。まだ先になりそうですが、現実的な運用方法を見極めたうえで導入を判断したいと思っています。

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お客様プロフィール

施設名	社会福祉法人創樹会　福山六方学園
所在地	広島県福山市
URL	http://www.normanet.ne.jp/~fukuroku/

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