 
 [概要]
・1年前との比較による、原価高騰の実感度合
		・原価高騰による影響が最も強く出ている分野
		・原価高騰への対応策の実施状況
		・原価管理の方法
		・製品の原価を把握している単位
		・原価を把握する上での課題
		・原価データの活用目的(現場および経営層・管理部門)
		・原価管理システムの導入予定
		・原価管理システム選定の重視ポイント
		・原価管理システムを導入しない理由
調査の目的:プロセス型製造業の原価管理の状況および課題を把握
		調査対象:  従業員数100名以上のプロセス型製造業(食料・飲料、酒類、石けん・合成洗剤・医薬品・化粧品、日用品、石油製品)の企業にお勤めで、原価管理に携わっている方
		調査時期:2025年5月 [スクリーニング調査:8日間、本調査:3日間]
		調査方法:インターネットリサーチ
		有効回答数:スクリーニング調査:7,545、本調査:308
		調査機関:株式会社内田洋行
プロセス型製造業の87.4%が過去1年間で製品原価が高騰したと実感しており、分野別では「調達・購買」への影響が49.1%と最も高い。
 
   
  原価が「大幅に高騰した」「やや高騰した」と回答した人に、原価高騰への対応状況を質問。どの対応策も「実施したいが未実施」が30%を超えており、「実施済」は半数に達していない。企業は原価高騰に対応したくても、なかなか進められていない現状が明らかに。
 
  原価管理の方法は「表計算ソフト(Excelなど)」の利用が44.5%と最も多く、「独自開発した原価管理ツール(28.2%)」も比較的多め。原価管理のシステム化が進んでいない実態も明らかに。
 
  製品の原価を「製品単位(38.1%)」で把握できている企業が最も多く、次いで「製造プロセス単位(25.2%)」との結果に。一方、「工場単位(23.0%)」や「全社(12.2%)」でしか原価を把握できていない企業が合わせて35.2%に上った。
 
  具体的な課題は「部門や担当者ごとに原価の計算方法が異なっていて、数字にばらつきが出る(41.0%)」が最も多く、次いで「原材料費の変動をタイムリーに原価に反映できない(34.6%)」や「原価の計算に工数がかかる(33.5%)」が挙げられた。
 
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