
アーカイブシステムの導入で、メールのバックアップを最適化
導入前の課題・背景
全ユーザーのすべての送受信メールを保存できる環境がなく、情報漏えい時の追跡調査や監査時のメール提供が不十分でした。また、メールデータのバックアップに膨大な費用がかかっていました。
- すべての送受信メールを保存していないため、情報漏えい時にメールによる追跡調査が行えない。
- 監査の際にすべての送受信メールを提供できない。
- メールのバックアップに膨大な費用が発生。また、既存のExchange Serverでは効率的な運用が行えない。
解決策
<アーカイブシステム導入の方式> |
メールボックスアーカイブ |
各ユーザーのメールボックスにて、一定期間アクセスがない古いメールを自動的にアーカイブシステムへ圧縮/移動します。これにより、メールボックス容量の最適化を実現。もちろん、アーカイブ化されたメールの閲覧も可能です。 |
ジャーナルアーカイブ |
Exchange 2007 のジャーナル機能とアーカイブシステムを組み合わせることで、ユーザーが送受信したすべてのメールをアーカイブシステムで取得し保存。また、検索機能を提供します。 |
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導入効果
- Exchange Server に、別途アーカイブシステムを連携させて、すべての送受信メールをバックアップすることが可能に。
- ユーザーの利便性を損なうことなくメールボックス容量を最適化(節約)。
- メールのバックアップにかかるコスト低減に貢献。