社会

地域・社会とのかかわり

地域・社会とのかかわり

地域社会があってはじめて企業活動が成り立つことを意識し、「良き企業市民」として社会に貢献してまいります。

将来の担い手育成 ~大学研究機関への協賛~

内田洋行では、これからのSociety5.0時代の学びに向けて将来の担い手となる人材を育成するために、大学や研究機関と連携し、共同研究に取組んでいます。

●アクティブ・ラーニング研究

一般社団法人教育環境デザイン研究所:産学官協働の教員育成研究

●教育AI研究、LA研究

一般社団法人エビデンス駆動型教育研究協議会

●「学び続ける教師」をテーマとした勉強会の開催

公益財団法人東京財団政策研究所

●教育DX時代を見据えた教員養成系大学への協賛(協働研究)

北海道教育大学:未来の学び協創環境実践研究
宮城教育大学:情報活用能力、教員養成学習環境
上越教育大学:教育・学習システムの開発と評価

北海道教育大学、宮城教育大学、上越教育大学とは、それぞれ包括的事業連携に関する協定を締結。IoT百葉箱を寄贈・設置し、気象データを学習活動に活用いただく等、教育DX時代を見据えた幅広い取組みを行っています。


IoT百葉箱が設置されている箇所の気温データが確認できます

1日の気温の変化

京都市と「建築物等における北山杉の利用促進協定」を締結

京都市北山杉のブランドの再生と利用促進に向けて、京都市と内田洋行、三井住友信託銀行、菊池建設、ナイス、京都北山丸太生産組合、京北銘木生産協同組合にて「建築物等における北山杉の利用促進協定」を締結しました。これにより、「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に基づき、北山杉の林業技術や文化の継承とSDGs、2050年カーボンニュートラルの実現等に貢献することを目指しています。また、この取組みの一環として、北山杉の歴史や魅力、活用事例をまとめた『京都・北山杉PR BOOK』を刊行しました。当社は、北山杉を生かした空間・内装デザイン活用を拡げ、小中高大の学校空間、商業施設、福祉施設、民間企業、市庁舎への積極的な木質化空間を提案してまいります。

『京都・北山杉PR BOOK』
床柱に北山杉を取り入れた組立和室
北山杉製ルーバーで空間を演出

教育データやエビデンスを活用した教育を実現させるために一般社団法人エビデンス駆動型教育研究協議会への協賛

GIGAスクール構想で整備され、一人一台の情報端末を用いた学習環境が整備されました。その中で、デジタル技術を用いた教育・学習によって蓄積・収集される教育ビッグデータを活用して、様々な教育・学習で得られるエビデンスを全国の教育現場で共有していく必要があります。
当社は、「教育ビッグデータ」を科学的に解析し、学びのプロセスを可視化して、エビデンス駆動型教育の学術研究を推進し、実践していくことを目的に設立された「一般社団法人エビデンス駆動型教育研究協議会」の取組みに賛同し、エビデンス利用教育の普及に協力しています。

環境教育教材

次の世代を担う子どもたちへの環境教育のための教材、実験器具を開発し小学校、中学校、高等学校で行われている「環境についての学習」を支援しています。

●実験器具、体験教材


マルチエネルギーキット
水力/風力/光電池の3種類の発電モジュールによるエネルギー実験ができます。


デジタル地球儀GLOMAL
環境に関するデジタルコンテンツを360°球体スクリーンに投影し、地球規模で環境を考えます。

発電エネルギー比較実験器
LEDの点灯に必要なエネルギーが豆電球に比べて少ないことを、手回し発電機で点灯させることによって、実感できます。

●ソフト教材

授業で使いやすいソフト教材を様々な形態で提供しています。
(左)ゴミをへらそう!リサイクル
(右)森はともだち

「熱中小学校プロジェクト」を通じて、地方の人材育成・地域活性化を応援

内田洋行は、2015年から始まった地域活性化と大人の学び直しを目的とした「熱中小学校プロジェクト」に参加しています。また、「食」をテーマに生産者と消費者をつなぎ、食べる楽しさをはぐくむコミュニティづくりを目指す「食の熱中小学校」事業も応援しています。2020年11月からは企業版ふるさと納税を活用し、熱中小学校を展開する市町村自治体へ寄付を行いました。

●「企業版ふるさと納税」これまでの寄付先

北海道東川町、北海道芽室町、北海道帯広市、北海道白老町、北海道広尾町、宮城県丸森町、山形県高畠町、長野県高森町、富山県高岡市、千葉県銚子市、和歌山県上富田町、和歌山県かつらぎ町、和歌山県すさみ町、和歌山県和歌山市、鳥取県琴浦町、山口県萩市、徳島県上板町、高知県越知町、宮崎県小林市、熊本県人吉市、鹿児島県肝付町

宮崎こばやし熱中小学校での授業の様子
ひとよしくま熱中小学校での授業の様子

日本のスポーツ振興支援。トップクラスのアスリート選手を雇用

公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が実施するトップアスリート就職支援ナビゲーション「アスナビ」を通じ、パラ卓球(知的障がい)・和田なつき選手と陸上競技女子円盤投・辻川美乃利選手を採用しています。世界に向けて挑戦する両選手へのサポートを通じて、より豊かな人間社会実現のために日本のスポーツ振興を支援しています。

●和田なつき選手

2023年6月パラIDジャパン・チャンピオンシップ卓球大会での初優勝以降、数々の国際大会で優勝。2023年10月杭州2022アジアパラ競技大会での優勝によってパリ2024パラリンピック競技大会への出場権を獲得しました。

「パラID全日本卓球選手権大会 2023(2023年12月3日)」2位

●辻川美乃利選手

大学院進学後、2019年度国体において女子円盤投で優勝。その後、国内の主要な大会で実績を残し、2023年は日本陸上競技選手権大会で3位となりました。また2023年10月に開催されたアジア投擲選手権大会(韓国・木浦)に日本代表として出場しました。

「Yogibo Athletics Challenge Cup 2023(2023年10月1日)」3位(53m84)

日本車いすラグビー連盟への協賛(オフィシャルサポーター)を継続

2019年7月より、オリンピック・パラリンピック東京大会を契機に、日本車いすラグビー連盟のオフィシャルサポーターとして協賛を行っております。この事業においては、学校市場への当社ブランドの向上、特別支援教育を強化していること、また、当社主催の業界イベントでの車いすラグビーの普及・啓発コンテンツでの協力や内田洋行グループ社員への車いすラグビーへの興味・関心を高めていくための啓蒙活動を行っております。

日本ラグビーフットボール協会「スクラム・ジャパン・プログラム」への協賛

内田洋行は、ラグビーを通じて主に小中高の児童生徒の育成と地域の繋がりを促進するという「スクラム・ジャパン・プログラム」の趣旨に賛同し、協賛を行っております。当プログラムを通じて、「未来をつくる、子どもたちを逞しく育む」ことを応援しています。

ビジネスインターンシップ制度の実施

内田洋行では、2004年より毎年1~2週間のビジネスインターンシップを実施し、今までに714名の学生を全国から受け入れています。ビジネスインターンシップの意義は「就業体験を通じて、参加者の社会に対する関心を上げるとともに、経験によってモノの見方・考え方の幅が広がる支援をすること」と捉えています。

2023年は4年振りに全日程対面形式での開催となりました。参加学生の皆様には社会課題解決の取組みである「働き方変革」「学び方変革」「場と街づくり変革」を学んでもらいながら、実際に現場で事業に携わる社員の指導を受けて、就業を体験していただきました。

●受け入れ実績
2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年
33名44名47名48名56名51名48名
2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年
43名31名35名35名36名33名26名
2018年2019年2020年2021年2022年2023年
32名47名10名30名15名14名

東京都立江東特別支援学校インターンシップへの協力

2022年より、東京都立江東特別支援学校が実施するインターンシップ就業体験(同学校の生徒の手作りお菓子の販売実習)に協力しています。

内田洋行東陽町オフィスにて

認定NPO法人キッズドアの活動を支援。貧困に苦しむ子どもの状況を知る、社員向けセミナーを開催

「すべての子どもが夢や希望を持てる社会へ」。当社と同じ中央区新川に所在地をおき、日本における貧困や教育格差など様々な問題に対してサポートを行っている認定NPO法人キッズドアの活動に、2018年から支援を続けています。2023年10月には、内田洋行新川本社ビルにおいて、キッズドア理事長の渡辺由美子様にお越しいただき、貧困に苦しむ子どもの状況とそれに対する活動内容を説明いただく社員向けセミナーを開催しました。

社員向けセミナーの様子

最終更新日付:2024年6月3日